Nの苦行・荒行 香港生活

30代の視線で香港での苦行荒行を綴って参ります。

普段しないこと

ワタクシ、普段は夕食を食べない。

ジムに行き、終わって家に帰ると、
9時頃であり、かつ、朝早いため10時半頃には寝るからである。

…が、

最近、日本へ帰ってからというもの、
若干食欲の秋が始まっている。


先日、ジムの帰り、バスを待っていたのだが、
待てど暮らせどバスは来ず、とうとう痺れを切らせて
ミニバスに乗り込んだ。
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小回りが利くからか、
満員になったらストップがかからない限り止まらないからか、
ミニバスは普通のバスに比べ、結構速い。

…が、

降りる時は「○○で停まってー!!」と叫ぶ必要がある。

シャイなワタクシにその勇気はなく、
あまりミニバスは利用しないのである。

「降りまーす!」くらいなら広東語で言えるが、
バス亭の名前がイマイチわからないワタクシ…

これが香港の厄介なところ。
全てに広東語名と英語名がある。
ものによっては広東語の発音をそのまま
英語にしたものもあるのだが、
完全な英語名か、一部英語が混ざった広東語か…
そんなものが混在し、英語で言っても通じないことも…。

 

いよいよワタクシの降りる場所が近づいてきて・・・
さて、どうするか…と思った瞬間、
いつも降りるところよりも少し手前で誰かがバスを止めた。

歩いて3分くらい距離が離れる程度の場所なので
そこで降りることにしたワタクシ。

もちろん近所なのであるが、普段あまり来ない場所であり、
面白いお店がいろいろあったのである。

その中で、担々麺の文字を見つけ、突然食欲がそそられたワタクシ。
看板を眺めていると、中からパンチパーマのおばちゃん参上。

「持ち帰りかい?食ってくのかい??」(注:勝手な意訳)時と聞かれ、

これも何かの縁であろうと勝手に思い込むことにし、入店。
初めて入るローカルの店に一人で入ることはあまりしないワタクシ。
若干店の雰囲気に戸惑いながら、指差しでオーダー。

広東語がつたないのに、文字をバッチリ理解し、
「サイドディッシュはこれ、飲み物はこれ」と指示をするワタクシを
若干不思議な目で見つめるパンチパーマのおばちゃんは
無愛想ながら面倒見のいい感じである。

そして出された担々麺の夕飯セットがこちら。
全部でHK$50(650円くらい)。
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シンプルな見栄えだが、コクのあるピーナツペーストのしっかりきいた、
とても美味しい担々麺と、おまけ程度に思っていたのに、これがまたしっかり
美味しい水餃子のセット…。

家からも歩いて3分くらいなので、
しばらく通う日々が続きそうな予感である…。

たまには帰る道を変えてみるのも
面白い発見があるものだなぁと思った次第である。

 

 

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