香港はオンラインでのショッピングがとても盛んだと思われる。
…もしかしたら、日本でもそうなのかもしれないが…いかんせんもう10年近く日本を離れているのでよく分からず…。
皆、香港国内の通販だけではなく、世界中のオンラインストアからためらいなく買い物をする。
送付先はもちろんオフィスである。結構頻繁に私物の購入品が同僚の元へ届くのであるが、コレは日本のオフィスではあまり起こらないことなんだろうか?(もはやその辺の感覚もチト疎いワタクシ。)
そんなワタクシも、香港、アメリカ、イギリスのオンラインストアでよく買い物をする。
先日、台湾のオンラインストアを利用した際、英語での情報は非常に少なく、問い合わせをしても凄く不慣れな英語の返事が着たりしたのであるが、オーダーして3日くらいで届いたので便利だなぁ…と思った次第である。
・・・が、
不便なのは日本のオンラインストアである。
そもそもワタクシ、日本に一時帰国をする際に買ってしまえば良いやと思っているので、あまり利用はしないのであるが、一時帰国が少し先だったりすると、
「あ~この商品…買いたいなぁ…でもそこまでは待てないな~…」などということもあったりする。
そこでたまに日本のオンラインストアも利用するのであるが、非常に不便に感じるのである。
まず、海外発送を行っていない場合がある。
つぎに、海外発送を行っていても、慣れていないのか、凄く時間がかかったり発送費用が凄く高かったり…
そして、海外発行のクレジットカードが使えないなんて場合も…。
ある日、割と大手の日本のショッピングサイトで出店者Aと出店者Bから商品を購入した際、翌日メールが届き
「出店者Aのオーダーをキャンセルしました」などという謎のメールが、。
早速チャットで問い合わせをし「キャンセルなんてしてないんですけど」と言ったが
「クレジットカードで決済が出来なかったようです。クレジットカード会社に確認をして再度手続きしてください」とショッピングサイト。
同じ日に同じクレジットカード情報を用いて、同じサイトで買い物をしているのにそんなわけは…
と、食い下がるのだが、そこで少し感じたのが日本企業のフレキシビリティーの低さと臨機応変な対応の出来なささ…。
食い下がったところでマニュアルのコピペか?と思うような返事しか来ない。
そういう場合、カスタマーが欲しいのは解決策。しかし、そこのCSは永延と状況の説明を続けるだけで
「・・・で、どうしろと?」
となるワタクシなのであった。
しまいには、10分くらい放置され、戻ってきたかと思えば
「確認の上、担当者よりメールで連絡させて頂きますので、本人確認をさせてください」と。
・・・いやいや、、ログインして名前とか表示されてるし、このオーダーの発送がどうなるかなんてアカウントホルダー以外興味ねーだろと、。だったらチャット開始前も本人確認しないと意味ないんじゃ…と、。しかも登録のフルネーム、生年月日、電話番号、メールアドレスを言えと、。
…銀行や証券会社などの金融機関でのアカウントの照会等での本人確認なら分かるけれど、こういうわずらわしい形式だけの対応をあまり海外のサイトではされないワタクシは、型にはめ込もうとするその対応に若干拒否反応が、。
それともワタクシが海外での(日本人から見たら)乱雑なやり方に慣れすぎてしまったのか、。
もちろん、もっと使い勝手の良い通販サイトもあるし(しかし、よく考えてみれば外資系の日本法人だった)、たまたまそこが駄目だっただけかもしれないけれど、それなりに名の知れたサイトだったので、こんなものなのか…と若干がっかりしてしまったカスタマーエクスペリエンスなのであった、。