子供時代の勉強
その昔、
小学4年生になったワタクシは塾へ通い始めた。
中学受験を行った姉の影響で、それくらいの歳になれば塾に行くのが当たり前だと思っていたのだ。
ランドセルを置き、バッグをもって、腕時計をして、塾へ通うー
それだけで既に、同級生の子達より頭が良くなった錯覚に陥った。
ところが学校の勉強もろくに行わないワタクシが、塾に通っただけで頭が良くなる訳がない。
特に嫌いだったのが毎週火曜日の国語の授業で冒頭に行われる漢字テスト。
間違えた漢字はノートに10回だか20回だか書いて来週までに提出しなければならない。その上、結果は、全員に公表。
毎週、その瞬間が終わるたびに
「次回こそは…!!」
と、思いながら、無情にも時は過ぎ、気づけば何の準備もしないまま、火曜日はやってくるのである。
前回間違えた分の10回だか20回書く宿題も終わっていなければ、肝心の授業での宿題も手がついていない…
…当然、次回の漢字テストに備える時間なんてあるわけがない…
という月曜日の夜、
必死に塾を休む言い訳を考えてみるダメな小学生。
…だって、他にもピアノだ水泳だ、スポーツ教室だの何だの…色々習い事があるんだもん、そーだ、仕方ないじゃないか!!
などと、開き直ってみたりするのだが・・・
…翌日、決まって、塾の講師の方にこっ酷くしかられ恥をかく子供であった。
先日、朝の通勤バスの中で隣り合わせた子供がノートをひざに乗せ、一生懸命勉強をしていたので、偉いなぁと思いチラ見すると、ノートに書かれた日付は数日前になっており、かつ、同じ漢字を何度も何度も書いており…
…あぁ、これは勉強じゃなくて宿題だなぁ~・・・
と悟り、
世代も国も違うけど、同じような子供がいるんだなぁと、微笑ましく見てしまった次第である。
中国に対しての香港人・マカオ人の感情
ネット上で中国人と日本人が『香港人、マカオ人は中国に返還されて嬉しかったのか否か…』討論をしていた。
そこで発言していた日本人は「そんなわけない」
そこで発言した中国人は「住んだこともない、実際に彼らの声を聞いたことないくせに!実際に自分がそういう質問をしたら、皆凄く愛国心を持った人たちばかりだった!日本人に対してより同胞である中国人に対してのほうが素直に何でも話すに決まってる!!」
とのこと。
が、
…そもそも、自分の目の前に中国出身の個人がいて、その人が中国のことをどう思うかと聞いてきたら、素直に「嫌いです」なんて人いるんだろうか。
そこで、ワタクシ、香港に住んでるし、今回はワタクシの身の回りにいる香港人とマカオ人に、中国に対してどう思っているか、また、目の前に中国人がいて、その人に中国を好きかどうか聞かれたらなんと答えるか聞いてみた。
すると、口をそろえ、別にその人を友達として好きか嫌いかになるのに対して、出身地を考慮することはないとの事。だから中国出身でも好きな人もいるし、中国出身と言うだけで嫌いになることはないとの事。
・・・ただし、
自分達の街が中国に組み込まれるのは絶対に嫌とのこと。
とはいえ、それをワザワザ面と向かってそれらの事を他人の中国人はおろか、仲良くしている中国人に直接伝えることは絶対にないと言う。
「もし仮に中国を愛しているかと聞かれたら??まぁ棒読みで『うん中国を愛してる~』と言うことはあっても心の中で舌打ちしてるね」と友人S。
ワタクシもパーティーやイベントで中国から休日で遊びに来て参加したという人達を見てきたが、香港人もよくそれらの人たちを(その人たちがフレンドリーで、出来ればイケメン・ビジンで、マナーの悪いことをしなければ)もてなすので、多分そういう休日で遊びに来た中国人も「香港人の子達は優しく歓迎してくれた」という印象を持ち帰るのだろうと思う。
・・・が、
政治の話は全くの別物。
もしかすると、ネット上で見かけたその中国人の人も、個人的に歓迎されたことを理由に「同胞は中国を愛している」と感じたのかもしれない。
現在、香港では祖父母の世代に香港に移住してきた人、親の世代(自身が子供のとき)に香港に移住してきた人、もともと香港にいる人…などなど、いろんな種類の人がおり、それらでも大分考え方、捉え方は違う様子であるが、それらの人達を包括して香港人と呼ばれたりもしているので、一概にどのような感情を中国に抱いているのか…それを一概に言うのは難しそうな印象である。
マカオ人は「マカオの人が気にしているのは個人の暮らしがよくなるかどうか程度で、政治的なことに関して言えば『無関心』っていうのが大多数だと思う。」との事。
おまけで、大陸出身の中国人に軽く話を聞いてみたところ
「政治的な問題に熱心な人はやはり海外との摩擦について凄く敏感になって反応する人も要るけど、全く関心がなくて自分の暮らし、興味しかフォーカスしていない人が多いと思う」との事。
どんな問題が起こっているのか、ニュースの見出しに書かれていることを知っている程度で詳細は知らないと言う人が大半じゃないかと言う。
⇒基本的に自国が悪いことをしてるなんて思わないだろうし、報道の仕方だって徹底されているので、特に問題が有ると思っている人も少ないと思われる。
昨年の夏、ボート・パーティーで南京出身の中国人を紹介され、一瞬気まずい空気が(あるいはワタクシにだけ)流れたが、とてもフレンドリーな子で、楽しく時間を過ごさせて頂いたし、その人とは今も連絡を取っており、たまに飲む仲である。
政治的な問題、歴史認識問題を取り除けば問題なく仲良くできる機会を、そういったもののせいで失ってしまうのはもったいないなと思うワタクシ。
逆立ちしたところでワタクシには政治的な権限は何もないので、なるべく国際間の問題により、その国の人全員に対する嫌悪感を抱かず、個人的に仲良くしていきたいなぁ・・・などと思う元旦なのであった。
親バカを発揮されても…。
先日、香港人の友人Tに誘われ、ホームパーティーへ参加したワタクシ。
パーティーには老若男女、様々な年齢層の人が参加していたのだが、中年の女性がオズオズとやってきて
「あなたが日本人?!」と話しかけてきた。
「えぇ、そうですけど」と言うと、広東語でギャーギャー叫びながら、年のころ10歳の小僧を連れてきた。
「この子、日本語が話せるの!!」と紹介してきたその少年、照れているのか嫌々だったのか、そっぽ向いて「コンニチハ」と話しかけてきた、、
…いや、話しかけさせられていた。
母親と思われる中年女性は「ほら、これを聞いて見なさい!!アレを聞いて見なさい!!!」と少年に色々吹き込んでおり、それをワタクシが理解すると
「きゃー!!凄いわ!!この子は天才よ!!」
と、大人4~5人を巻き込み盛り上がった。
そんな一問一答をされても何の面白みもなく、無理やり引き合わされた二人、一体どうしたものかと思っていると
「あなたも何か質問してあげて!!」と
…そんなこといわれても…
と思ったのだが、英語も堪能そうだったので
「日本語と英語はどちらが簡単ですか?」
と、聞くと、
「・・・カンタン」
とだけつぶやくのであったが、周りの大人たちは日本語を全く理解しないので、その全く意味を成さないやり取りにも
「おおおーーーー!!!!凄いわ~!!!」
と、大興奮。
ホトホト疲れ果て、ようやく会話(?)を切り上げられたと思ったら、先程の中年が近寄ってきて
「っで???彼の日本語レベルはどれくらいなの??」
と聞いてくるのである。
しらねーわ
正直、テキストに載ってる文章を言えるようになったレベル(それだって凄いことだけど)で、会話が出来るレベルではない。
困ってしまい…
「発音とか、チャント何を言っているか完璧に分かるし、凄かった!少なくともワタクシの広東語なんかより全然凄い!」
と言うと、大喜びして去っていった…。
…一体なんだったんだろう…。
しかし、ワタクシが10歳くらいの頃を思い返して、周りに英語を話せる人がいた記憶はないし、それ以外の言語を話せる人も見た事がない。
日本語は微妙と言えば微妙だったけど、英語はしっかり話せる子だったことを考えると、やっぱりこの街の子達は凄いなぁ・・・と思うのであった。
きっと見えていないだけで日本の教育にも素晴らしいところはある…と願いつつ(実際外国語が話せることだけが凄いことではないと思うので)、
同い年の日本にいる我が甥っ子が負けないように育ってくれることを祈るのであった。
ファーウェイの問題を香港人、中国人、カナダ人に聞いてみた。
世間を賑わせているファーウェイの問題。
日本の報道を読む限りだと、中国は驚異的に書かれているし、中国のメディアではアメリカ、カナダを猛烈批判しているし、香港のメディアについては、メディア次第。。。
一般の人達はどう思っているのだろうと思ったワタクシ、香港人の友人に、ファーウェイの話してみたところ、
「ま、でも、どの会社の製品を使ってたって個人情報は抜き取られているだろうから。それは前提で…って感じになるけど、それなら、中国政府じゃなくて、Appleに管理される方がマシ…」
と冷静に言い放った。
一方、中国出身の友人と話していたところ、
「政府が様々な規制をしているのは知ってるし、子供のときより今の方がより一層厳しくなった気はする。けど、発言力があったり、資産があったり、政府に関係する人なら余計に気をつけなきゃいけないと思うけど、一般的な私達みたいな人間にとって、政府なんていうのは存在しているかどうかも分からないような、物凄く果てしなく遠くの存在って感じ。だから、まぁ、チェックはしてるんだろうなぁとは思うけれど、これだけ人口がいる中でワザワザ自分が抽出されるような立場にはいないって思ってる人のほうが多い=よほど思いっきり反政府的な活動をしない限り、あんまり政府の規制なんてものは気にしていない人のほうが多いと思う」
とのこと。
そう、ワタクシが懸念するのも、疎ましく思うのも、メディアのフィルターのかかった、ずーっと遠くのかけ離れた世界に存在する政府のお話。ニュースを見ない限り多分意識する機会すら与えられない存在である。
目の前にいる中国出身の同僚は、とても人懐っこい心優しい子であるし、ありがたいことに、ワタクシに優しくしてくれる中国人の人達はたくさんいる。
「じゃあ、どっちかっていうとファーウェイのスマホつかってみたい?」
と、聞いたところ
「うーん、、、アンドロイドあんまり使い方分からないから、iPhoneのままでいい」
という。
別に中国全員がそれほど、全面的にファーウェイを応援し、iPhoneを排除しようとしているわけではないのだなぁ…と改めて思うのであった。…まぁ、それはそうか。
おまけで、カナダ人の友人に聞いたところ
「まぁ、これはアメリカの常套手段だから。どこか他の国が上に行こうとすると色々理由をつけて叩く。」
とのこと。
とはいえ、中国のやり方もカナリ嫌悪感があるらしく、これ以上はここでかけないような悪態をつくのであった。
色んな国の人とニュースについて意見交換を出来るのも香港生活の楽しいところ。
今回は中国の矛先が日本ではないから気楽に聞くことはできたけど…
まぁ、色々問題が起こらないでくれると良いなぁなどと思う次第なのであった。
弊社のアドミンのおばさん…。
弊社で働いているアドミンのおばさん。
なんというか、こう魂が入っているのか抜け殻なのかよく分からない香港人の中年のおばさんである。
他人からの目を全く気にしておらず、行動の一挙一動が全て常識とズレている。
ガリガリの中年体系で、対象年齢が全く合っていない20代前半向けの服を着て、その上に、会社に置きっ放しにしている小汚いカーディガンを羽織っている。
外見がトチ狂っている程度であればそれほど気にしない。
が、
酷いのはファッションだけではなく、スッピンの上、髪の毛もバサバサ、発声の仕方も鼻先から音が漏れたような話し方をし、おまけに肘をついてクチャクチャと食べ、マンガで描かれるような中年オヤジのようながに股で歩き、そして、周りがドン引きするようなくしゃみを放ち、昼休み後は小さないびきを立てて眠るのである…
…どこをとっても、、、醜いのである。
アドミンとして雇われているのだが、電話にも出ない、電球が切れても電球を替えない、来客があってもドアを開けに行かない。
何をしているかというと、一日中ネットサーフィンをしており、
…一言で言うと
全く使えない。
見るに見かね
「電球替えて」と言っても
「変え方が分からない・・・」
と言い放っておしまい。
「ビルの管理会社(レセプションに常駐)に聞いてみたら?」
と言ったところで
「彼らはやってくれないと思う…」
と言い放っておしまい。
いやいやいや、だったら他に方法考えて変えろよっていう、。
電話が5コールくらい鳴り響いても平気でシカト。
「電話とって」と言われて始めて取る程度。
おまけに、ワタクシが誕生日の日、同僚に言われ、メッセージカードを買いに行ってくれたのだが、その彼女が嬉しそうにワタクシの元へカードを持ってきて
「N、これ誕生日のメッセージを書いて」
ともってきたのである。
そのカードの寄せ書きの頭に
「Dear N」
と
ワタクシの名がバリバリ書かれているのであるが・・・
一瞬、本気で、何を書いていいのか分からず硬直していると、周りの同僚がビックリしてカードを回収しにきた…。
・・・サプライズ台無しである。
このおばさんの珍事は続く。
来客があったときに、社員が座るデスクの空いているところにお客様を座らせた。
そこへ通されたお客様も含め、本当に一同驚愕したものであるが、最近ようやく、正しい場所へ通し、
「お水でもいかがですか」
と言うことを覚えるという成長を遂げたのである…
…が、
社員が使う用のマグカップに水を並々と入れ、お客様へお出しするのである。
いやいやいや、どう考えても、隣に置かれているグラスを使えよと、、、
3回ほど注意したのであるが、未だに社員のマグカップを使うので、運んでいた時
「グラス使ってっていったよね?」
と他の社員がいったら
「次回ね」
と言い放ち、「急いでるので」くらいの勢いで、同僚を押しのけ、運んでいってしまったのである。
…根本的に何が問題か全く理解してないんだろう。
しかも、あろう事か、後日談、その後、別の香港人社員に
「マグで水出しちゃいけないの?」
と確認したらしく、その香港人も
「ワザワザ聞くな…常識で考えろ…」
と思ったらしい。
そんな彼女、朝も通常20分遅れで出勤してくるのであるが、朝早いワタクシは、良く、彼女の私物の通販を受け取る上、代引きの支払いまで強いられる…。
「○○ドル支払いしましたので返してね」
のメモ書きを残しても、自分から払いには来ない。2時間してもこないので、自ら出向くと「あぁ、アレね。知ってるよ。」と言われ、特に礼も言われない…って言うか…、、、知ってるならさっさと払いに来いよ。。。
お遣いを頼んでも複数になると抜けが生じる。在庫がない場合や、どれを買って良いかわからない場合など、当然のように報告なしで買ってこない…
…たぶん、彼女は「他人にどう思われるか」と言うことを全く考えない・られないのだと思う。
なので、凄くわざとらしく、月曜日と金曜日はシックリーブが多いのであるが、必要な手続きも踏まず、勝手に休んでいるだけなので、とうとう先日指摘され、先日はシックリーブではなく有給が引かれた様子である。
…当然である。
彼女が入社し数ヶ月になるが、社内で一番温和な社員ですら、とうとうスプーン(サジ)を投げた様子で…
「あのババァ…ウザイ」
と言い放つのであった…。
見るに見かねたマネージャーが二人掛かりで新入社員ですら言われる機会はなかろうと思うような注意を面談で行ったらしいのだが…「Oh I see」と空返事をするだけで、全くもって改善されず…
…なんならクビになるのを待っているのではないかと思われるそのおばさん…。
結局、このおばさんの客観視能力の欠如により、普段はイギリスにいる社長の逆鱗に一発でタッチ…。
…即刻解雇命令が下るのであった。
香港人の商売魂
香港人の商売魂はすごい。
多少強引で大雑把でその上傲慢で、いろいろ顧みないので、押しも強ければ、・・・ひきも・・・いや、引かない。ひたすら押し続けてくる。
ジムの契約が後2年残っているワタクシ。
今年の初めからチェックインするたびに
「もうすぐ契約がきれます」と
更新の案内をしてくるのであるが、
「いや、まだ2年あるから」
と言い続けてセールスを黙らせて来た。
ところが、何度も断り、しばらく勧誘もなかったので、どれくらい時間が経ったか忘れ、先日久しぶりにそんなことを言われたものだから
「いや、まだ先でしょ?」
と言ったら
「来年です」
と言って来たのである。
詳細を調べてもらおうとしたら、別室へ連れて行かれ、まんまとあちらの手に引っかかることになるのである。
担当をした香港人は、びっくりするぐらい英語が全然話せない人で、どれくらいかというと、数字を英語で言うのすら危ういレベルの人である。
そんな彼女だったが、翻訳アプリを駆使し、ものすごく紙にオプションを書き捲り必死に契約更新を勧めてくるのである。
ワタクシも、仕事で英語を話さなくてはならないことは多いが、正直、上手く表現できないことは多いが、そこまでうまく言えないことは飲み込んでしまうこともある。
・・・が、
彼女は、凄まじくつたなすぎる英語で、一生懸命説明し、ワタクシも「つまりこう言うこと?」など、確認をしたり、助け舟を出した次第である。
結局オファーされた料金は今支払っているものの半額くらいになるようで、断る必要も感じなかったので、更新することを承諾したのであるが・・・きっと、最後は今日更新しようと思ったのは、その子が一生懸命だったからだなぁと思う。
…などと、ほっこりしていたら、やはりミスコミュニケーションは生じており…。
・・・蓋を開けてみれば、今現在の契約終了は2年半先で、そこから5年の契約となり、さらに3年分無料というオファーであった・・・
・・・つまり、ワタクシ、この契約を最も有効に活用するには、、、
後10年このジムに通わなくてはならない次第である。
1、ワタクシは10年先も香港で暮らすのであろうか
2、10年先でも運動を続けているのだろうか
などなど、色々不安が付きまとった次第であるが、、、
おそらく10年先も香港に住み、そして運動を続けているのであろうと思われる。
最初は月払いという話だったのに、携帯の契約のように毎月請求が来るわけではなく、どうやらジムからクレジットカードへは一括で請求し、クレジットカード会社で分割払いの手続きをし、それに発生する手数料は、あらかじめ値引きしてくれるというオファーだったので、結局一括で払い、手数料分(ジム使用料に直すと1年分くらい)安くしていただいた。
セールスの彼女は、ワタクシとの契約ができたことが相当嬉しかったらしく、お礼にと、色々なギフトを持たせてくれたのであるが・・・内容が
・プロテインシェーカー
・タオル3枚
・シューズケース
・タイガーバーム
・・・までは分かるが
・赤ワイン3本…。
・・・何故ジムが赤ワインを・・・
それならプロテインとかをギフトにした方が合っているのではないかと・・・
と、とにかく、彼女のガッツを見習い、頑張らなければなぁと思うとともに、、、
ワタクシの香港生活も着々と継続してくのであった、、。
マッサージの好転反応
どうにもこうにも身体の調子が悪く、やる気が出なかったワタクシ。
おそらくこれは日本での暴飲暴食による不摂生が祟っていると自覚をしてはいたのだが、明日からまた社会復帰をしなければならないという状況だったので、タイ人の経営するマッサージ屋を頼ることにした。
既に常連感満載になっているワタクシ。
電話をかけ「さ、サワディーカ」などと言おうものなら
用件も聞いてくれず、「何時に来るの~?」と返される。汗。
名前や電話番号はおろか、細かいことを伝えずとも「サワディーカ」だけで、勝手にいつもの90分全身コースの予約が自動的に入る優れものである。
マッサージの部屋に入り、着替えると、恰幅のよろしいマッサージ一筋数十年的な、熟練のおばさんが、香港にはなかなかないタイスマイルで登場する。しばしばリラクゼーションを楽しもうとベッドへ横たわると、まずは全身を手のひらで押し、ゆがみやずれをなんとなく確認…(しているのだと、勝手に思い込んでいるワタクシ)。
まもなく、指圧によるツボ攻撃へと切り替わるのであるが…
「ゴリっ!!」
となる部分が数多く存在する。おそらくそれほど力を入れていないかと思われるが、つぼだの「ゴリっ」の部分への集中攻撃が開始されると歯を食いしばって痛みに耐える次第である。
だって、痛い方が効いていそうなのだモノ・・・
という個人的な見解のもと、耐え抜くのである。
やれ、くすぐったかったり、痛かったり…リラクゼーションとは程遠い苦行荒行の拷問を受けること90分、顔は寝起きの機嫌の悪い子供のような顔になった次第であるが、まもなくすると、物凄い睡魔に襲われるのであった。おそらく好転反応。
その日は天気もよく、マッサージが終わっても、まだお昼過ぎくらいだったので、チョット、ハイキングへ出かけ、帰りがけにスーパーによって、家でお弁当でもこしらえ、掃除もこなして一日を終えようと思っていたのだが…
…午後2時、家に帰宅し、速攻で爆睡。
そこから目覚めることなく夕方6時まで眠り続け、夕食を食べ、ダラダラしていると20時前、また睡魔に襲われ、それから翌朝6時まで休むことなく眠り続けるのであった…。
潜在的な疲れは、、見えないところに隠れているので、定期的なメンテが必要な様子である。。。