Nの苦行・荒行 香港生活

30代の視線で香港での苦行荒行を綴って参ります。

香港で契約するということ…

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たまに思うが香港の人は「契約」なんてものは目安にしか思っていないと思う。

 

まぁ、これは、個人差があるのか…日本でもそういう人はいたのかな…
などと思うので、一概にカルチャーショック何て
軽々しく言ってはいけないのかもしれないが、。


2年の契約をしていても、契約書に金額が記載されていても、
1年経った際に値上げなんてのもよくある話である。

  

ある日、取引先の会社からコンプレインが入り、

よくよく確認してみると、

 

「それ、契約書に明記されていて、同意されてますけど…」

という内容を

契約から1年も経って、イケシャーシャーと

 

「そんなものには同意しない!!」

と騒ぎ立てているのである。

同意したから契約が成立したわけで、
同意しないなら契約の時にそういうべきかと思うのであるが、。

もはやそこに理論など存在しない。


金を死守するのみ!


…で、ある。

騒ぎ立てても何の解決にもならないのだが、
要するに、同意した事実をもみ消すだか目をそらすためだか

とにかく大騒ぎしているon the phone。

途中から感情的になりすぎて、何を言っているのか

さっぱりわからなくなったので、ひとしきり騒がせたあと、

思わず言ってしまった。


「Are you finished?」



契約書に書いてあろうがなんだろうが、
自分の都合が悪くなれば無効なんだそうだ。

しまいには
「このことをツイッターやFacebookで書きまくってやるからな!!」

などと言いだす50代後半のおっさん。

ちなみに彼が感情的になっているのは、
ものの3,000円程度の話であるのだが、
まるで一軒家の不動産でも担保にしたような
ブッチギレっぷりである。


…子供かお前は。

*そのことを自身のブログに書くワタクシも人のことを言えた義理ではないような…ゲホゲホ

そんなことは政治家ですら国際間での契約に対しても
そういうことを言ってくる国である。信用何て出来ない。

 

いや、信用出来ないから結ぶ契約なのであるが…。


話は変わり、ワタクシが4年通っているジムがあるのだが、
このたび、建物との契約更新となり、家賃の値上げにつき、

閉館となるのだそうだ。



…ワタクシ、そこのジムの契約に行った際、
「年間ごとの契約が良いです」

と言ったのであるが、
あれこれ説明され、7年分契約したのであるWith discount。

しかし、その際に最終踏み切ったのが

 

  • 担当者がここのテナントは契約が10年分されているから撤退することはない
  • もし、日本に帰ることになれば、返金できる

 

と言ったからである。


…まぁ、ワタクシは、全くもって信用はしていなかったが…
そして、その時の営業担当はもはや去り、
そんな話をしてみても

「ハン、そんなの無理に決まってるでしょ」

と、
案の定あしらわれる程度なのである。



…香港で契約なんてものはこの程度である。

 

しかし、消費者側が同意した同意書には、

絶対の効力があり、どんなにコンプレインしたところで覆りそうにない様子である。




変化の速い香港。

契約内容の変化も恐れてはいけない様子である…。

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