psychiatricナースとの会話
香港人の友人Kは大学時代、心理学を専攻し、
今は、精神医学系のナースとして10年働いている。
方や、いろいろな分野に満遍なく興味を持ちつつ、
全く、何も極めていないワタクシ。
心理学の本を読み漁った時期もあり、その分野に興味もある。
いつも友人グループの中で顔をあわせる程度の関係だったのだが、
その日は別の友人が参加してくるのを待ち、先に二人で会っていたのである。
…別の友人が参加する予定の8時間も前にである。。。
まずは、香港人がいないと、なかなか行く気にならない飲茶へ行き、
その後はハイキングへ。お互い同じジムの会員なので、
同じジムでシャワーと着替えをし、タイ古式マッサージを受け、
上海料理のディナーへ…その後別の友人が合流…と云う流れになった。
…スケジュールを全く知らされていなかったワタクシ、若干戸惑う。
Kとの会話はとても楽しかったのであるが、
しばらくして、凄く不思議な感覚に陥った。
Kはとてもお喋りなのであるが、
実はあまり自分の事を語っておらず、
気がついてみればワタクシは4:6くらいで、
やや控えめに話しているのに、
話がワタクシの話が中心に進んでいたのである。
気がつけば過去にあった話や、
現在に結びついている事がどんどん引き出され、
前のめりになっていったワタクシ、、。
そんなワタクシのことをKは次々と言い当て、
軽く占い師以上の存在に…。
…っていうかお前、医者じゃなくて、ナースだろ!
などと思ったのであるが、
物凄い観察力…というかテクニック。。。
…おそらく「今腕を組んだ」とか「顔をかいた」とか
見られて嘘も見破られているのだろう…
…それは、メンタリズムだから…と突っ込まれたワタクシ。
普段使わない、聞きなれない英単語もたくさん出てきて、
いろいろ勉強にもなり、また、世の中には、
まだまだ知らないジャンルの人間が存在するのだなぁ…と
思った次第である。