Nの苦行・荒行 香港生活

30代の視線で香港での苦行荒行を綴って参ります。

日本人のマナー

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*注:こちらは香港のバスに乗る香港人



しばらくの間、日本へ遊びに行っていたワタクシ。

 

今回は、運が良かったのか悪かったのか…
日本で少しびっくりする人たちに多く遭遇した…
 


母がコーチを務めるテニス教室での出来事である。


高校時代、 とある地方のテニスの凄く強い高校に通い、
自称キャプテンをやっていたという女性…。
インターハイへは出場できず、、、
そして他の人は出場したらしいのだが…
その経験から「私は上手い」オーラを前面に出すのだという。

 

初級者から上級者まで色々そろうその教室で、
彼女は控えめに言っても中級なのだという。


が、

本人はバリバリ上級者のつもりらしく、
母が、指導をすると

 

 

「私、指導されるの嫌いなんで」

と拒否したとのこと。

 
まぁ、そこまでいうのであれば、
特にいう必要もなかろうと、
母は自由に練習させているのだという。

ある日、外部からテニス連盟の中で会長を務めるお偉いさんが、
ありがたいことにボランティアで教えに来てくれた際、
同じことを会長に言い放ったらしく、

思いっきり逆鱗にタッチ。

母がやばいと思い、事情を話し、
謝りに行くよう促すと、

…逆上したのだという、。

 

また、ある初心者は初心者歴30年。


いつまでたってもうまくならない
ベテランの初心者であるのだが、
試合を控えた上級者に母が個別で指導を始めると

 

「私も指導してください」と割って入ってきたのだという、。


この人たちは試合を控えているから、また今度…

と促すと

 

「じゃ、暇なんで帰ります」


と言い放ったのだという。


他の人たちは普通に練習をし、
空いた人は素振りをしたり、ボールを拾ったり、
プレーを見て勉強するのであるが、
その人は自分が実際に練習をする時間以外は、
「暇」なのである。

 

…どちらの生徒さんも…年の頃50歳以上である、。
もう少し分別があっても良いものである…。

 

 

日本から香港へ帰る帰りの飛行機。
ワタクシの列は運よく、ワタクシ一人だけで、
のんびりすることができたのであるが、
後ろの席には日本人の女性達。

 

はしゃぎ方からして、
「あぁ、旅行で香港に行くんだろうな」って思ったのだが、
夜中12時半ごろ出発の深夜便である。
寝る人も多く、消灯もされるのであるが…

 

 

…いつまで経ってもすっげー大声で騒いでる。

 

 

いつもは広東語だの中国語が聞こえてきて
「うるせーよ!」と思うのであるが、、、
彼女らはまぎれもなく日本人である。

 

また、前の席に人がいないからいいやと思ったのか…

 

 

…足が…生えてきた…

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性差別をする気はないが、この女性は…これでいいのだろうか…。


その後も騒ぎ続け、
正直…マナー悪すぎだろ…と、思ったのであるが、
日本語で騒ぐものだから、
とてもばつが悪かった次第である…。

 

一週間ほど日本でダラッとした後に戻ってきた香港は…
もはや海外の知らない土地ではなく、
どこか、ホッとしている自分がおり…
無意味に一方的に香港人のマナーの悪さを
批判してはいけないなぁ…と反省するのであった…。

 

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土屋アンナ「読んでもわからないから捨てちゃう」の考察

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土屋アンナさんが
「子供の学級だよりや郵便物を「読んでも分からない」と捨てる」
っていうのがニュースになっていたけれど、、、

 

…実はコレ、ワタクシとて、他人事ではない。

 

 
幸い香港は中国語表記だけじゃなく、
英語の書類も一緒に送ってくれる団体が多いのであるが、

まず、中国語だけの表記で何かお知らせがきたとき、
パートナーがいれば「重要か重要でないか」だけ見てもらうが、
一人では判断がつかず、しばらくほったらかす
⇒そのうち忘れるパターンが多い。

 

また、英語でお知らせを送って頂いたところで、
例えば金融系の書類やら、保険やら、、、
そっち系の書類となると恐らく日本語で書かれてても
あんまり読まないだろうなぁ~・・・という規約が
どっさり送られてきたりすると、最初の数行読んだ後…

 

 

…同じ行を2度読んでいたり、行を飛び越してたりする…。

 

 

さらに先日、スーパーで
「これ、、、読みにくいなぁ…知ってる単語あんま出てこない…」

 

 

と、躍起になって読んでた文章は、


どうやらインドネシア語だったり、フランス語だったり…

 

 

…んなことがしばらく続いてくると、
そのうち大きな問題が起こるのではないかと
冷や冷やしている次第である。

 

 

先日、納税の申告書を作成すべくeTaxに申込み、
オンライン上にツラツラ色々な税金関係の文章が
いっぱい出てきたのであるが…

 

…不意に高校時代の長文読解をしてたころの気持ちに陥る…。

 

 

…それならまだよい。答えがあるのだから…
ワタクシが取り組まなければならない書類の・・・
…答えは…


・・・ない。

 

 

とはいえ、これまで何度となくいろんな契約だの書類だの
取りかわし、生きてきたのであるが…

 

 

…よくもまぁ、こんな性格で生き延びたものだなぁ…と思う次第である。



ちなみに、他の国から来ている人で、
英語が苦手な人だって大勢いるだろうなぁ…
…と、思ったのであるが…

 

 

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…。

 

ワタクシの中ではあまりなじみのない
アジアの言語は色々対応があるのに、、、
日本語はこれらの言語よりメジャーではないのだろうか…。

 

 

 

…と、、、とにかく、


この街で生き延びていくのであれば、
チャント書類も面倒くさがらず、ちゃんと読まなければいけないなぁ…
と、思う次第である。


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香港で暮らして驚かなくなったこと

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日本の感覚を鋭く持っている時だと、
ものすごく突っ込みたくなるのに、
普段、ボーっとしてると、
もはや、何の違和感もなく見過ごしてしまうことがある。

 

以下は、先日、スーパーへ出かけた際、ものの1時間以内に
起こった香港のあるあるである。

 

 

1、横断歩道で車が来るかどうかだけ気にしてる人
⇒車が来なければ隙をついて渡ろうとするため、
信号が青になってても気がつかず永延と車を眺め続ける

…そういう人は周りの人たちが渡り始め、それに気づき慌てて渡り始める

 

2、老人ホームの憩いの場の様になったファーストフード店。
⇒ショッピングモール内にあるMドナルドをちら見したところ、
明らかに何も食べず、何もオーダーせず、新聞を広げ居座る老人たち

…飲食を希望して入ってきた客からしたら相当邪魔な様な…

 

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3、デザートコーナーに置かれたポテトサラダ。
⇒某日系スーパーに出向いたところ、デザートコーナーに
パンケーキやら、カップケーキやら、プリンやらゼリーやら…
色々ならんでいた中に…なぜかポテトサラダが登場。

…ポテトサラダは日本ではデザートじゃない、。


4、見つからないポン酢
⇒同じく某日系スーパーで醤油がまとまってるコーナーで
ポン酢を探すと、全く見つからず、ナンプラーやらXO醤やら出てきて
あきらめかけた隣の棚の小麦粉とかが売られているコーナーに
チョコっと出てきたポン酢…。

 

…ポン酢は日本でも醤油の近くに置かないものなんだろうか…

 

 

5、ガッツリタトゥー
⇒日本じゃまだまだ偏見があるタトゥー。
香港じゃ飲食店でもジムのインストラクターでも、
普通にガッツリタトゥーが入っている人も存在し、
最初でこそビビった記憶があるが、今さらなんとも思わなくなったワタクシ。
逆に日本に戻り、ジムや温泉へ行ったとき、入れ墨お断りの注意書きを見て
「あー日本じゃダメなんだっけ」と思いだすようになった次第である。

 

6、バス停に止まらないバス
⇒そのルートで運転するのが新人なのか、
最近バス停が移動になったのかは存じないが、
本来止まるはずのバス停がすっ飛ばされることはたまにある。
乗り込み際、お客のおばちゃんが

「ったくどこに止めてんだい!!バス停はあっちだろ!」と一喝すると、
「一々うるさいな!嫌なら乗るな!!」などと怒鳴り返すのである。

 
…お客は神じゃないし、運転手はロボットじゃない。
どちらも生身の人間のぶつかり合いである。

 

 

ワタクシ自身の精神衛生が良いときは、それらのことも
何事もなく受け流すことができるというか、それらのことに
何の疑問も持たなくなっているのだが…

 

…冷静に考えてみればキット日本では
珍しいことだろうなぁ…と思うのであった。


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香港から出ていく友人…

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香港はいろんな場所から
移り住んできた人たちが
大勢住んでいる国際的な都市である。


それ故、長く住めば住むほど、
出会いもあれば別れもあるのであるが、
香港自体が狭いので、、、

 

国境を隔てるような別れがとても多くある。

 

 

今年も既に何人かの友人が香港を去って行ったのであるが、
ただでさえ香港に友人の少ないワタクシには、
片腕をもがれる思いなのである。

 

 

そんな最近、友人Sが中国へ引っ越すことになった。

 

 

…あぁ、、、また仲良くしてくれていた人が一人…
悲しいなぁ…と思って聞いており、
頬を濡らしそうになったのだが…

 

 

よくよく聞いてみると…

 

 

中国は中国だが、、、国境を挟むし、携帯の電波も
国際ローミングがかかってしまう地域ではあるのだが、
ワタクシが暮らす香港の部屋から
ものの35㎞くらいの場所に位置する中国の街…

 

 

東京から春日部よりちけーよ!

 

 

 

だ、もんで

 

 

「週末遊びに来たら~?」


などと、カジュアルに誘われたうえ、

 

 

「ま、2か月くらいしたら戻ってくる予定なんだけどね」


という友人S…。

 

 

ワタクシの涙腺から若干分泌された涙を返して頂きたい次第である。。。

 

 

とはいえ、日本やらオーストラリアやら、アメリカやら、、
世界中の色々な場所へ散らばっていく人が多く、、、
もっと、一緒に香港にいる時間を
大切にしなければいけないなと思う次第である。

 

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所得税の納税

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香港はそろそろ所得税の申請をする時期である。

 

 

今時、こんな紙でタラタラ申請なんぞせずとも、
今はeTaxという便利なものがあるため、
オンライン上で申告ができる…

 

 …はずなのであるが、

 

 どういうわけだか、ワタクシはいまだに紙で申請を行っている。

 

 

理由は毎年思い出すのであるが、、、
eTaxの申請をするたび・・・

 

 

「エラーが起こりました。こちらの書類を記入して送ってください」

 

 

などのメッセージが出て、そんなものを送って、
返事を待って、どーのこーのしている間に
用事が立て続けに入り、提出忘れを恐れ、
申告書を提出してしまうのである。

 

 

・・・結果、何年たってもオンラインで申告できず・・・。

 

 

同僚たちはオンラインで華麗に俊敏にとっとと申告している…

 

オンラインで申告する場合、
去年と変わった情報を入力するだけで済むので、
非常に楽なんだそうな…

 

 

…一方ワタクシは、誤字脱字を恐れながら一つ一つ手書きする…

 

あぁ、、、何て健気な。。。っていうか非効率である。

 

 

というわけで今年こそは…と、オンライン化を目指すべく、
まずはエラー画面で表示された書類をダウンロードし、
今時FAXで提出したのだが、、、

 

 

…待てど暮らせど連絡(手紙)がこねーーーー!!!

 

 

担当者、、、やる気あるんだろうか・・・。
きっとお役所仕事だからこんなもんなんだろうな…
などと思うが、、

 

運が良ければ…今年こそはオンライン化できるかも・・・カモ・・・しれない。

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一時帰国前にすること…

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海外在住者にとって、日本への一時帰国は
とても楽しみな一大イベントかと思われる。

 

ワタクシにとっても例外ではない。

昨今の円安の影響から、日本での買い物はお得感が強く、
ネットで下調べをしている段階から、逐一香港ドルに計算して
見ていると、どれもこれも安いので、胸が躍るのである・・・

 

・・・踊らせるのは別にいいのであるが…


「あ、、これいい」
「あれいい・・・」

と、

定期的にみていると、
一度決済しているごとに自分がいくら使っているか、
なんとなく忘れてしまい、


…このたび、まだ、日本に帰るのは2週間も先だというのに、
すでにオンラインショッピングだけで出費が10万円を超えたワタクシ…。


一昨年は特に円安で、しかも今よりも家賃が安いところに住んでいたので、
中国人のごとく、ワタクシも爆買を企てていたのだが、
日本に帰る1週間前には、すでに実家に大量の段ボールが納品され、
心配した親が


「なんかたくさん届いてるけど、コレ、全部持って帰れるの?」


と心配してきたほどである。。。


とはいえ、日本に滞在する間も散在したい気満々なので、
ここ数年、順調に日本の貯金をすり減らしてきたワタクシ…


…もっと、利用は計画的にしなければ…。

 

日本人に対して逆カルチャーショック

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常日頃香港人のことをとやかく言うワタクシであるが、
香港の暮らしに慣れすぎたのか、日本で暮らす日本人の言動にも
たまに驚くことがでてくるのである。

 

ある朝、会社に問い合わせの連絡が。

 

「さっき御社からこういうメールをもらったんですけど、
ここにはこう書いていていて、アー書いていて・・・
・・・なんでなんですか?


など、ツラツラ語りだす先方。

 

そんなこと言われてもそれを書いたのはワタクシではなく、
ケースバイケースによるため、手元に何の資料もなければ、
何の話かさっぱり分からず、なぜかと聞かれても
ワタクシは途方に暮れるのであるが…。

 

んで、そのメールが誰から送られたのか確認して、
折り返しさせようとしたところ

 

「あの、前にも別の人とお話しさせていただいて
その人はこういってて…」


ずーっと話し出すのである。
そして、口癖のように言う

 

「何で皆、言うこと違うんですか?」


…だから、しらねーよ。
ケースバイケースだっつーの。

 

っていうか、そもそもそうやって、本来最初に話してた人と
会話を詰めていけばよかったものを色々な人に聞くから
話しがぶれるんだろーが…と思ったが。

 

しまいには

 

「あなたじゃ話にならないから別の人出して」

 

と言いだす先方。

 

いや、だから、最初っから担当者から
折り返しさせるといってるのだが…。


よくよく確認してみると、担当したのは香港人で、
英語で対応になっているため、
日本語の対応が欲しかったのだろうなぁ…と思ったが、。

 

ひとしきり自分の言いたいことだけ一方的にいい、
最終的には、折り返しに合意したのだが、
こちらが名前と電話番号を訪ねると、

 

・・・答える前に切りやがった!!

 

 

まぁ、この手のタイプは日本でも少ないと思いたいのだが、、
目的が、問題を解決することじゃなくて
文句を言うことにシフトしているのが凄く分かったので、

…ハッキリ言ってこういう無駄なものに時間費やしたくないんだが…

 

と思ったワタクシ。

実際、日本人て、対応する側もすごいなぁとは思うけど、
それ以上にお客側が、必要以上のサービスを求めすぎだろと思う次第である。

…あるいは、ワタクシの感覚が日本の常識からずれているのかもしれない…

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