15年ぶりの再会
今回、祖父の入院があり、
お見舞いに行ったタイミングで、
15年ぶりに3歳違いのいとこに再会。
3歳年下で、ひ弱で病弱で、
ハッキリしない性格だったいとこ。
15年前までは、年に2回程度会う機会があり、
年も近いので一緒に遊んでいたのだが、
開口一番「あ、Nちゃん」
…三十路過ぎの壮年だか中年になっても
未だに「ちゃん」付で呼ばれたワタクシ。
流れた時間はまさに15年である。
その貧相でひ弱な3歳年下のいとこは、
今ではしっかり社会人、しっかり大人になってた。
親戚の前での振る舞いも挨拶もしゃべり方も
子供の時に見ていた大人達の振る舞いのそれで、
いつまで経ってもそういうスタイルになっていないワタクシ…何だか恥ずかしくなった。
「か、海外生活が長いから…」とか、もはやそういうことで
流してはならないようなものを感じた次第である。
日本の縦社会なんて大っ嫌い
などと、威勢良く言い放ち海外に出たもの、
ふたを開けてみれば、ただ、日本社会から
ドロップアウトしただけというか、、、
別に海外でだって上下関係がないわけではないし、
親戚づきあいだってある。
外国人ということで、若干振る舞いがおかしくても
「外国人だからね」と許される部分に甘んじているワタクシを
見透かされたような気になってバツが悪かった。
もう少し、普段の生活に緊張感と向上心を
持たなくてはならないなと感じた次第である…。