Nの苦行・荒行 香港生活

30代の視線で香港での苦行荒行を綴って参ります。

想像力・感受性の欠如

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*車道のど真ん中を堂々と走行する自転車

 

基本的に香港人は、想像力の乏しい人が多いと思う。

 

(多いと思うのはワタクシの主観であるので、10人に1人だから多いのか、100人に1人だから多いのかなど、その辺は明確に出来ないのではあるが)

 

故に、「何でそういう動きをするの?!」とか、

「いやいや、そこで突っ込んできたら駄目でしょ」とかしょっちゅうある。

 

そのため、

赤信号に向かって全速力でアクセルを踏み込むバスのドライバーも珍しくないし、

買い物終わりにカートを片付けずに去っていく人もワタクシの感覚からすれば多い。

 

目も口も半開きにし、スマホをいじってゾンビのように徘徊する人たちの何の思考力のない人たちを見て、

この人たちに自分の考えはあるのだろうかと疑問に思う次第である。

(歩きスマホは世界中で多いのだろうけれど、。)

 

先日のカスタマーサポートとのバトル。
アレから、何度リマインダーを送っても連絡は来ず、ホームページ上の電話番号は、永遠にテクニカルなトラブルを経験し続け、電話は一方的に切られ、かかってきた電話番号へ折り返しても、永遠に営業時間外、おまけにアイテムを送り返す際に教えられた工場の電話番号も、結局は電話会議用のフェイク番号…。

 

 

・・・なんて会社だ・・・。

 

 

唯一つながる、全く関係ない購入前のサポートセンターの人に話をするしかなく、散々吠えてあきれられた挙句にようやく連絡が来たのである。

 

修理品を送ったのは3週間前。

そこから「確認します」といったきり、毎日リマインダーを送っても無視を続け、ようやく電話があったと思えば

 

「どうしてこのようなことが起こったか調査しており云々かんぬん…」

 

明らかにスクリプトを読んでいたので

 

「チョット待って、なんでワタクシが送った荷物を受け取らないかじゃなくて、何でこんな報告をするだけのために3週間もかかったのか聞いているんですけど」

 

といっても、

 

「Sorry,,, but(原稿に戻る)」

「それについては改善を勤めます(そして原稿に戻る)」

 

結局何度止め、そこを指摘しても、何にも言葉が浮かび上がってこないのである。

 

「いやいや、なんで3週間かかったのか聞いてるんだけど?」

 

と、手を変え品を変え、怒りを伝えても

 

「工場側からフィードバックがないから」

 

とか、その程度のことしか言えず、

 

「じゃあさ、工場に電話したの?5分で確認できるでしょ?リマインダー毎日送ったけど、何でそれに対して『今確認中です』の一言も言えないのか」

 

と、言ったところで、それが問題だと毛頭思っておらず、「対応すりゃいいんでしょ?」「対応するって連絡してるんだからもういいじゃん」というのりであるのがアリアリと伝わってくるのである。

 

なので、何度その手のシンプルな質問をしても

「工場が~…」

「今調査中で云々」

「フィードバックがないから連絡することがなかった」

 

 

…基本的にホウ・レン・ソウの文化はないようである。だ、ものだから、基本的にそういう電話があっても

 

「返金担当の部署から後で連絡があります」と、。

 

・・・いやいや、後でっていつなの?また3週間後とかありえないんですけど

(*ちなみに一番最初に連絡をしたのは2ヶ月弱前である)

 

「いや、だから後で…」

 

「じゃあ、それがいつになるのか確認しようか」

 

「ですから、Laterです」

 

 

…話にならない。

言葉が通じる人がコミュニケーションをとれる人とは全くもって限らないことを痛感させられるのである。

 

 

最後に

「じゃあ、連絡がない場合はどこに電話したらいいの?」と聞いても、あの永遠にテクニカルトラブルのある電話番号しか教えてもらえず、何度あれがワークしていないか伝えても結局変わらず…

 

「いい?あの電話番号は絶対に人にはつながらない仕様になってるから」と言っても、何一つイレギュラーの対応は提案がなく。いくらリクエストしても、通常の方法を案内され続け、どんなにそれが機能していなくてそれのせいで2ヶ月経っているか、ドラマチックに説明したところで、何の意味もないのである。 

 

・・・案の定「24時間以内に連絡させる」といった72時間経過しても連絡はなく、リマインダーを送ろうが、電話をしようが状況は何にも変わらず、つながることはないのであった。

 

この人たちがイレギュラーのための想像力を働かせるのはものを売る時だけであって、それ以外の時には、教科書に書かれた事以外のことは対応できない人が本当に多いなぁと身にしみて思うのであった、。

 

ちなみに、香港は吠えれば何とかなることも多いが、裏を返せば、吠えなければどうにもならない世知辛い街でもあるのである…。

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中国企業の対応

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最近中国企業でも面白いコンセプトの商品の開発や販売が進んできたなぁと思う。

 

そんな中、ワタクシが密かに心引かれたのがとあるカメラ。ドローンに使われている技術を使用し、手振れを物凄く防げるカメラで、面白いなぁ~・・・と思ったのである・・・

 

・・・が、

 

我が家にやってきたのは初期不良のある不良品。

 

その時点で凄くいやな予感がしたのである。

 

実は、今をさかのぼること12年前、同じく中国企業の作っているガジェットを購入した際も、驚くほど簡単にエラーが起こり、フリーズし、使い物にならなくなったのである。

 

…それの再来かと思い、とりあえずカスタマーサービスに電話。

 

「修理品については別の部署になりますからここでは案内できない」と。

 

・・・いや、別に修理じゃなくて初期不良なんだから新品と交換してよと思ったけれど、何を言っても

 

「私は何も案内できません」と一点張り。

 

「じゃあ、担当部署につないでください」というと、

「電話は転送できない」と。

 

オンライン上から問い合わせろの一点張りで一方的に切られた。

 

仕方なしにメールで問い合わせると、当然のように返事は来ず。2回催促したらやっとメールが戻ってきて

 

「詳しい状況を知りたいからエラーの動画や写真を送れ」とリクエスト。

 

それを撮影し、返信すると返信なし…。

再度催促すると

 

「ではケースを作るので、不具合の様子を教えてください。あと、○○ケア(有料の保証)を使いますか?」とのこと

 

いや、、、っていうか、既に説明してるし、
写真も動画も送ったし、
何で初期不良にこっちが金を払わないといけないのか。。。

 

すると、
そこから1週間返事なし。

 

電話番号に連絡したところで自動音声が流れ、該当する番号を押すと、録音されている一般的な案内を再生した後、自動的にラインが切れる使用に…。何度か試したものの、永遠に誰にもつながらなず…。

 

仕方なしに、部署は異なるが最初電話したところに連絡し、状況を言うと、まず取り合ってくれず。コンプレインにすると、凄く露骨に面倒くさがりながらリマインダーを送ると。24時間~48時間以内に連絡しますと言われ電話を切られる。

 

・・・ところが、3日たっても連絡なし。

 

再度、同じところに電話をし、状況を説明するとまた、全く同じ事を言われ、切られそうになり、

 

「いや、それでどうにもならなかったから連絡してるんだけど」と粘る。


結局早い話が「待て」と言われるだけ。
特にそれ以上も以下もしないと。

 

その間、店頭で修理受付をしてもらおうと試みるも
「オンライン上から予約をしろ」と言われ、試みるが、
ウェブサイトは4つの端末、3つのブラウザーから試したが予約を受け付けず…。
直接電話し、予約を受けてもらおうとしたところそれは出来ないと…。

 

 …その時点で最初に問い合わせてから2週間が経過。

 

 そしてようやく担当部署から連絡が帰ってきたと思ったら、特に謝罪もなく、坦々と「どこそこへ送れ」と、。

 

何ゆえ初期不良を送り返す宛先を聞きだすだけで2週間もかかるのか、。

ワタクシは非常に憤慨しており、かつ初期不良に対してワタクシが費用を持つ意味が分からないので「着払いで送りますから」という旨を連絡し、返答のメールを受け取った上でようやく送付。

 

・・・が、

 

3日後、その中国企業のカスタマーサービスから電話。
「あの、あなたのケースのフォローをしているので、弊社のケース番号を教えてください」と。

 

…っていうか、何を見てワタクシに電話をしてきたんだこの人は…。

 

「いや、急に言われてもそんなもんすぐに出ませんけど」というと

「じゃあいつなら都合いいですか?」と担当者

 

「っていうか、そっちにレコードないの?何でそんなのも分からず、確認もせず電話してきたの?」というと、色々言い訳をしていたが、結局見つかったとの事…この無駄なプロセスに10分…。

 

「で、カメラがまだ届かないんですけど?どんな状況?いつ送ってくるの?」と聞いてくる担当者。

 

しかし、ワタクシは、その朝、クーリエの方から「受け取り拒否されました」と報告を、その電話の10分前にうけており、ワタクシはテッキリそれを確認した上で連絡をしてきたのだと思っていたので、何をトンチンカンなことを言っているのだろうと思った次第である。

 

「っていうか、そっちが受け取ってないだけでしょ?!」とブッチギレ。

 

「分かりました状況を確認して報告します」と。

 

 

結局その日は連絡来ず。
その時点で、最初に問い合わせをしてから1ヶ月経過。

 

 

 

翌日

 

「既にロジスティックチームがあなたのカメラを受け取りましたからそれを報告するために連絡しました」とメールが。

 

しかし、

・・・ワタクシの画面上ではその日の朝も受け取り拒否になったというステータスになっていたのである。

加えて、クーリエから「また受け取り拒否になった」と電話があったのである。

 

 

…どんだけいい加減なんだ・・・

 

 

結局ワタクシ、最初に報告してから1ヶ月経っても修理品を受理すらしてもらえていない状態である。。。

 

日本ではこれほど酷い対応をされた経験は覚えがないのだが…結局これがチャイナクオリティーなんだろうか…と思わざるを得ない結果に…。

 

更に、カスタマーセンターは電話してきたりメールしてきたり…連絡方法がランダムなくせに、ワタクシには電話番号を教えてくれず。

しかし、着信を受けた時に中国の国番号から電話があったので、朝10時、そこへ電話すると

「営業時間外です。営業時間は平日朝9時から、夕方18時までです。また後で試してください」と。

 

…意味不明。

 

昼の15時にかけても結果は同じ。

 

…馬鹿にしてるのか。。。

 

ここまで来ると、もはやギャグである。

 

ホトホト疲れ果て「すぐに新しいのを送り返すか、それが出来ないなら全額返金してください」と。

 

そんなメールに返事が来るわけもなく…ワタクシが送ったカメラは送りっぱなしで引き取られることもなく2週間、クーリエの倉庫に保管されている。

 

1日1回リマインダーのメールを送り4日後くらいに

「ごめんなさい。こんなこになってしまい、あなたの心情をお察しします」とメールが。

 

いや、察したり謝ったりしてないで、どうするのか、どうなるのか、何をするのか説明をしてくれと。。。

ところが、結局2ヶ月たった今も、何も解決していない状況である。

 

 

…ワタクシ、その企業から今後、どれだけ面白いものが発売されても、もう恐らく買うことはない次第である。。。

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香港のお年玉事情…。

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*役目を果たしポイ捨てされたお年玉袋…。

 

環境問題の観点からレジ袋の有料化をいち早く導入した香港。

そして、最近、同じ観点から、ストローを廃止しようという風潮が始まった。

 

…が、

 

ワタクシの観点からすれば、それは別にエコを気にした動きではない気がしてならない。

  

人々は、ビタ一文払いたくないから有料のレジ袋を欲しがらないだけで、そこに環境のためにと考えている人などほとんどいないように思うし、ストローの廃止も、店側からしたら、コスト削減の良い言い訳が出来ただけにしか感じない。

  

話は本題へと戻り、旧正月が明けた香港。

 

30歳を越しても、独身の香港人が一年で何より活き活きとしているのが旧正月であるといっても過言ではなかろうと思われる。

 

それは、お年玉回収に余念がないためである。

 

普段来客があっても一瞥もしない同僚も、何か来客があると、物凄い笑顔と愛嬌を振り撒き、金をよこせの魔法の言葉「恭喜發財」を口にする。

 

 

 

 

そもそも「恭喜發財」は旧正月あけに使われる「明けましておめでとう」の意味ではあるが、文字をどこからどう見ても「金儲けおめでとう」だか「儲かりますように」だの、そんなニュアンスしか感じられないワタクシ。

 

それをランランとした$マークの目玉で言われたところで、早い話が

 

とっとと金を出せ

 

くらいにしか聞こえない妄想族なワタクシなのである。

 

因みに、この香港版のお年玉、旧正月中は空けず、袋から出さず、使わず…そして、三が日的なものが明けてから使うのが吉とされている。

 

…しかし、日本人のワタクシとしては「だれからいくらもらったか確認できなきゃお返しできないじゃん」と思うのであるが、そういう気持ちは毛頭ないらしい。

 

ところが、、、

 

旧正があけ、しばらくすると、街中にお年玉袋がポイ捨てされ始める。もはやありがたみも縁起も御利益もあったものではない。

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*ワザワザ破った上、ワザワザバスの階段部分にまとめて捨てられたお年玉袋


こんなに無下にただ、捨てられるだけなら、いっそのこと裸の現金で渡せばいいと思われる。その方がよっぽど環境のためになるというものである・・・

 

・・・が、

  

どうやら一部の人たちの間では、スマホの電子マネーでお年玉を送金するなんて人たちも現れ始めたらしい香港…。

 

仕事や問題解決において合理的になるのはとても素晴らしいことだともわれるが、伝統を重んじたいなら敬意を表するべきかと思われてならない。。。

 

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香港人の塩対応

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こんなバス…乗りたくない…。

当たり前のことを当たり前にしてくれないことは香港では当たり前である。

 

引っ掛け問題?

 

いえいえ。現実である。

 

 

先日、海外旅行中に盗難に遭い、加入していた海外旅行保険にクレームをした際、クレームフォームに希望の支払い方法が記載されていたのである。

 

ゆえにワタクシは、銀行振り込みのところに印をつけ、口座番号を記入。

 

こんなもの、クレームしたことがないので、チャント支払われるのか不安だったが、1ヶ月しても音沙汰がないので、電話で問い合わせるとメールを送ってくれと言われ、メールを送ると返事なし。

 

3回ほど再送したのであるが、とうとう返事はなく、再度電話で連絡したところ

 

「私にはそのメールのアクセスがないので確認できません」との事

 

「じゃあ確認できる人に転送してください」というと、どーのこーの理由をつけて、手っ取り早い話が「致しません」

 

担当者に報告してASAP連絡させると一方的に言われて切られたのであるが、折り返しなど来るはずもなく、。

 

コンプレインしようとした矢先…

 

…我が家宛に小切手が届いた。

 

 

・・・っていうか銀行振り込みを希望しただろうが!!

 

っていうか、状況を先に報告しろよっていう、。

 

 

 

 

このようなことは多々起こる。

 

なんにしても支払われたので、少しだけ安心したワタクシであるが、このようなことはいくらでも起こる。

  

どうしてこういうことが簡単に起こるのか…それらを引き起こす香港人の思考回路が少しだけでも理解できれば、イライラは若干緩和されるのであろうと思われるが…永住権を有しているほど長く住んでもこの街の人間の思考回路は、割と理解できそうにない…。

 

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香港人の上から態度

f:id:bloggenic:20190118125704j:image*本日の記事とは一切関係のないレストラン。
*ただ、看板のインパクトが凄いなぁと…。

 

最近香港人の同僚とランチへ行った際、持ち帰りのオーダーをしたワタクシ達。

 

受け付ける従業員が二人いたので、別々にオーダーをしたのであるが、態度が物凄く悪かった。まぁ、別に広東語が分からないワタクシが悪いのだろうから仕方ないなぁとは思うのだが、

 

店員「辛さのレベルは?(広東語)
ワタクシ「何ですって?(英語)」

 

店員「だから、辛さはどうすんだってきいてんだよ!!(広東語)

ワタクシ「すみません、言っている事が分かりません(英語)」

 

店員「あ“あ”ぁ“~~!!!!怒」

 

 

と、ものすっごい露骨に嫌な声を出し、メニューの辛さの部分をベチベチ叩く。

 

 

・・・なんて酷い扱いをする店員なんだろう

 

と、思いつつ、まぁ、

「平常運転だよね」と受け流している自分がいたのであるが、

 

店を出て同僚と合流するやいなや

 

「すっごい失礼なんだけど!!」

 

と、全く同じフレーズを同時に言ってしまい思わず爆笑。

  

…そ、、そうか、ここで生まれ育った人間にとっても、アレは失礼だったのか。
にしても、同じ店の2名の店員がそろって失礼って…それで商売が成り立つんだから酷い街だよなぁ…などと思うワタクシ。因みにワタクシ達の料理が運ばれてきた時も「ほら、餌だ!もっていけ」位の感じ…。

…ちなみに、ワタクシ、ドリンク代も取られてるのにドリンクがついていなかった…。

同僚が話をつけてくれたが、露骨に面倒くさそうにした上にため息まで…。もちろん謝られるわけもなく「さっさと帰って」位の扱われ方をするのである。

…この街で、金を使うのは…罰金みたいなものだろうか…。

 

 

 

 

翌日、同じ同僚と別の店へ出向くと、そこの店員は北京語しか喋らない大陸人なのであった。しかし、幾分…えぇ、「幾分」接客態度が「マシ」だったのである。

 

ワタクシは、どっちにしても何を言ってるかさっぱり分からないので(まだ広東語の方が推測できる程度)、態度がマシな方が好ましいのであるが、香港人の同僚を見たら、北京語で話しかけられても…

 

 

…広東語で返事してた。

 

 

っていうか、それで会話なりたつんかい・・・

 

 

と、思ったのだが、。

 

 

「だって、何で自分は香港にいるのにワザワザ北京語はなさないといけないの?って思うから嫌だ。」とキッパリ。

 

と、同僚。

 

そんな同僚に

・物凄く態度の悪い失礼な広東語スピーカーの店員

・まあまあフレンドリーな北京語スピーカーの店員

 

と、

 

どちらが良いか聞いて見ると

 

 

「うーん、、、それならやっぱり広東語の人の方がマシかな」という。

 

 

面白い意見だなぁと思ったとき、急に角を曲がってきたタクシーが、ワタクシ達が横断しているところへ思いっきり突っ込んできた。

 

 

えぇ、わざとである。

ドライバーはしっかりワタクシ達を見えているし、脅かしてさっさとどかしてやろうとかそういうことを思っていたに違いない。

 

・・・教習所からやり直せボケ…

 

そうそう、ここは、無駄にこういう上から目線の勝気な人間が多い街。

 

ワタクシが育った国(日本)では、それほど態度の悪い店員なんて交通事故にあうくらいの確立でしかあった覚えがないのだが、もし、思いっきり態度の悪い(っていうか、ののしるレベルの接客)をする日本人と、フレンドリーに英語で話してくる店員…

選べるなら私はきっとフレンドリーな英語の店員を選ぶであろうなぁと思うのであった。。。

 

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香港・マカオを結ぶ港珠澳大橋


そういえばの話であるが、香港からマカオに港珠澳大橋という橋がかかり、バスでマカオへ行けるようになった。

 

ワタクシ、この手の新しいものは全く興味がなく、先日普通にフェリーでマカオへ行ったのであるが、帰りがけ、「絶対に橋の方が良い」と勧められ、バスでマカオから香港へ帰った次第である。

 

港珠澳大橋というこの橋は、全長55kmで、とはいえ、全部橋かというと、なぜか途中、海底にもぐるトンネルもある不思議な連絡道路である。

 

因みにその昔、バスで深センへ行った際は、香港市内からバスで出発し、イミグレで一度バスを降り、再びバスに乗り込むという形になるのだが、永住権を持っていなかった頃のワタクシはパスポートの列に並ばなくてはならず、そして、バスは待ってくれるはずもなく、置いていかれ途方にくれるという惨事に見舞われるのであった(次に来たバスに乗れるのだが、そういうのってなんだか心地が悪く。)

 

しかし、マカオ・香港間のバスは、先にイミグレを通った上でバスに乗り込むので非常にスムーズだった。

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*マカオ側のターミナル
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*ターミナル内奥:バスのチケット売り場 右:荷物検査⇒イミグレ


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*チケットを買わずにイミグレを通り抜けてしまってもチケット売り場がもう一箇所。

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*見渡す限り海。ここで橋が崩れたら結構大変だなぁなどと思ったワタクシ…。

橋の走行時間は大体30分程度で、香港サイドについたら、大抵空港に行く路線のバスが使えるようになっており、そこからバス一本で我が家まで帰れるので、非常に楽であった。

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*香港側のターミナル出入り口 バスの路線は結構多い

 

また、フェリーのチケットは通常200ドル前後するのであるが、橋を渡るバスは65ドル。香港側に着いたバスターミナルから自宅へも大体30ドルくらいなので、断然安かった。

バスもピーク時には5分後とに発車しているのであまり混み合うこともないし、何より、フェリーの場合、相当混み合う上、待ち時間も長いし、蹴られるし、押されるし、カートにひかれるし・・・などなど、色々災難があるのだが、バスに乗った時間が早かったせいか(朝の7時半)バスはガラガラ、橋もワタクシが乗ったバス以外に全く見当たらず・・・

 

・・・こんなんで採算合うんだろうか・・・。

 

 

何しろ相当長い橋であるが、潮風にさらされているので、相当なメンテナンス費用が発生すると思われるのだが、、、チャント維持できるのだろうか…。

 

 

…ある日突然走行中に橋が沈み・・なんてこと…その昔、中国のどこかで新幹線が事故になったとき、生き埋めにしようとしていた事件なんかもあったしなぁ…などと、不安になるのであったが、お、、、おそらく、今のところは大丈夫かと思われる。

 

行き先、目的地によってはバスでのマカオへの往来は安い上に心地も良い場合があるので、今後マカオへ行かれる予定のある方は試してもいいかと思われる。

 

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香港のパチものにご注意

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モバイルチャージャーを探していたワタクシ。

 

仕事中に会社の同僚とフラッと散歩に出かけ、フラリと立ち寄った電気屋さんで、調べていたら

 

「ほぉ、、、日本製が多いんだなぁ~。。。」ともっていたのだが、

 

よくよく見てみると変な日本語のものが多く

 

 箱を開けられる仕組みなっているものは

「開け」

と、命令が書かれていたり、一昔前に比べると、随分日本語が上手くなっているので、明らかではなくなり始めているのである。

 

そんな中、ワタクシが選んだのは、本日一枚目の写真。

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エレコムと箱に書いてあるのだが・・・

 

・・・よくよく見てみると、、、

 

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限界無限大のいかなるシステムない。

 

なんじゃこりゃーーーーーー!!!

。の位置もなんとなくへんだよぉぉぉぉおおおお!!!


・・・と、

軽く狐につままれた思いで、「エレコム Pro X13」と調べてみたところ、、、

出てくるはずもなく・・・

 

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おまけに本体に描かれたロゴに「無制限の…」と言う中途半端な日本語・・。

 

 

・・・こんなロゴ、、、日本人が考えるわけない。。。

 

そしてこの、あわてて裏面を見ると・・・

 

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中国で組み立て

 「デザイン JAPAN」って、なぜJAPANだけ英語?!

 

そして、、、保証書・・・

 

「無制限科技國際有限公司」

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 ・・・エレコムさんじゃねーのかよぉぉぉおおおおお!!!

  

って言うか、電話番号までかかれているんだけど、これって良いんだろうか。

 

考えてみれば香港人が「エレコム」ってカタカナで書かれていて読める人は少ないだろうし、そして、ワザワザ日本のカスタマーサービスへ電話をかけるとも考えにくい…。

コラボ商品なんだろうかとも思うんだけど、、、ネットでヒットしないし、この中途半端な日本語と、ロゴのデザイン…。

・・・21世紀になって、早18年。

まさか、いまだ香港でこんなパチに出くわすことになるとは…
そして、香港人ならいざ知らず、騙され買ってしまう日本人のワタクシって一体…。

 

 

 

どうでもいいのだが、書かれているスペックが本物であることを望む次第である…。

 

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