白馬の王子様が二人いたら…
1年ほど恋愛休業を行っていた同僚N子。
この一年を見ていたところ、男運がない…うんぬんより、
出会いそのものが全くない状態だったので、
出会いもなければ、恋もない、育む愛もない
ないないづくし。。。
決してもてないわけではなく、一緒に歩いていて、
凄く見ている殿方はたくさんいらっしゃるのだが、
いかんせんN子、全く眼中になく、
とにかく出会う場、出会う機会に身を投じなかったのである。
それが、
彼女の中で何か準備が整ったのだと思われるが、
一度出会い始めたタイミングで、突然二人も同時に
素晴らしい人が現れてしまったのだという。
朝っぱらから席に着くや否や恋バナで盛り上がるワタクシ達。
(っていうか、仕事しろ)
*回りが日本語分からないのをいいことに、
若干過激な会話も月曜日の朝からなんのその。
そして、いつでも自信たっぷりな自立していた女性なのだが、
突然恋する女の子へと変貌を遂げたのである・・・
・・・が、
突然
二人と同時に付き合うなんて駄目よね…
などと口走るのである。
なにぶん、久しぶりの出会いであり、恋であるので、
しばらく公平に二人をジャッジし、1人に絞っていく…予定である。。。
…らしい。
久しぶりの恋愛のタイミングで、Mr. Rightを見定めるために、
比較の対象になるような対抗馬が現れるのは良い事であると思われるが、
話を聞けば聞くほど
「もう気持ちは決まってるね…どちらにするのか…」
と、微笑みかけてみるのであるが、
まだまだ悩み続けるN子。
いつも悩みなく1人駆け巡るタイプのこのオンナが、
若干悩んでいるところを見るのも久しぶりなので、
しばらくは彼女の動向を観察させて頂く所存である。