香港の日系スーパー
ワタクシは自炊派である。
香港に引っ越してきたばかりの頃、
物珍しさから、また、現地化を試みて、
茶餐廳に通い詰めたのである。
結果、太り、肌が荒れ、大して美味しいとも思わないし、
たまに食中毒になるなんてリスクがある上、
それほど安くない事にも気がつき、自炊になったのだ。
せっかく自分で料理をするのなら…と、
中国産の怪しい野菜は買わず、
日本の野菜やオーガニックのものを買っている。
まず第一に中国産の食材は残留農薬が半端ないからである。
第二に、土壌が既に汚染されている場合、有害物質は
表面上を洗っただけではどうにもならないからである。
そして、何より、中国産の野菜って美味しくない。
野菜特有の苦味とか臭いとか癖とか…
そういったものが日本産のものより強い気がする。
…しかし、日本産の野菜もタイミングが悪いと、
凄まじい値段がついたりする。
先日、どうしてもグラタンが作りたくなり、
ナスを購入しようとcity superなる外資系のスーパーへ赴いた際…
…日本産のなす、1本65ドル(約1,000円)
…っはい??
また、別の日、煮物に使おうと購入した人参…
中位のサイズの人参が3本くらい入って…56ドル(約850円)
先日購入したキャベツも半分で26ドル(約400円)
フルーツは安定して高い。
健康に良い日本産のリンゴと銘打ち売られていたリンゴ、
2つで46ドル(700円)
…それで健康をどうにかするなら、病気になってから医者に行く…。
…と、捻くれたくなるワタクシ。
さりとて、では、中国産の毒菜を食べるかと言われると…
色々なジレンマに苛まれるのである。
しかし、1週間分買って、一食分で考えると、
茶餐廳よりは安い、あるいは同じくらいの値段になるので
よしとしているのだが・・・
…茶餐廳の原価っていくらくらいなのだろう…