香港に引っ越す前、アジアの某、微笑みの国で
くらしていた経験のあるワタクシ。
その国の人は改めて思うと、笑顔の多い人達だったなぁと思う。
…住んでいた頃には、あの笑顔は色々な珍事を隠すための
ツールにしていた感が否めなかったのだが、
人懐っこさ、そして、無邪気さから、その笑顔のために
「しょうがないなぁ〜・・・」
と思えることも、まぁまぁあった。
(たまに、どうしようもなく殺意も芽生えていたが)
ところ変わって香港。
不名誉なことに笑顔ランキングなるもので
ワースト2位にランクイン。
さらに、同調べの店員などの挨拶やサービスの良さ
をはかるランキングでも、
堂々のワースト3位にランクイン。
香港人はよく大陸人を指差し馬鹿にするが、
もはや今や笑顔の指標もサービスの悪さも
大陸より下なのである。
「まさかぁ〜…」
と、一瞬思ってみたりしたのだが、
これは疑いようのない事実であると痛感する。
University of Wisconsin-Madisonのリサーチによると、
移民の多い国では笑顔が多いのだとか…。
このリサーチではアメリカの笑顔指標が高かったので、
そのように言われているのだろう。
…が、
香港は(ざっくり分けると中華系が中心だが)移民が多いし、
タイ(幾つか民族はあるが)や日本はそれほど移民が多い印象は
ないのだが、どちらの国も大昔に海外からやってきた人間の
第一印象によると笑顔の多い国と記されているのだが…。
本日、ジムに行った際、カウンターでチェックインをしようとしたら、
自分が立っているところより遠くに離れているスタッフが
「こっち…」
とも言わず、挨拶もせず、指で「こっちこい」とやられただけである。
お前が来い…
そしてパッケージに含まれているタオルも貰えず
「タオルください…」
って言ったら、すごく面倒くさそうに取りに行き、
また、遠くにいる位置から
「ほらこれ…」くらいの感じでボンヤリ…
っていうか、持ってこい…。
こういう国での生活に慣れると、
日本に帰った時、笑顔の接客を受ける際
「騙そうとしているのではないか…」
と錯覚してしまうことは、帰った直後、非常によくある。
…こんな笑顔の全くない街でも、
口角を上げ、顔の筋肉が衰えないように
意識的に微笑もうと…
…すると、人にぶつかられて早速失敗するワタクシなのである…
…ま、、、、まけねぇ、、、微笑んでやる。。。