マルチリンガルサービスの病院
香港人友人Jは、総合病院で働くドクターである。
問診表に、外国人が来ても対応しやすいようにと、
いろんな国の言語で質問事項を用意したとの事。
…その日本語版を見てビックリ…
薬物を規則的に取るか。
私にあなたの薬物を示しなさい。
・・・医者の問診ではなく、警察官の職務質問か?!
TBがあるか。
⇒TBを結核症と分かるくらいの人には、日本語表記は不要かと思われる。
肺問題を有するか。
⇒一体どんな問題だ!
因みに韓国語も、同じく相当おかしいらしい…。
通常、香港で医者をしている人は、
海外で留学をしていた人達が多いので、
基本的に英語は通じるのであるが、
とても個性的である。
・宇宙服の様な装備をし、ヘルメット内から
マイク・スピーカーを使い話しかけてくる医者。
⇒息苦しいのかダースベーダーのような音がしばしば入る。
・語尾に必ず「OK?」をつける医者
⇒「温かくして寝なさい、ok?」「水を一杯飲みなさい、OK?」
「脂分を控えなさい、ok?」・・・などなど。。。
そして、「ありがとうございました…」というと、
「どういたしまして、、、ok?」・・・抜かりない・・・。
・目も合わさず、坦々としゃべり続ける医者
ずーっと独り言のように物々症状の説明を説明し、
去り際、日本人だと分かると、カルテに向かい、記入したまま、
目を見ず、「Sayonara…」と呟く…
一瞬、何の事だか分からなかったワタクシ…。
そして、処方される薬が…
…薬に殺されそうな勢いである…。
実際、これを全て飲むと、指先の感覚が・・・鈍くなる…
…などの症状が現れることもあるので・・・
なるたけ飲まないようにしたい所存である…。