また1人…
長い間海外に暮らすと、
避けられず経験する寂しい事。
・・・それは、日本人の友人の本帰国である。
縁あって異国のこの地で知り合い仲良くなった日本人の友人。
「日本に帰る予定なんてなーい!!きっと長らくいるつもり!」
などと言っていても、将来のことは分からない。
きっと長く住むといっていた友人Dも海外での5年間の生活を終え、
このたび日本へ帰国する事になったのである。
Dがいた5年間はずっと知っているが、
最初のギコチない出会いから今に至るまで、
あっという間だったなと思うと共に、
日本に帰ればワタクシの地元からは遠くかけ離れたところにいる分、
香港に遊びに来たときくらいしか、もう会うこともないのだろうなと思うと
寂しく感じたりもするのである。
考えてみれば香港にいるワタクシの友人は、
日本人、香港人、その他の国の人間を含め、
皆、将来、香港にはいなさそうな人ばかりである。
・・・香港はそういう地なのかもしれない。
「長く香港にいるつもりはない」
と公言している同僚N子は、
先日、とうとう永住権を取得し、香港人になった。
*香港人の定義とは香港の永住権を持つもの・・・らしい。ある意味では。
街も店も住む人たちもドンドン移り変わる香港・・・
こんな目まぐるしく進化していく街で、
ワタクシはいつまで暮らす事になるのだろうか・・・。
・・・こればかりは未知数すぎる・・・。