女子バレーボール ワールドグランプリ観戦
先日…というかもはや先週、
紅磡でバレーボール女子のワールドグランプリが行われた。
その日のゲームは、日本VSロシア、中国VSセルビアが行われ、
同じジムに通う香港人の友人Kに誘われ、観戦に行ってきた次第である。
同日、朝から台風が来ており、かつワタクシ、若干二日酔い…
のため、いまいち行く気にならず断ろうと思っていたのであるが、
Kとジム以外で会い出歩くのは初めてかつ、ワタクシもプロのスポーツを
生で見るなどと言う経験は中々ないため、出歩いた次第である。
会場に入ると、既に日本とロシアが試合を開始していた。
…が、
どういうことだろうか。
会場に鳴り響くアナウンスを含め、
会場中が日本を応援しているのである。
アナウンスが「ニ~ッポン!!」と掛け声をかけ、
会場が「がばてぇ~!!(注:頑張って)」と叫ぶ、
サーブが決まれば大喜び、点数が入っても大喜び、
ロシアに点が入れば露骨にがっかり。。。
…その場にいる日本人としては凄くうれしかったのだけれども、、、
…若干ロシア人がかわいそうだなと思ってしまったワタクシ。。。
友人Kは「ね?見てごらん。香港人はこんなに日本が大好きなんだよ!」
と言ってくれるのは嬉しかったのであるが…。
例えば日本で、どこかの国VSどこかの国の試合をしていて
これだけ日本人が片方の国を応援することはあるだろうか…
などなど考えてみてしまった。
その後、中国とセルビア戦が始まると、
さっきの日本への応援を上回る大歓声が中国に寄せられた。
…香港人て、、、中国人嫌いって言ってなかっただろうか…
これも香港の七不思議。
大陸は大嫌いだけど、国際戦では中国を全面応援。
応援をするのは構わないのであるが、
ワタクシにはいくつか受け入れられない応援が…
1、相手国が点数とると、わざわざ英語で
「Fxxk you, go home b**ches !!!」と叫びだす人達
2、相手国のサーブが失敗すると、
凄まじい大喜び
⇒自分の応援している国に点数が入るのはいいことだけど、
相手のミスを大喜びするのはものすごく品がないと思う。
3、ハリセンでワタクシの座席を思いっきりひっぱたく後ろのおばさん。
⇒応援は構わないが、人の席たたくな。
これらのことだけはどうにも受け入れられず
思いっきり興醒めしてしまった次第である。
なんにしても相当練習して、頑張って
ここまで勝ち上がってきて来た人たちである。
ワタクシはその時点で敬意を表したいし、
いい試合をしてほしいと思うし、
相手国が勝てばそれを讃えたいと思う。
…だからして、決して相手国の悪口を言う気はないし、
相手国のミスを笑ったり喜んだりする気もないし、
見ているほかの観客を邪魔するような行為は…
…断じて受け入れられず…。
とりあえずは、プロ同士の真剣な戦い。
そこで繰り広げられる緊張感たっぷりの
闘志のぶつかり合いは本当に素晴らしいものだなと
感激したのであった…。