しょせん人なんて外見が全て…か?
ワタクシは内面重視派である。
…そういう人間に、心優しい人で、外見が極端な人を紹介すると、結局は
「いや、この人はチョット…」
となる。
残念ながら世の定めである。
とはいえ、ワタクシは付き合う友達を外見で選んだためしはない。多分。
これまでにお付き合いをしてきた歴代の人たちも、
綺麗に全く一致しないくらい、外見も雰囲気も年齢もバラバラで
好みが定まっていない。
…が、
そこに、そろそろ退職の同僚N子が
「それは、内面で選んでるんじゃなくて、
自分が好きなもの、心が定まってない未熟者なのよ!!」
と言い放つ。
間も無く同僚ではなくなる同僚N子。
やはり、最後の最後まで名言を残す女である。
話は変わり、
今年は再開の多い夏であった。
いや、新しい出会いもたくさんあったので、
単に人前に出る機会が増えたのであろうと思われる。
流石に20kg体重が変わったワタクシに
気がつかない人はおらず、色々話しかけられたのであるが、
2年前くらいに今より20kg太っていたころには、
全く見向きもしてこなかった、話しかけもしてこなかった、
面白い事を言ってみても反応もしなかった人たちが、
手のひらを返したように、凄く興味関心を持ち、
なんなら、二人きりで食事に行きましょうなどの
お誘いを受ける事すら何度かあったのだ。
…最初のうちはチヤホヤされる事に浮かれていたワタクシなのであるが、
それだけの事で反応が全く違うその人たちの浅ましさに
若干興醒めした次第である。
ちなみに友達は太ろうが痩せようが、変わらず接してくれるので、
そういう存在は大切だなぁと思う。
*同僚N子は「そろそろ運動しなさい」と忠告してくるが。笑。
しかし、逆に考えれば、それだけの事で、取られ方が違うのであれば、
発言力を持つには、そういった努力もしておかないと
いけないのだなぁと思う。
そんな覚悟を持ってか否か、
同僚N子は、キャリアアップのため、来週から新しい職場へと旅立つ。
新しい職場では、色々な会社のお偉いさんをクライアントに、
仕事をしていくらしいが、きっと、仕事に忙殺されても、
美容を怠らず、美しくキャリアを磨いていく事と思われる。
今までN子がいる事で甘えていた部分も多くあったワタクシにとっても、
彼女が離れていってしまう事は大きな損失であると共にチャレンジだと思われる。
…また同僚N子と、元同僚として集う際に、
ワタクシも輝いていられるよう、頑張ろう・・・と思う所存である。