香港は狭い。
故に、レストランなどに行っても個人のスペースは非常に狭い。
特にオフィス街のランチなど、かきいれどきともなると、
とにかく人を押し込めるだけ押し込んで、
回転を良くして稼げるだけ稼ごう…
…と感じるワタクシ。
そんなワタクシは基本的にお弁当である。
外食がそれほど好きではない上、
昼休みの混雑も、個人スペースの狭さも、
相席になるのも嫌だからである。
・・・が、
月曜日、たまたま仕事の関係で来ていた香港人の友人Kと
ランチの時間が合ったので、一緒にランチをすることになったのである。
通されたのは、4人がけのボックスシートで、
もちろん知らないカップルと相席。
見えない空気みたいに扱うのかと思いきや、
狭い空間をシェアするのはお互い様だから、
ま、平和にやりましょう的な感じがして、思いかけず、
香港人の平和な側面を見て、微笑ましかった。
他にも、同じテーブルにいるけど、皆が皆、携帯をいじり
一言も話さないので、皆他人同士でシェアしてるのかな…
と思いきや、いきなり話し出し、全員友達同士だという事も…汗。
そんな人たちを尻目に、ワタクシと友人Kは英語で会話。
ものの45分くらいのランチではあったが、とても有意義な会話が出来、
満足して仕事に返るのであった。
たまにはランチに友人と外で会うのも良いかも知れないと思った次第である。