一昔前、関税も無いし、香港は買い物天国などと
呼ばれていた時代がある・・・。
・・・が、
今や円安の世の中。
街にあふれかえっているジャンク品はもとより、
ハイブランドも何もかも、香港にあるものは大して安くない。
その上、その手のものを買いに行くと、
大抵、大陸人がトランクを持って買い物に来ていおり、
縦横武人に買い漁っているので、
無秩序・カオス・大混乱で、本当にストレスフルなのである。
また、静かな気持ちで買い物を楽しもうと、
それなりのショッピングモールのハイブランドのお店に
入っても、まるでドンキホーテで買い物をするオバチャン
よりもけたたましく邪魔をされたりする。
特に「あ~これ良いな~」と、見ている隣に
大陸人がいたりすると、その商品はガン見され、
棚に戻した瞬間ピックされ、
「ふん、たいした事無いね」
などの一言を口にしたりするので、気分が悪い。
また、仮に大陸人がいない店だとしても、
店員が寄ってきて広東語で捲くし立てる。
・・・それも大抵どうでも良い情報であるが、
とりあえず黙らない。それが彼らのオモテナシである…
…のかもしれない。
そんな一生懸命、切れ目なく、
息継ぎするのも忘れるくらい
説明をする香港人に
「ごめんなさい、広東語分からないので・・・」
と英語が広東語で言ったりなんかすると、
一瞬、凄く嫌な顔をし、北京語になったりする。
つーか、北京語もわかんねーよ
と、言いたくなるのだが、
そこで英語が苦手な店員だったりすると、
それまで情報の洪水だったのに、突然止んだりもする。
彼らが言っている事は「二つ買うと○%引き」だの
「3つ買うと1個おまけ」だの、お得情報、あるいは
「これは新作」だの程度のものである。
そういう店員に「財布を捜してる」と言うと、
突然、何を根拠にかは知らないが、全然興味の無い
アイテムを進められたりするのである。
そういう傾向はコンビニでも見られる。
風邪を引き、コンビニへ薬を買いに行った際、
レジにて、店員がレジ付近においている商品を
押し売りしてくるのだが、こちらは、薬を買いに行っているのだが、
「一緒にチョコレートはどうですか?」
って、
いらねーよ
せめて、その隣にあるマスクをおすすめしろ!
と思うのであった…。
あぁ、、、日本で買い物がしたい・・・。