最近の香港のジム
最近ジムが凄まじく混んでいる。
香港は住宅事情が厳しく、アメリカの駐車場と同等の広さに家族5人で住む人たちなど結構多い。そんな人たちは自分のパーソナルスペースを求めるため外に出てくる人も多い。
それらの人は、ファーストフード店だったり、フードコートなどにも出没するのであるが、ジムも例外ではない。
ジムにはマガジンスペースのようなものがあり、そこでリラックスして雑誌や新聞を読むことができるのであるが、素直にそんなところに収納されてくれる人たちばかりではない。
1つしかないマシンを永延と占領し、携帯をいじるだけの人も非常に多い。
あるとき、どうしても使いたいマシンがあり、しかし、既に使われていたので、終わるのを待とうと、別のマシンを使っていたところ、
10分間一度も使ってない…。
その間にワタクシは2種目終えてしまい、本当に困り、恐る恐る
「あのぉ、、、あとどれくらい使いますか?」
と話しかけたところ
すごい剣幕で無視し、突然、思い出したかのように開始。話の通じない人だと思い、また、別の場所へ移ったのだが、10回終えると、それらしくウエイトを変え…
…変えっぱなでまた携帯…。
結局その人は20分間で2セットやった程度で、ワタクシはその人がそのあとどうしたかを見守る前に別のフロアへと行くのであった。
他にも、これ見よがしに思いっきり、思いダンベルを用いて、思いっきり小さな可動域で、チョイチョイ動かし、満足して床に思いっきりダンベルをたたきつけるおじさん…
…悪いけれど、正しいフォームでやったら、その重さの半分の重量でも5回は出来ないだろうなぁ…などと思いつつ、かつその人たちもまた、これ見よがしにダンベルを床にたたきつけると5分から10分程度スマホに没頭…これが自分の部屋、自分のダンベルでも同じようにたたきつけるのだろうか…。
…いくら負荷をかけてもここまで休んだらいつまで経っても筋肉は追いこめないのだが…。
こういう「やってる」風の自己満足の人たちが幅を利かせ、長年同じ顔を見ているけれど、全く効果の出ていない身体に疑問を感じないのだろうか…と思うワタクシなのである。。。