エアブラシで日焼け体験②
画して、スプレータンニングにより、日焼けした肌を手に入れたワタクシ。
2時間から8時間は濡れたり、汗をかいたり、湿らせたりしないように
と言われ、ビビリなワタクシはカナリ気を使い、この蒸し暑い香港で
ゆっくり、汗をかかないように歩き続けた。
バスに乗り、帰宅する際も、
もし、背中、背もたれにつけてて、汗ばんで
塗料が溶け落ちたらどうしよう…
などなど、いろいろ心配した次第である。
とりあえずは、自らの汗も、バスの中でも
なんとか無事に過ごしたワタクシであるが、
地元に着くと、あるある香港の1つ、
…ビルから謎の液体が…(おそらくクーラーの室外機から垂れた水)
それにより、腕に数滴の攻撃が…
その部分が剥げてきて、焦るワタクシ。
そして、指でなじませてみると、そのハゲが広がり…
慌てふためく。
また、家につき、夕飯の準備をしようとしたところ…
水が使えないじゃないか!!
ということに気がついた。
手の甲にもしっかり塗料が付いているのである。
そして、垂れる鼻水…
もし、ここで思いっきり鼻をかんだら、
鼻の周りだけ剥げるのではなかろうか…
…などなど、様々な不安を抱きながら、断食の夜を過ごしたワタクシ。
…やはり所詮は苦行荒業…
翌日になれば、この、今不安定な塗料が全て乾ききり、
肌に馴染むものなのだと思っていたのである。
翌朝、バスルームへ向かい、
早速手を洗ってみたワタクシ。
すぐに色付きの塗料が肌から剥がれて落ちていくのに気がつき、
元の色に戻るのではないかと慌てたのであるが、
もはやシャワーを浴びないわけにもいかないので、
意を決し、なんなら全て剥がれてしまえと言わんばかりにシャワーへ。
すると、みるみるうちに上半身から塗料が剥がれ落ちていくのであるが、
シャワーが終わり、再度、身体を確認すると、しっかり色が残っていたのである。
剥がれ落ちた塗料は肌に馴染んでなかった外側のレイヤーだった様子である。
そりゃヘアマニキュアで髪の毛染めたって、洗い流す時は色付きだなぁと
変に納得してしまったワタクシ。
結局、スプレー直後は3トーンくらい黒くなり、満足であったが、
翌朝、洗い流した後は、1.5〜2トーン弱に落ち着いた。
…ということは、次回は5トーンくらい黒目のものを選ぼうなどと、
企てるワタクシに、友人Yが…
「それ、もはや日本人じゃなくなる気が…」
などというのである。
ワタクシは地黒なのであまり目立たなかったが、
普段、色白の人であれば、カナリ面白い変身ができるかと思われるので、
肌が弱く、あまり綺麗に日焼けができない方などにはお勧めする次第である。