時に中国の料理は後を引くというか…一度食べると止められなくなる事がある…
という人がいる。
そこまで常日頃中華を食べないワタクシ。
そういう禁断症状は出たことがないのであるが、
先日、驚きの、かつ、「まぁ、中国だったらありそうだな」と思った事件が勃発。
中国で麻薬成分であるケシの殻を使った火鍋屋が摘発されたのだ。
なんでも、料理に病みつき似させればリピーターが増えると踏んだらしい。
本当に自分勝手な理論である。
中国メディアによると、無錫で、ある夫婦が火鍋屋を出た後、警察官に止められ、尿検査を受けた結果、麻薬成分を示すモルヒネ陽性となったが、夫婦とも違法薬物の吸引歴はなく…地元警察当局の調べでは、夫婦だけではなく、一緒に昼食をとったその娘と孫娘からも、麻薬成分が測定されたのだそうだ。
結局、火鍋屋のオーナーの家宅捜査が行われ、麻薬成分であるケシの殻が見つかったのだそうだ。
食品安全法違法で即逮捕。
火鍋の激辛スープとケシの殻から、モルヒネ、パパベリン、コデイン、ノスカピン、テバインなどケシに由来する依存性薬物成分を検出したとのこと。
しかし実はこれ、中国国家食品薬品管理総局によると、北京、上海、広東省など全国35カ所の飲食店が「ケシの殻」を使っていたと発表しており、
ただの氷山の一角、、、いえ、中国の一角。
モラル面に関して言えば、ワタクシからすると中国大陸人も香港人も実はあまり変わらない気がする。まだ、香港の方がましかなとは思うこともあるけれども、それでも外国人としては非常にビックリすることは今でも多い。
独りで出歩くことが多いワタクシであるが、もし、これがワタクシの身に…しかも中国で降りかかったらどうだったか…。
飲食店へのがさいれなど行われることもなく、問答無用で豚箱へぶち込まれていたのではなかろうか…麻薬とか中国では普通に死刑になるので…
…などと思うと、やはり、まだまだ中国は怖いなぁと思わざるを得ないのである…。