Nの苦行・荒行 香港生活

30代の視線で香港での苦行荒行を綴って参ります。

Mark Sixで一攫千金

f:id:bloggenic:20160227075253j:image

香港人に限らず、恐らく中華圏で割りと広く浸透している
大切な考え方…それは・・・

 一攫千金である。


世界のカジノで大金を湯水のように惜しみなく使う中国人。


日本文化で「金儲け」という言葉には、
どこか、卑しさを含む。

汗水たらして働いて、地道にコツコツ積み上げていく・・・

恐らくそれが日本人の美徳ではなかろうかと思われる。
なので、一攫千金だの、突然金を手にする成金は、
あまり好まれない気がする。


が、


香港人にとっては、
手軽に気軽に簡単に、労せず金をとっとと手に入れること、
いわば、一攫千金こそがヒーロー。
金持ちが正義、お金は味方である。

f:id:bloggenic:20160227075322j:image
故に、正月の挨拶に
儲かりますように~!」と挨拶があり、
縁結びよりも金運の神の方が多く祭られ、
どこもかしこも金、銭、商売っ気である。
*あくまで個人的感想である。


ときに、3月1日は、1億ドル(約14.5億円)が掛かった
マークシックスの日であった。
f:id:bloggenic:20160227075343j:image
故に、売り場はいつもに増してごった返していた。
風水の良い支店は、よりごった返す。


このマークシックスは、自分の好みの数字6個、あるいは、
機械がランダムで選んだ数字6個を購入し、当選日に
番号を確認するというものである。

ハナッからギャンブル、宝くじ、抽選…その他諸々、
運という運は持ち合わせていないワタクシ、
貧乏くじは良く引くが、当たるくじなど引いたためしはなく、
もちろん購入する気もない。

・・・が、

マカオ在住のマカオ人Sに依頼され
渋々、代理で購入する事に…。
f:id:bloggenic:20160227075417j:imagef:id:bloggenic:20160227081256j:image
*機械の選ぶランダムな番号を買うか、自分で好きな数字を選ぶかという選択がある。

混み合い、殺気だったガラス張りのカウンターで
広東語が通じる自信もなく、紙に書きましたとも…。


「3月1日金多寶 3張電脳」
(3月1日のくじで、ランダム番号のもの3つ)


カウンターの人に若干、怪訝な顔をされながら、
購入完了。後は、結果を待つだけである。
f:id:bloggenic:20160227075433j:image

・・・ハナッから信じていないワタクシであるが、
もし、万が一、1億ドルが当ろうものなら、

1割くらいは別けて頂くつもりである。

にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へ
にほんブログ村