香港人は周りを見ない。
周りが気にならない人が多い。
ゆえに、自分の目的しか見えていないので、その間に他人がいてもその人たちが見えない特殊な目をしている
だからこそ思いっきりぶつかってきたかと思えば、ハトが豆鉄砲を食らったかのように驚く人も多い
…っていうか、そこ、予測できなかったんかい、。
しかし、そういう人たちを上手く避ける人たちもいるので、それでこの街は成り立っているのだろうと思われる。
ワタクシの通うHIITのクラスは15パートに別れ、それぞれ違う種目を一定時間しつつ、終わればローテーションで次の種目へ移っていくのであるが、15パートに対し、人が6人などと言う場合、普通に分散すれば良いと思うのだが、その日は、あえて、同じパートのものをやり始めた人がいてビビル。
…これはワタクシがそういうのを気にしすぎなんだろうか。。。
いや、場所も狭いし、人がいないところのやれば良いじゃん…ぶつかっても危ないし…
と思うのであるが、そういう人は一体何を考えているんだろう。
…えぇ、何も考えていないのである。
あえて巻こうと、その種目が終わった後、空いているところに移動したら、
後から…
...ついて来る!
仕方ないので、開始の合図と共に元のパートへ戻り、無事巻いた次第である。
その帰りのバスで、空きの席ならいくらでもあるのに、酷い体臭のおじさんがワザワザ隣に座ってきた。
あまりに臭いに耐えかね、席を移動した次第であるが、その席は何か特別な席だったのだろうか。
その後、立ち寄ったレストランでは、他に空きはいくらでもあるのに、若い女性がわざわざ相席してきた。それも四人がけのテーブルで、スペースだってあるのに、わざわざワタクシの目の前に座るのである。
…せめてはす向かいに座って頂きたい。
その帰り、3人並んで歩けるくらいの歩道で、ワタクシは端を歩いていたのであるが向かいからおばさんが、逆側の端を歩いていたのに、あえて、ワタクシの進路に立ち入ってきてぶつかってきた…
な、、、なぜ?!
おそらくワタクシの後ろの方の角を曲がりたかったんだろうけど、なぜ待てない…
翌朝、持ち帰り専門のヌードル屋で列に並びオーダーをしようとすると、後ろのおばさんが抜かす勢いで迫ってくる上に、ワタクシはまだお金も払っていないのに、既にお金を手にもち、店員に差し出しているのである。気が早いって言うか、ワタクシのこと見えて…ない。
…一体、これは何なのでしょう。
日本語でこのような、あえて寄ってくる人たち「トナラー(語源:隣に来る人)」と言うらしく…、しかし、日本で見かけるトナラーに比べると香港人のそれは、いささか度の過ぎる人も多く…少しは周りを見て頂きたい次第である…
余談:
今朝、バス停でバスを待っていると、バスが来た瞬間、凄まじい勢いで後方からおばさんが走ってきて、何かと思えば、そのままバスに乗り込もうとしていたのであが、、、このおばさんには列が見えなかったんだろうか、、、目の前のおじさんが「皆並んでるよ?」と注意すると露骨にビビッていたのだが、、、
おそらくトナラーの皆様も、これぐらい見えていないのだろうと思われる。