Nの苦行・荒行 香港生活

30代の視線で香港での苦行荒行を綴って参ります。

歯医者の仕上げ

香港の歯医者の治療は早い。

 

日本なら毎週1回、数回通って
ようやく完治すると思うのであるが、
2~3回の治療で終わる。

 

ちなみに、アポを取った3日前に、突然メッセージが入り

 

「セラミックのかぶせ物、今日届いたけど、もしよかったら今日来る?!」

 

とのこと。

 

ありがたいなぁと思いつつ、早速歯医者へ行くと、
早速麻酔を喰らうワタクシ、。

 

「さ、うがいして!」

 

と言われ、

 

口に違和感を感じながらうがいをして、
いざ、かぶせ物を取り出した歯科医師が突然

 

 

「・・・あ。」

 

 

とつぶやく。

 

 

「…あ」ってなんだ「…あ」って?!

 

 

「今確認したんだけど、、、これ、
素材がオーダーしたものと違う!!
すぐに送り返して作り直させるから!!
また来週きてもらえる?」

 

 

との事…

 

麻酔の効き始めたワタクシの歯茎は…

 

…痺れ損かい!!

 

と、若干憤ってみたのであるが、
ごまかす人も多い香港で、チャント直前に気がついて
ストップ掛けてくれたのでよしとするかと思ったワタクシ…

 

 

帰りがけ、悪いと思ったのか、
なぜか歯磨き粉を10本くらいプレゼントされるのであるが…

 

 

…そんなにいらねーよ!

 

 

…と思ったことは若干内緒である。

 

 

 

そして、仕方なしにクリニックを去ると、
助手が物凄い勢いで走ってくるのである。

 

 

何かと思ったら、

 

 

「あれ、やっぱり大丈夫だったみたい!」


とワタクシを連れ戻しにきたのである。

 

 

あまりの展開の速さに若干ついていけないが、
せっかく麻酔をかけているので、
そして今日終わるのであれば
終わらせて頂こうと診察室へ戻った次第である…。

 

 

手際よく作業を進め…

「完璧ねっ!」

と仕上げた歯科医師…
さすが元同僚N子が太鼓判を押すだけあり、
やはり完璧な仕上がりなのである。

 

 

家に変える途中、日本に住む母からメールがあり
時を同じくして歯医者に通っていたらしいのであるが、
治療費は14万円したらしい。

 

ワタクシの治療費も約18万円だったのではあるが、
会社の保険で大分カバーされるので助かってはいるが、
やはり歯は高いのだなぁ…と痛感した次第である、、、。

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香港のラーメン屋

実はラーメン大好きなワタクシ。

 

数年ほど前からつけ麺も好きになり、
ラーメンかつけ麺を定期的に食べているのであるが、

 

実は油そばなるものを食したことがない。

 

と思ったところ、先日通りかかった湾仔と金鐘の間辺りに
大門というラーメン屋を発見。

 

 

…ラーメンやらつけ麺が好きなわりに、
ラーメン屋に詳しいわけでもなく、むしろ疎く…
まずは、日式なのか、日本のなのかを調べたところ、
日本で何店舗も出店しているところの
ラーメン屋だとわかり、早速入店。

 

早速、つけ麺と油そばをオーダーしたワタクシ達。

 f:id:bloggenic:20170414165650j:image

つけ麺は…他店と比べて若干魚のダシが強めで、
魚介が苦手な人にはチョット癖があるかもしれない。
しかし、味のスタンダードは日本のそれ。

 

値段も香港の中では若干安めでありがたい値段設定である。

 

 

…が、

 

 

麺を食べ終わり、スープ割を頼むと、

 

どんだけお湯を入れるんだ!!!

 

ってくらいお湯を入れられ、
もはや色と臭いつきのお湯になってしまったのである…

 

 

…香港人にはこれくらいが丁度良いのかな…
と思ったところ、露骨にがっかりする
ワタクシのパートナー(香港人)。

 


…やっぱり入れすぎな様子である。
f:id:bloggenic:20170414165722j:image

初めて食べた油そばにはこの様な説明書きが…

 

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…しかし、普通にニンニクを食す香港人、

 

「デートの方は控えめに」 や
「告白する方は控えめに」に対し、

 

「別によくない?!」と突っ込む。。。

まぁ、、、今更別にいいけども、、、
デートも初期の頃などであれば

やはりニンニクは遠慮して頂きたいな…と思う次第である。。。


ラーメン以外にも色々用意があったので、
また今度足を運んでみようと思う次第である。

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歯医者再び。

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決して悪いところはどこもないのだが、
会社の福利厚生でる保険が更新されたので、
そろそろ歯医者に行きたいなぁ~と思っていたのであるが、

 

「…まぁ、まだ先でいいかな」

 

と漠然と思っていたワタクシ。

 

実は、笑ったときに奥歯から顔を覗かせる
銀歯が嫌でセラミックのものに変えたかったのである…

 

…が、

 

歯医者の雰囲気はもっと嫌だったのである…

 

自費でやると物凄く高いし、
日本でも保険の対象外だから高いし、
それなら香港でやった方がワタクシの場合は安上がりなので、
やるなら香港で…と思っていたのであるが、
中々重い腰が上がらなかった…

 

 

…矢先…

 

 

突然、一番奥の歯のかぶせ物が、、、
全くノーマークだったかぶせ物が
剥がれ落ちたのである。

 
手前の笑ったときに現れる銀歯がどうこう言ってる場合ではない。
とっととそのはがれたかぶせ物をどうにかしなければ…

 

 

と、思い、早速、その日の夕方にアポを取ったワタクシ。

 

 

かぶせ物がはがれる場合、虫歯の可能性も考えられるし、
虫歯だったら嫌だなぁ…と思っていたのである。

 

 

…が、

 

 

ただ、はがれただけとのことで、
早速付け直してもらったのである。
更に、手前の銀歯をセラミックにする
お願いもしたワタクシ…

 

 

…結果

 

 

ただ、はがれたかぶせものを
そのまま付け直すだけの作業が約23,000円!
セラミックに変える料金16万円!

合計取り急ぎ、約18万3000円を自己負担!!

 

たけーよ、おい !


…後ほど、保険会社へクレームし、
保険料を受け取れるのだが…一体いくら返ってくるのか
若干未知数…

 

…予定では、個人負担は大体6万円くらいと想像しているのだが…

 

ちなみに、ここの歯医者は今までの人生の中で経験した
アジア中で一番上手い歯医者だと思っているので、
絶大なる信頼だけはしている次第である。

 

…にしても歯は高いなぁ…と改めて痛感するのである。
特に国民健康保険などの制度のない海外に住む皆様、
歯は大切に…。

 

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香港のカラオケ

香港生活スランプに入ったワタクシなのであるが、
こんなときにワタクシがすべきこと…

 

…それは、なるべく香港人と接することである。
誰とでもと言うわけではなく、自分が心を開いている
香港人と…ではあるが。

 

と言うわけで、先週は香港人の友人と遊び倒した。

 

まずは、金曜日のカラオケパーティーである。

 

大人になってからというもの、ワタクシにとってのカラオケと言うのは、
飲み会の二次会。いわば、酔っ払ったときに勢いで行くものであって、
素面で、食事もせず一次会から行く場所では長らくなかった…

 

 

…が、

 

 

カラオケ大好き香港人たちは、一次会からカラオケに行くのである。
香港のカラオケのいくつかの場所は、ビュッフェスタイルになっており、
個室で歌を楽しみながらゆっくり食事が出来たりするので、
割と人気なのである。

 

カラオケの部屋に案内され、
「さて、じゃあ食べ物取りに行こうか」と
ワタクシを含む半分のメンバーが抜け店内を物色。
香港人が喜びそうな中華系ラインナップに日本人ならあまりそそられない
SushiやらSashimiやら…。f:id:bloggenic:20170412164743j:image

 

 色々物色したがワタクシが一番個人的においしいと思ったのは…

…火鍋インスタントラーメン

 f:id:bloggenic:20170412164645j:image

 

このビュッフェ、日鍋コーナーがあり、好みの具財を選び
一人しゃぶしゃぶが可能…そこに入れられるインスタントラーメンが…

 

…絶妙に美味いのである…

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普段食べない反動だろうか…
N子がいたら叱られそうな次第である。

 

 

そして、部屋に帰ると、既に他の香港人も部屋に戻っており、
「Nも何か歌って」とリモコンを渡されるのであるが…

 f:id:bloggenic:20170412164805j:image

*女性歌手のカテゴリーになぜか松崎しげるが…

 

 

…入力された曲の数は既に98曲。

 f:id:bloggenic:20170412164821j:image

ワタクシが席をはずしたのはものの15分くらいであったものと思われるのであるが、。

 

 

そして、そこから永延、ノンアルコールで、
ずーっと広東語のバラードが続く次第である。

 

 

…途中、「これ、やたら上手くねーか?!」

 

と思ったら、、、
なんてことない、原曲が歌付でそのまま垂れ流し…

 

 ・・・これ、カラオケじゃねーのか?!

 

 

などと思うワタクシ…。

 

しかも、いくつかの曲は、
MTVで流れていたものを再生しているだけ…

 

 

著作権的にいいのだろうか?!

そして、ワタクシに回ってきたマイク…

 

…キーが変更できない!!!

 

…などなど、色々なトラブルに見舞われ
カラオケを後にするのであった…

 

…日本のカラオケに…行きたい…。

 

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努力をする人に対する冷ややかな目

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香港は良くも悪くも個人主義というか、
他人のことをそれほど気にしない。

だからこそ、
「そんな恥ずかしいこと良く出来る!」
と言うような恐ろしいマナー違反もするのであるが、
必要以上に他人に口出しをしない。

 

そんな生活に慣れて、日本の生活を見直すと、
必要以上に出る杭を打ちまくる風潮が強いなぁと
思う次第である。

 

先日、松田聖子さんがJAZZのアルバムを出す、
アメリカ進出に再挑戦…なんて記事を読んだ。

 

聖子ちゃん世代ではないワタクシであるが、
今の年齢からまた新しいことに挑戦するなんて凄いな~
アメリカで成功って難しいだろうけど、
本人が納得できるような結果が出るといいね~

…位で記事を読んでいたのだ…が、

ある週刊誌では
「加齢により高音が出なくなったからジャズに転換」とか
「今更アメリカで成功するわけない」とコメントする人たちも…。

 

話は変わり、別のニュースで日本で同性カップルが
里親になったとのニュースが、。
おそらくこれも相当な下準備とか、
色んな人の努力があったうえで、
達成されたことなんだろうな~と思ったのだが、
コメントの荒れ方ときたら…

 
「大人たちは大丈夫だろうけど、子供はいじめるだろうな」
なんて書いていた人もいたのだろうけど、
本来子供なんて環境の変化には凄く柔軟で、
むしろ大人達がそういう風潮を作って、
子供がフォローしていじめが発生している気がして
ならないのであるが…

 


また別のニュースでは、ブルゾンちえみの
「花は~」だの「細胞レベルで~」だののくだりが、
別の人の著書のパクリだとか…

そんな表現、取り立てて「誰かが先にいってた」
なんて取り上げなくても、もう随分一般的な表現と言うか、
どっかで聞いたことあるだろ…と思ったのだが…。



どの件も読んでいて、何か新しいことをしようと
努力している人たちのこと、新しく出てきて急に
人気になった人のことを日本人は叩きすぎな上、
冷ややかな目で見すぎじゃないだろうか。

 

努力してる人を見て、
「凄いな…自分も頑張らないと」と感銘を受ける
ワタクシとしては、そういう冷ややかな目線にウンザリ。

 

その点、香港は誰か努力してても、誰が怠けてても、
それ程誰も気にしていない気がするのである…

 

 

…あ、


けど、香港のゴシップ誌の報道は、、、相当下品なので、
一概に気にしてない…とも言えないかもしれないが…


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イライラするのはワタクシが悪いのか…?

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*車道の中央を堂々と運転する自転車…。


イライラの周期が巡ってきたワタクシ。

 

なるべく心を落ち着かせ、
なるべくトラブルを起こさないよう、
なるべく人と接さないように
細心の注意を払っていたのだが、、

 

・・・本日も爆発寸前の出来事が…。

 

 

いつもの様にジムに出向いたワタクシ。

 

まず、更衣室で、「オゾン層を破壊する気か?!」くらいに
デオドラントのスプレーをぶちまけている若者を発見。
あまりの量に、バルサン並みに霧が立ち込めているのだが、。

 

その後、その若者はそそくさとその場から退散。
その直後に来た50くらいの香港人、
それを見て、ぬれたタオルでバッサバッサと霧を散らす…

 

…当然、そのぬれたタオルの水滴が
こっちに飛んで来るのだが、まったくもって、お構いなし。

 

その後、一通りトレーニングを終え、
サウナへと向かうと、普段はスチームサウナと
ドライサウナがあるのだが、その日はスチームが壊れており、
ドライサウナのみ利用可能となっていたのである。

 

そのため、当然ながらいつもより、人口密度が若干高めとなる。

 

隣にいた年のころ60くらいの香港人が、
突然、体中をさすり始め、汗を払い始め、
太ももを叩いたりして暴れ始めた。

 

当然、隣にいるワタクシや、反対の隣にいる人に
汗が遠慮なく飛び散ってきて、迷惑なうえ、不愉快なので、
カナリ丁寧に、カナリ笑顔で、カナリ角が立たないように

 

「汗が飛び散っているのでやめてくれませんか」

 

とお願いをした…ら。

怪訝な顔をし、
「Again??(なんだって?)」

と。

 

 

取り乱さす、なるべく心の平安を保ち

 

「汗がね、飛んでるんですよ。周りの人に。やめてもらえます?」

と再度お願いNot指摘・忠告・警告。

 


角が立たないようにいってるんだから

「お、悪い悪い」とかで終わればいい話。

 

ところが、香港人の辞書に謝るなんてない。

 

露骨に嫌な顔を下うえ、
舌打ちをし、


「何が悪いんだ!」

 

くらいの顔をして睨んできた。

 

 

同じアクションをして汗を飛び散らせ
「どう思う?」って言ってやりたい衝動に駆られたが、
我慢我慢。

 

円満にことを終えるため

 

「Thank you」

と、
満面の作り笑顔で終わらせてやったのだが、。

 


帰りに立ち寄ったレストランでは、
親が子供を土足でテーブルに上げて
躍らせていたのであるが…

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日本と違い香港の床は相当不潔なので、
そういうところを歩いたであろう靴で
食事をする場所に上がられるのは
気分が悪い…。

少し離れたところだったから良かったけど、
これで隣とかだったらワタクシは
どう注意するのだろうか・・・と思った次第である。

 

 …これでイライラするのって、
ワタクシが悪いんだろうか…。

まだまだイライラ期間は続きそうな予感である。

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周期的に訪れるイライラ…

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ワタクシだけかもしれないが、
香港で暮らしていて、ある日突然、
マナー違反や、民度の低さが、
いつになくイライラして止まらなくなる
時期が周期的に訪れる。

 

ワタクシの場合は数ヶ月に1度であるが、
それは昨日、正式にやってきた…。

 

昨日は香港の休日で、天気も良かったので、
手紙でも書きに出かけようと、お気に入りの郊外の、
海の近くの公園へ出向いたワタクシ。

 

そこへ行くまでの道のりで、
激しく横入りされ、ぶつかられ、
ドアを開ければ、中から我が物顔で人が先に出てきて…

 

…ウンザリ。

 

 

やっと公園にたどり着き、
テーブルを確保。

 

しばらくして、大学生くらいの子が
「ここ座ってもいい?」と。

 

一人だったので、気にしなかったら、
凄い臭いのキツイ食事を開始。

 

その後、その子の友達が参加し、
腹式呼吸で会話。

 

…ノイズキャンセリングのイヤフォンを突き破ってくるのである。

 

「少し静かにしてくれ」と言いかけたころ、
去っていったので、良かったと思っていたところ…

 

今度は10人くらいの家族がピクニックにやってきて、
特に断りもなく座り始める。それもワザとらしく、
背を向け、しかし、荷物はドッサリ、テーブルに置き始め、
遠慮なくワタクシのパーソナルスペースに
便所サンダルで踏み込んでくるのである。

 

あっという間にワタクシは取り囲まれ、
無視していたのだが、
さっきの大学生達とは比べ物にならないほど

 

・・・やっかましい。

 

 

その場にいるワタクシ1名が、まるで邪魔者かのように扱われ始め、
とはいえ、公園はワタクシのものではないので、
無視をしていたのだが、空になったスタバのカップを、
風に飛ばされないようゴミ箱に捨てに経った瞬間、

 

凄い勢いでワタクシの席は奪われたのである。

 

…っていうか、テーブルに手紙おきっぱななんだけど。

 

睨みをきかせて「どけよ」オーラ全開で
すぐそばに立ち尽くすが、無言で見つめ返されるだけ。

 

…徐々に人を送り込んで、領土はこうして取られていくのですね。

これがお前らのやりかたかぁ~!!

 

…Oops、政治的な話はやめましょう。

次に、イライラを解消するために向かったジムで、
人がいなかったので、マシーンを利用しようとしたところ、
肩をたたけばいいのに、素肌の二の腕部分をビシビシ叩かれ

 

「使ってるんだけど」と難癖つけられた。

 

その人は隣のマシーンに座って携帯をいじっていたのだが、。

 

・・・わかりにきーよ

 

 

…そうして、オフィシャルに…
香港嫌いアレルギー期間が始まったのである…。

こうなると、何もかも嫌に映ってしまうので、
相当なる注意が必要である。

 

…なぜなら、、、


必要以上にトラブルに巻き込まれるからである…

 

しかし、このアレルギー、ある日突然やんでくれるので、
それまでは大人しくしていようと思う所存である、。

 

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