Nの苦行・荒行 香港生活

30代の視線で香港での苦行荒行を綴って参ります。

香港の笑顔

香港に引っ越す前、アジアの某、微笑みの国で
くらしていた経験のあるワタクシ。

 

その国の人は改めて思うと、笑顔の多い人達だったなぁと思う。
…住んでいた頃には、あの笑顔は色々な珍事を隠すための
ツールにしていた感が否めなかったのだが、
人懐っこさ、そして、無邪気さから、その笑顔のために

「しょうがないなぁ〜・・・」

 

と思えることも、まぁまぁあった。
(たまに、どうしようもなく殺意も芽生えていたが)


ところ変わって香港。
不名誉なことに笑顔ランキングなるもので
ワースト2位にランクイン。

 

さらに、同調べの店員などの挨拶やサービスの良さ
をはかるランキングでも、
堂々のワースト3位にランクイン。

香港人はよく大陸人を指差し馬鹿にするが、
もはや今や笑顔の指標もサービスの悪さも
大陸より下なのである。

「まさかぁ〜…」

と、一瞬思ってみたりしたのだが、
これは疑いようのない事実であると痛感する。

University of Wisconsin-Madisonのリサーチによると、
移民の多い国では笑顔が多いのだとか…。

このリサーチではアメリカの笑顔指標が高かったので、
そのように言われているのだろう。

…が、

香港は(ざっくり分けると中華系が中心だが)移民が多いし、
タイ(幾つか民族はあるが)や日本はそれほど移民が多い印象は
ないのだが、どちらの国も大昔に海外からやってきた人間の
第一印象によると笑顔の多い国と記されているのだが…。

 





本日、ジムに行った際、カウンターでチェックインをしようとしたら、
自分が立っているところより遠くに離れているスタッフが

「こっち…」

とも言わず、挨拶もせず、指で「こっちこい」とやられただけである。

 

お前が来い…

そしてパッケージに含まれているタオルも貰えず
「タオルください…」

って言ったら、すごく面倒くさそうに取りに行き、
また、遠くにいる位置から
「ほらこれ…」くらいの感じでボンヤリ…

っていうか、持ってこい…。

こういう国での生活に慣れると、
日本に帰った時、笑顔の接客を受ける際

騙そうとしているのではないか…

と錯覚してしまうことは、帰った直後、非常によくある。

…こんな笑顔の全くない街でも、
口角を上げ、顔の筋肉が衰えないように
意識的に微笑もうと…

…すると、人にぶつかられて早速失敗するワタクシなのである…

 

…ま、、、、まけねぇ、、、微笑んでやる。。。

 

にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へ
にほんブログ村