新築販売のモデルルーム
久しぶりにパートナーと仕事の折り合いがついたワタクシ。
一緒のタイミングで休みを過ごせる事になった。
先週、先々週は自然の中でアクティビティーを楽しんだので、
今週は、街を、観光客時代の様に散策しようとしたのである。
・・・が、
まずは、即刻不動産売り込みにつかまる。
⇒この時点で観光客には見られていないワタクシ…。
…しかも、何を思い立ったか突然「見に行こう」と言い出すパートナー。汗。
行った事もないエリアに建設中の、出来上がっていない物件である。
仕上がるのは来年だか再来年だか…。
モデルルームはとてもきれいに作られていて、
ステキではあったのだが、これには大きな罠が潜んでいる。
・・・それは、
・・・窓からの眺めである。
どんなに部屋が綺麗でも、
間取りが良くても、窓の外が凄まじい圧迫感の物件というのは非常に多い。
現に、ワタクシが住んでいる部屋もなん部屋か見たが、
同じ間取りの5階と25階の部屋で、全く違う部屋の印象になっていたのだ。
とはいえ、どの階なら景色は良くなるのか、
景色は良くても、構造上、回り近所からの目が気にならない
仕様になっていないか…色々気になる事はたくさんある。
*香港のマンションは、窓の外から隣近所の窓が無数に見える事が多々あり、
それは、自分の部屋も丸見えである事に他ならない…。
・・・しかし、
その様な条件で購入に踏み切れるわけもないのであるが、
投資目的で部屋を買う人が多い香港。
モデルルームの案内が終わると、
テーブルに連れて行かれ、
「イニシャルペイメントで○○ドル払えれば部屋はあなたのものになる」
「○○ドル持ってるか?」
と詰問が始まる。
「いや、イニシャルペイメントはいいんだけど、月々の支払いはどれくらいになるの?」
などなど、色々な質問に踏み込むと
「いや、それより、金はあるのか?」
と話を濁す。
どうやら詳細は踏み込まれるとあまりよく分かっていないらしい。
段々イライラするパートナー…。
半ば強引に席を立つのだが、会話を止めないエージェント。
そこで一言
「てか、ここ、田舎過ぎて嫌。」
と言い放ち、皆、凍りつく。
そして退散…。
ワタクシは性格的に、やはり出来上がって
街並みも見て、自分が生活している想像が出来る場所かどうか、
実物をチャント見れない物件には興味がないので、
恐らく香港で新築を買う機会はなかろうと思われる・・・