Nの苦行・荒行 香港生活

30代の視線で香港での苦行荒行を綴って参ります。

香港人の業者

新築の部屋へと移り住んだワタクシ。

香港の7不思議・・・というか無限の不思議のひとつ、
新築だからと言って完璧とは限らない攻撃を食らった次第である。

暮らしていて1週間、全く気が付かなかったのであるが、
バスルームのドアに何か問題があるらしい。

何度も確認するが、どこにどう問題があるのかさっぱり分からないでいたが、
大家から連絡が入り、「今度業者を送るからよろしく」と言われたのである。

その日、朝10時半というアポを取っていたので、その前に朝食をと思い、
出かけて、10時5分には戻ってきたワタクシ。

コンシェルジュが「業者が既に来て待っています」
とせかすので、若干慌てて上っていくと、
オッサンが1人。

部屋に入るなり、ドアを全開に大きく開け、
問題のドアを眺めるが、待てど暮らせど作業を始めない。

パートナーの翻訳によると
「どこがいけないんだ、何を換えるのだろうなどと独り言を言ってる」との事。

・・・知らないで来るな・・・。


そして、他にもボスが来るのだと言う。
・・・が、いつ来るのかは知らないのだそうだ。

その間も玄関のドアは開けっ放しである。

そして、何の作業もするわけでもないのに、
ずっとバスルームのドアの前で
ウロウロしているのである。


そして、しばらくすると、水の流れる音がしてくるので、
もしや・・・と思ったら


・・・無断でトイレを使ってた。


いや、まぁ、それは100歩譲っていいとしよう。
けど、何故、便座も上げず、辺りに撒き散らしながら放尿をして、
照れ笑いのひとつもせず出てこられるのだ・・・。


・・・血管ブッチギレそうになりながら、怒鳴ろうとすると、
凄く冷静にパートナーが、スプレーと汚れをふき取るシートを持ってきて、
その業者に掃除をさせた。


…当然である。


その後、4人も業者が詰め掛けてきて、
凄まじい大声で、腹式呼吸の井戸端会議。

その上、無断で部屋に上がりこんでこようとしたので、
「入ってくるな。作業が必要なのはここだろ」と進入拒否。

とにかく、何でもかんでも私物の様に扱い、
勝手に棚を開けたり、する始末・・・。


こういうことにイラついてしまうのはワタクシのせいなのかと思っていたが、
ローカルなパートナーも凄くイライラし、普段は大人しく黙っているタイプ
なのだが、目を血走らせ、戦っていた様子。


・・・あまりにうるさく、その上、言葉も大して分からないので、
「チョット静かに出来ねーのか、コラ!」
とほえた始末。英語で。

・・・が、理解されるわけも無く・・・。

「あ?」

とだけ言われてスルーしてしまった・・・。

ローカルの人間ですらイライラするサービス・・・
・・・外国人のワタクシがイラつかないわけも無く、
やはり、こういう連中が来る場合は、ローカルの人間を1人、
備えておきたいものである・・・

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