香港でのSMAP解散騒動
ある朝、香港人の同僚に
「SMAP解散するの?!」
と聞かれ、SMAPの解散騒動を知ったワタクシ。
香港人の日本の芸能情報の詳しさに恐れおののくとともに、
自分の日本の芸能情報の疎さに気付かされる。
解散するのかと聞かれても私は事務所関係者ではないので、
ネットで確認できる範囲で情報を確認し、逐一翻訳したところ
「そんなのもう知っている」と突っ込まれる始末。
アメリカの新聞社でも電子版のコラムの面に取り上げている様子で、
そんな大々的に騒動になっていたのだなぁと改めて実感。
なんでそもそも、その香港人の同僚が、
SMAPを知っているのか聞いたところ、
90年代、今よりも、日本のドラマが香港で大流行しており、
それに出演していた木村拓哉のファンになったり、
中居正広のファンになったりしたとのこと。
どんなにSMAPの中でその二人だけが好きだといえど、
ソロで活動し続けてくれればそれでいいかというと
そうではない様子のファン心。
そんな香港人の同僚より、SMAPの情報を逆輸入し、
オススメの歌や番組など、色々リンクが送られきて見てみたのだが、
良い歌歌ってるなぁ〜って思ったり、踊りうまいんだな〜と感心したり、
過去にどれだけ苦労してきたか、そして努力してきたか…
垣間見えた気がした。
それが一般大衆向けに作られた情報だったり演出なのかは
ワタクシは存じ上げないし、特に踏み込んで知ろうとも思わないが、
自分がまだウカウカ学生をしていた年齢で、
彼らは一生懸命大人に囲まれて仕事してたんだな〜…と感じ、
その積み上げてきた歴史に対し、ファンではないが、
応援したい気持ちになった。
頑張る人達は素晴らしいなって思うし、
後ろの事務所の方でどのような力関係が働いているのかは
わからないが、華やかに見える芸能界とて、
所詮は一般の会社と同じ様に、会社のドロドロが
あるのだなぁ…と悟る。
一般の人間がミスをしたり問題を作っても、
見ず知らずの他人にまで公開されたりはしないが、
芸能人、それもあれだけの人気がある人達だと、
腑に落ちなくても、納得できなくても、一般大衆に向けて
謝罪する姿を放映したり、それが、海外のメディアにまで
取り上げられると思うと…相当なストレスになるだろうな…
と思うのであった。
いじめる人間というのは「いじめなんてない」というし、
問題を作る人間というのは「問題なんてない」というフリをする。
彼らの謝罪会見が、どういう演出なのか、素なのか、意図があるのか…
そういったことはわからないけれど、また夢を与える仕事を
笑顔で続けて頂けたらなと願うばかりである。