Nの苦行・荒行 香港生活

30代の視線で香港での苦行荒行を綴って参ります。

日本人と香港人の間

以前働いていた会社で、取引先のお客さんから
とある業者を探しているのだが、どこか知っていないかと聞かれたので、
本来の業務とは全く関係のない範疇ではあったが、業者を紹介した。
その際にここは日本語が通じないと思うので、英語を話せる方を
ご用意したほうがいいですよ…と、お伝えだけはしておきました。

すると、業者が一番最初に詳しいことを説明せず、
あとから、精算の時に

「すみません、これは別料金なんです」

といわれ、請求されたとのこと、。

 

しかし、お客さん、英語が話せず、自分の怒りや苦情を言葉にできず、
その件について一切かかわりのないワタクシに矛先を向けてきた。

「アレはおかしい!あっちの責任だ!!」と憤慨するのはわかる。

…が、

あなたの紹介で使った業者でこんなことを言われたのだから、
差額はあなたが払ってください。

いみふ…。

「そういうことは直接先方さんに仰った方が良いと思いますよ。」

 

と、促しつつ、念のため、業者に連絡をしてみると、
香港人が出て、

「それの対応したのは新人だ。」
「新人だから仕方ない。」

 

の一点張りで、

「…で?(So?)」と聞くと、

どうやら、それ以上でも、それ以下でもない様子。

らちが明かないので「そうか、新人だからミスしちゃったんだね。
だから、今回はそのお客さん、お金払わないって」

と伝えたところ、

困ります!!

 

と言われたので「それじゃ、お客さんと確認とってみて」

 

と言ったところ、

 

「だって、新人がやったことなのに…」

と、話が前に進まない。
新人がやらかしたミスを、なぜ自分がフォローアップ
しなければいけないんだという心の叫びを一心に受け…
…流したワタクシ。

「うん、自分は当事者じゃないから、そういう説明は本人にしてね」

 

と促し、切ろうとするが、
「伝えてください、うまく伝えてください」

と、懇願されるが、こんなもん、どううまく伝えても

 

新人が知らないで勝手に間違えた。
なので、弊社の新人の間違えだが、お金は払ってくれ

 

なんて図々しい考えを翻訳して伝えられるわけもなく。

数日後、話を聞いたところ、会社はその新人をクビにしたとのこと。
故に、もううちの社員じゃないから、あとは、個人同士で勝手にやってくれ

とのことだそうだ。


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