Nの苦行・荒行 香港生活

30代の視線で香港での苦行荒行を綴って参ります。

香港のBurberry

友人がシンガポールへ帰国するに当り、
本帰国パーティーを企てているワタクシ達。

友人が普段身につけていない率の高い
ベルトをギフトとして贈るべく、
Burberryへ出向いた。

最近、巷でベルトをつけていない若者を
よく見かけるのだが、アレは流行りなのだろうか、
それとも面倒臭いだけなのであろうか…

平日で人が少なかったからか、Burberryだからか、
店員さんは標準香港人よりも3割増し笑顔で、
良いサービスだった。

店内は、、案の定、大陸人のプレーグランドになっており、
わりかし大きめの北京語が飛び交い、接客途中でも割込まれたり…。


幾つかベルトを物色し、サイズをどうしようか考えていると、
店員が近寄ってきたので、サイズを伺ったところ、
おもむろにタグを確認し…

「3,800ドル」

 

と言い放った。。。

サイズを聞いたのだが…と若干思いつつ、
やっぱり金の話かい…と思ったワタクシ。

再度サイズを聞き直したところ、、、

 

「100・・・キロメーター」とボケを忘れない店員。

…怪獣か。

その後、もう少し小さめのサイズをと聞くと、
在庫の確認に行き、戻ってくると、

「香港には全て100kmしかない」


と申し訳なさそうにいうので、
「他のベルトも100ckmしかないの?」(同調したワタクシ)

と聞いたところ、そうだというので、

ここで買い物する客(多分、一番は大陸人かと思われるが、)
どんだけ胴回りデカいんだよ…

と思った次第である。

が、次にピックしたアイテムを見ていたら、

「90kmの在庫を確認してくる!」

と消えてしまった…

 

…あるのかい!

 



しかし、裏にはける直前、大陸人に声をかけられ、
そっちの接客をし始めた店員…片手にはベルト…

身体半分、ワタクシの対応をしなくてはという雰囲気を出しながら、
大陸の方の接客をしていたのだが、チョット一生懸命過ぎて微笑ましかった。

結局、その日は欲しい商品の在庫がないとのことで
取り扱い店舗を確認し退店。

一応接客をして頂いたのでお礼を良い、
店を出るべく、出口に向かうと、
後ろからバタバタと追いかけてくる音がして、
何かと思ったら、さっきの店員が

 

「Thank you, bye bye」

とお見送りに来ていたのだ。

手には、慌ててしまいかけになっているベルトの在庫が…

買い物に出かけても嫌な思いをすることが多いので、
若干買い物恐怖症になっていたワタクシなのであるが、
良い人もいるんだなぁ〜と優しい気持ちになり、
振り返って会釈をし、退店したのであった。

 

にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へ
にほんブログ村