Nの苦行・荒行 香港生活

30代の視線で香港での苦行荒行を綴って参ります。

面倒くさかったらサービス拒否

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香港のサービスは、全くもって期待してはイケナイ。
基本的に無愛想だし、やる気ないし、客は邪魔者であって、
店に利益をもたらしても、担当者個人に利益はもたらさない。

 

ワタクシが通うジムでもワタクシのパッケージには
タオルの貸し出しは付いているのだが、
毎日通っていようと「タオルください」って言わないと
タオルは出てこない。

 

ところが、最近、流石に顔を覚えられ、顔を見ただけで、
タオルが用意されるようになったので、その担当者のみについて
評価を勝手に上げたワタクシ。

 

…しかし、翌日事件は訪れる。

 

おそらく初めて見る顔のレセプション。
ワタクシがジムにチェックインするのは大体5時前。
ピークの時間よりずっと前である。

 

大体レセプションの人は、奇数の鍵(上の段のロッカーの鍵)を渡してくる。
ところがその日渡されたのは下の段。


…ワタクシ、ひざを痛めており、しゃがむのがきつかったので、

 

「上の段の下さい」と申し付けたところ

 

確認もせず

 

 

「もうないから」

と言われた。。。
こんな分かりきった嘘を言われて黙っているワタクシではない。


「あの、、、ロッカーいくつあるか知ってる?
もし全部上のロッカー使われてたら片方の性別の会員だけで
すでに150人チェックインしてることになるんだけど…。
3年ここに通ってて、そこの歩道橋から中見えて、
そんな混んでないし、まだ5時前なのに全部埋まるわけ無いけど」

と鍵を差し出すと、

 

舌打ちを食らい、物凄く面倒くさそうに
鍵を突き出され(Not渡され)、
さっさと消えろ位の扱いをされたワタクシ…


更衣室へ行くと、案の定、上の段のロッカー、がら空き…。

まぁ、上の段のロッカーが良いなんていうのは
ワタクシのわがままではあるが、
レストランやらなにやら、いろいろなところで
「苦情を申し立てて、初めて当然のサービスが、
嫌々ながら受けることができる」
なんて事は日常茶飯事である。

文句言ってぶつかって嫌な思いをしてまで当たり前のサービスが欲しいか、
面倒くさいからと受け流すか…コレは選択が迫られるところである。

 

 

先日、割と暗めのバーへ行き、ビールを頼んだ際、
遠目からでも分かるくらい、黒い物体が泡に浮かんでおり、
受け取ったワタクシ、その物体がGの小さいものであることを確認…

 

その場で速攻、「コレ嫌だ」と言ったが、
特に謝られることも無く

 

「あぁ、、」といい、グラスを持って返った。

 

店員は中身を捨て、同じグラスを洗うことなく、
そのまま新たにビールを注ぎ、何食わぬ顔をしてもってきたので、
本当に気分を害されたのであるが、
面倒くさかったので、何も言わず飲まずに帰ったワタクシ、、、。

香港のサービスが向上する日は来るのであろうか…。

 

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懐メロとワタクシ

ここ数年、ワタクシは、昔の歌を良く聞く。

 

ワタクシが子供の頃、親が運転する車で流れていた曲だったりするので、
ワタクシの幼少期くらいの曲から親達の青春時代まで様々である。

 

現在のリズム重視の耳障りの良い流れるような歌詞も好きなのであるが、
そういう曲が多すぎて、特に新鮮味もないというか…まぁ、普通なのであるが、
たまーに昔、車で聞いていた曲の1フレーズなどが浮かんでするとき、
凄く素敵な歌詞が多い上、「続きどんなだっけ??」などと
気になることが多いのである。

 

事の発端は、確か松田聖子の「Sweet Memories」
子供の頃は特に振り返る過去もそれ程無いので、
メロディーくらいしか聴いてなかったと思うが、
三十路過ぎると、それなりに振り返る過去もあり、
失った夢だけが美しく見えるのは何故かしら」とか心にしみたのが
きっかけだったと思われる。

 

次に刺さったのが竹内まりやの「駅」
昔好きだったあの人を偶然見かけて
懐かしさの一歩手前でこみ上げる苦い想い出に言葉がとても見つからないわ

杏里の「オリビアを聴きながら」

疲れ果てたあなた私の幻を愛したの

こんなにずっしり昔の恋愛を形容してくれる歌詞、
最近見かけていないワタクシには
結構(涙腺への)破壊力がハンパなかった。

夜更けの電話、あなたでしょ?話すことなど何もない」の部分も、
今じゃ携帯の着歴で分かってしまうし、
あの人からだよなって思う気持ち、思いたい気持ちも
話すことなんて無いっていう強がりも…本当のところは
色々分からない部分が情緒的な時代だったなと感じる。

 

 

 

そして、意外だったのが竹内まりやの「マンハッタン・キス」
子供の頃よく聞いていて、悲しそうなうただなぁ~と思っていて、
できるなら知り合う前の私に戻っておいてきた夢探したい」とか
いつの日か遠い思い出だと笑い会える そんな時がくるのかしら」とか
凄く耳に焼き付いていたのですが、
全体を読むと…不倫の歌だったんですね。汗。

私より本当はもっと孤独な誰かがあなたの帰り待ってるわ

…経験は無いけれど、こういう気持ちで去っていく相手を
見送るのは悲しいだろうなぁ…。

ハイ・ファイ・セットの「冷たい雨」も大人になって
歌詞を読み返してみると、泣けますね、、
幸せに暮らしてなどと 願えるはずも無い
彼女の名前 教えないでね 恨む相手はあなただけで良い
これを割りと明るいメロディーで切なく歌うから悲しくなります…。

その作詞作曲をしたユーミンもいい歌を沢山書いてますね。何度泣かされたことか。

「海を見ていた午後」もぼーっと海を見ながら聞いちゃいます。
あのとき目の前で思いっきり泣けたら今頃二人ここで海を見ていたはず
紙ナプキンにはインクが滲むから 忘れないでってやっと書いた遠いあの日


子供の頃聞いていて、なんとなーく脳裏に残ってて、
意味が理解できるわけも無く、大人になって振り返って聞いてみると、
凄く共感が出来たりして面白いなと思ったワタクシ。


もしかしたら、子供の頃に聞き流していた曲の中に、
まだまだ大きな感動が隠れているかもしれない。


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旧正月が明けました。

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旧正月が明けた。

 

香港人によっては西暦の1月1日より、毎年ランダムに変わる
この旧正月の方がよっぽど大切な様子である。

 

香港人は、旧正月前に新しい下着(赤)、
服、靴を購入し、旧正月当日は、それらを身につける…らしい。

早速ワタクシのパートナーも赤の下着を購入しにいったのだが、
「これどう」と見せられたのが、赤字にゴールドのプリントの入った物で、
モロ大陸中国人の「ザ・チャイニーズ」のようなものを持ってきたので
全力で購入を阻止。

 

馬鹿タレめ…

 

アレを見て本当に欲しがる人がいるほうが不思議である。

 

 

 

旧正月には大抵、皆家族で集まり、
食事したり麻雀をしてすごす人たちが多いので、
街は割りと空いている。

 

ワタクシは幼少の頃から、親に「賭け事になる遊びは教えない」と
トランプも神経衰弱かババ抜きくらいしか教えてもらえなかった口なので、
未だに麻雀はおろか、ドンジャラすら良くわかってない。

 

 

まぁ、その香港の人達が麻雀に興じている隙に
バイオハザードを見に行ったのであるが、
ものの見事に閑古鳥が鳴いていた。
おかげで見やすかったけれど。

 


そして、旧正月が明けると目立つのが、
やたら、新年の抱負に燃える瞬間方の人達…。

 

その影響でジムは一時的に混み合う。

 

やる気に燃えられるのは結構であるが、
ミーハーな感じでマシンを占拠されると…若干困るワタクシ。

 

日本人の皆様と異なり、待ってる人とか、周りの人に配慮する人は
ほぼいないので、マシンは永遠に使えず、狭い階段の通路で携帯を
いじりながらタラタラ歩くせいで渋滞が発生してもお構いなし何てことも頻発…

 

 

…ま、3週間位したら収まるのだが…。

 

 

とりあえずはワタクシも2017年の1月を振り返ってみたところ、

取り急ぎ準備体操は完了…といったところであるので、
残りの11ヶ月も精進していく所存である。

 

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グリーンスムージーの効果

グリーンスムージー生活をして1週間強になる。

 

最近、チョット気がついたことがある。

・・・それは、

 

目の疲れが減っている事である。

 

 

そういわれてみれば、、、と、鏡を覗き込むと、
充血も減っているではありませんか!

 

…残念ながら、今のところ美肌への効果は確認できていないが、
何かしら聞いているのであろう・・・と思われる。

 

 

ちなみにワタクシが試したグリーンスムージーは以下のレシピ。

-ニンジン 一本
-ほうれん草 1束
-りんご 1個
-バナナ1本
-オリーブオイル大さじ1杯
-ヨーグルト100gくらい
-水150mlくらい

 

 

どうやらニンジンの成分に含まれるルテインという成分が
ブルーライトから目を守ってくれるらしく、
言われてみれば、目薬を使っていないのに、
随分目がすっきりしているなぁと、、、
今朝気がついたワタクシ。

 

そもそもワタクシがニンジンのスムージーを始めたのは、
βカロテンの持つ抗酸化作用やそれによる、お肌のアンチエイジング効果に
期待を寄せてだったのではあるが、まぁ、こちらも…何か見えないところで
効いてくれていればいいなぁと思う次第である。

 

…とはいえ、ニンジンを生で食べる、
あるいはスムージーにするのは、
良いと言う人と、悪いと言う人と意見が別れるところ。

 

でんぷん質を含むので、胃腸でガスを発生しやすくなるのだとか、、
また、参考にする資料により、ビタミンCを破壊すると言う意見、
あるいは、そんなの殆ど作用しないという資料…
酸(酢)と一緒に取ると良い、悪い、、など、真逆のご意見が色々ある。

…つまり、良くわかっていないって言うのが実のところではないかと…。

 

とはいえ、ワタクシも同じスムージーを永遠に飲み続けるわけではないので、
1週間サイクルくらいで色々変えていくつもりである。
同じものをずっと飲み続けてても意味はないだろうし。



取り急ぎ、目の調子が物凄く良くなったので、コレはこれでよしとしようと思う。


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バイオハザード観てきた

香港で映画館へ行くのがあまり好きではないワタクシ。

…だって、絶対携帯の着信に出る人いるし、
後ろの席の人に蹴られるし、
誰か話してたりするし…


…などなどね。


が、しかし、もう昔からずーっと見てきたバイオハザードが
とうとうこれで最後となればやはり見ずにいられず、見てきましたとも。


因みにこのバイオハザード、広東語では、、、


…生化危機…。
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な、、、なんか嫌…

っていうか、ホラー感が5割増しに聞こえるのは、ワタクシだけ?!


まぁ、香港の映画館なので、もちろん字幕は広東語のみになるのであるが、
反射神経で、字幕が出ると、字幕を読もうとしてしまうワタクシ…

一生懸命読んだところで追いつけるわけもなく、
あえて、字幕を見るなと自分に言い聞かせ映像に集中。


長く続く映画の最終回、特にエンディングって
結構ガッカリすることが多いのですが、
良いエンディングだったと思われる。
一番ゲームの世界観にも近い様な気がした次第である。


…が、


ローラの役が…簡単に終わりすぎ…


もちろん主役じゃないし、死んじゃう役なのは、
仕方ないと思われるが、なんていうか、印象に残らない死に方というか…
「あぁ〜可哀想だった…」とか、、そういうのが全く残らない、
役に名前もつかない様なエキストラが死んでいくのと変わらないくらい
アッサリ終わってしまい、チョット寂しかった…。

…何ならセリフも役名も特になさそうな生贄役のおばさんが殺されるシーンの方が、
まだ、印象に残った様な…

せっかく綺麗な方なので、もうチョット見ていたかった…。


香港の映画館は、エンドロールが始まると、
みんな速攻で帰っていくのであるが、
今回は、電気もつかず、帰る人も少なかったので、

「あぁ、これは何かあるな…」って思ったら…

うん、一番最後もゲームの世界観を守った感じで、
中々良い最終チャプターだったと思われる。

これで終わってしまうのは少し寂しいけれど、
良い最終回の映画が見られてよかったなぁと思う次第である。

 

 

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筋肉疲労と寝不足の関係

最近、ワタクシは結構寝不足である。

 

寝不足であるというか、夜、なかなか寝付かれないし、
途中で起きるし、起きる時間頃になると、すっごく眠いのである。

別に変に悩み事があるわけでもないし、
精神的に不安定なわけでもないので何だろうと思っていた次第である。


先日、流石に筋肉疲労が溜まり過ぎ、
肩甲骨から脇にかけて「あぁ、そろそろ寝てる間につりそう」
という予兆が見られたので、メインテナンスにマッサージへ行った。

行ったのは90分200ドル(3000円くらい)の破格のタイ古式マッサージを行っている
湾仔のマッサージ屋である。
*ワタクシの住む界隈はカナリのドローカルな場所であるが、
そこですら45分で150ドルくらいする。
ちなみにここでは45分なら100ドルである。

ここは香港人の友人Kに紹介してもらったのであるが、
湾仔というロケーションにもかかわらず、この破格っぷりに
カナリの如何わしさを感じたのであるが、蓋を開けてみれば、
どこのマッサージ屋よりも今の所、最高に上手いのである。

問題の肩甲骨あたりにマッサージの手がさしかかったとき、
露骨に

「あら?!あなた??・・・ここ!!」

とマッサージの手を一瞬止め、さすり始め、
触診をするマッサージのおばさま。

そこから、歯を食いしばり、痛みと涙をこらえ、
激痛のマッサージを受けるのであるが
これがカナリ効く・・・。

ちなみにワタクシは全身くまなく激痛が走るのだが、
パートナーを連れて行った際、途中からいつものように
イビキが聞こえてきてびびった次第である。

・・・おそらく激痛が走るのはワタクシの身体のせいの様子。

 



その日の翌日、いつも通り朝は起きなければいけなかったので、
普通に生活をしたのであるが、身体中が疲れている時とは違った感じの疲労感…

そして、夕方頃からものすごい睡魔に襲われ、
夜7時には床に着いたのであるが、それから翌朝7時まで12時間、
目覚めることなくぐっすり眠り続けたワタクシ。

どうやら巷に聞く好転反応らしい。

そう言われてみれば、同じく睡眠不足に悩むN子も
ジム仲間のYだのIだのもみんな同じように夜の寝つきの悪さに
苦しんでいた。

身体が極度に疲労すると、交感神経が優勢になり、
常に戦闘体制になったままらしく、夜も深く眠りにつけないのだとか、、、

この状況が続くと、感覚が麻痺して、疲れをそれほど感じなくなるらしいのであるが、
相反して、身体はどんどん疲れを溜め込んでいくのだという。

そういう状況でマッサージを受けて、身体中の緊張を解きほぐすと、
本来体が感じていた疲労感を一気に感じることができ、
身体が必要とする休息を取ろうとするらしい。

それにより、深い眠りに転がり落ちるのですね、、、。

よく運動する人はやはり定期的にメンテナンスが必要ですね。
ワタクシも2週間に1度くらいはマッサージに行こうと思っているのではあるが、
中々足が向かず、、、気付けば大体1ヶ月に1回くらいになってしまうのであるが、
今後は定期的に通おうと誓うのであった、、、。


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旧正月のジレンマ

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香港は明日から旧正月である。
旧正月と言えば、香港人にとっては一大イベントである。
独身であれば30代でも40代でもお年玉をもらう風習があるからである。

 

まぁ、普段から香港人は親戚同士仲良くしているなぁとは思うのであるが、
旧正月になると、必ず親戚を訪れ、取立ての言葉を口にするのである・・・

 

恭喜發財!

 

…と。

 

日本語には「あけましておめでとう」と訳されるが、
元々の文字の意味は、恭喜が「おめでとう」で、
發財は「儲かりますように」である。

新年に会うと、一言目にコレ。

なんとも風情がない、お金大好き香港人にピッタリの挨拶言葉であるが、
ワタクシには、この広東語版「あけましておめでとう」が

「さっさとお年玉頂戴!」

 

にしか聞こえないのである。

 

 

 

ちなみに「新年快楽」と言う言葉もあるのだけど、、

圧倒的に「恭喜發財」を聞く機会のほうが多いなと思う次第である。

 

 

20代も前半なら、「独身ですから~」と、お年玉をもらうのも別に大して抵抗が無きにしも非ずだったが、

今更、もらう気になど大してならないワタクシ…。

 

ちなみにワタクシの香港人の同僚Sに旧正月何をするのか聞いたところ

「親戚に会いに行くよー」と言われたので
「お年玉もらいに行くのが目的でしょ」と冗談で言ったら

「あたりまえじゃない、あはははは!」

と切り替えされた…みもふたもない・・・
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この時期はマンションのセキュリティなどにも渡す人が多い。

 

…けど、ワタクシからしたら、常日頃から管理費払ってるし、
セキュリティの方が年上なのに、
何でそっちこそくれないのだと思う次第である。汗。

…別にいらないけど。

ちなみにこのお年玉の相場は、大体20ドル(300円くらい)である。
もっと近い仲の親戚だったりすると金額も上がっていくのであるが、
20ドルくらいでしばらく愛想振りまいてもらえるなら…


…いや、逆に払わないことで
逆恨みされるなら渡しても良いかなと思う次第である…。

 

…ではでは皆様、良いお年を…。

 

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