印象に残っている新人
今週のお題「印象に残っている新人」
香港で働き始めたワタクシはもはや新人とは呼ばれない年齢に達しており、
これまでにも幾度となく香港人の新人を見てきた。
その中には
・初日の昼休みに出たまま帰らぬ人となった者
・面接官を待っている最中にスマホをいじって待つ者
・研修中にスナック菓子を食べながら話を聞く者
・先輩社員の注意は完全無視、上司に対しては異常にゴマをする者
・遅刻は当然・・・からの持参したテイクアウトの朝飯を開始する者
・注意されると露骨に不機嫌になる者
・注意が続くと辞める者
・途中で投げ出し消え、どこまで片付いてるのか分からなくさせる者
などなど、日本では恐らく見つからないであろう、
テロ行為のような新人達がたくさんいた。
現在の職場にいる新人Gは先輩社員の前と上司の前で
驚くほど態度が異なる。
一般先輩社員には、挨拶もしない。されても無視。
お客さん扱いされているのを
「私が可愛いからみんな構うのね」
↓
「それをクールにあしらうイケてる私」
くらいの表情で終始小馬鹿にしたような態度で
高飛車な対応を続ける。とんだ勘違いブスである。
が、
一度上司が現れると、愛想振りまきまくるのである。
仕事もろくにせず、パソコンの画面を眺め笑っているか、
下を向いている時は携帯をいじっている時である。
結果、全員に嫌われるのだが、
あろうことか
「皆んながいじめる」
と、上司に告げ口する次第である。
…それを見抜けない上司もどうかと思うが、
先輩香港人社員のCも普段は温厚なのだが、
これには堪忍袋の緒がブッチギレた次第である。
誰も注意しないので、Cが意を決して
「少しは仕事しろ」と注意したところ
「別にあなただって、言う程やってないじゃん」
と言い放ち、現在、軽く三国志状態である。
(内訳:新人 VS アンチ新人 VS 無関心)
しかし残念ながら香港という街は真面目にやっている人や
能力の高い人が上に行けるわけではなく、
上司に気に入られたものが上に行けたりするので、
本当に有能な人は見限って、3年以内に転職してしまうのである。
…あるいは本当に良い職場なのかどちらかかと思われる。
ワタクシは、極度に人見知り、新しいことを始めて失敗するのが
怖い口なので、3年もいて問題ないなら、
そのままいても良いと思うタイプである。
…そんなワタクシは…
おそらく会社ではお荷物なのであろうと思われる…。
少なくとも、次のVISAの更新のタイミングまでは
大人しくしていようと思う所存である…。