定期的にマニアックな日本語の質問をぶつけてくる
日本語教師 I。
その日は、
「つとめる」と「働く」は何が違うのか
という質問を食らった。
すると、即座にいつものように例文を考え始めるワタクシ…
つとめる…つとめる…
近所のおばさんに朝すれ違って「あら、おつとめですか?」
自己紹介した後質問されて「お勤め先はどちらですか?」
病院につとめる…いや?病院「で」つとめる?
おつとめご苦労様です…!
っていうか、そもそも「つとめる」って「勤める」?「務める」??
「きんむ」に使われる漢字じゃ…そっか!・・・「勤務」
・・・両方使われてるじゃないか!!!!
Why~ Japane…(略)
「銀行で勤める…」と口走った際、
「銀行『に』勤める…じゃない?」と突っ込みを入れられたワタクシ…
一応ネーティブなのに…情けない…
そこから踏み込んで調べ始めて至った結論は
「働く」は、頭や体を使って仕事をすること。仕事をすることそのものを指し、
「勤める」は、会社などの一員となって、その会社の仕事をする
である。
「それって、すごく似てない?」と言われたので、
「そう、定義がそもそもすごく似ているので、
それほど厳格に使い分けされるほど違いの出る言葉じゃない」
「それより、その会社に雇われているかどうかという差と、
使い方(働くには「で」、勤めるには「に」)を覚える方が重要」と説明。
…ワタクシの説明が誤っていたら、日本語教師をはじめ、
多くの日本語学習者が犠牲になるのであるが良いのだろうか…
もちろん、それを生徒に言う前に、上司にこの説明で良いか確認を取るよう
申しつけている次第である。。。
まだまだ知らない日本語まみれである…