小さいころ、待つのが苦手だった。
たとえば手紙を送ったら、送った瞬間に届いてくれないとソワソワする。
通信販売で買った商品が2週間後に届くのなんて数ヶ月くらいに感じる。
数ヶ月の夏休みや種から発芽を待つなど、
永遠に待ってもこなさそうに思ったものである。
大人になった今もそういう感覚が、ある種あるかもしれないが、
時間の流れは恐ろしく速い。
濁流に飲み込まれたのではないかというくらい速い。
毎日ブログを書いているワタクシであるが、数日前のポストが、
すでに数週間、数ヶ月前に感じることすらある。
…が、
それでも、やはり何か気にしてしまうことや、
気にかけてることや心配事があると、
リアルタイムに気を配ってしまうので、
その経過が恐ろしく遅く気が気でなくなってしまう。
もちろん、それに固執してしまう癖は、
なかなか簡単に変わらない。
しかし今は、他にも気を配らなければいけないことが少なからず多いので、
ある意味「ま、じたばたしても変わらないし、成るようになるさ…」
で、
放置しておく
というスキルを身につけたように思う。
ところが、ワタクシ一人だけの問題ではない場合、
放置しておく…訳にも行かず、せかされたり、ペースを乱され、
焦ったり、途方にくれることもシバシバある。三十路を過ぎてもある。
同時に色んな選択肢を突きつけられると、どれが正解なのか、
どれがジョーカーなのか、、さっぱりわからないワタクシは、
結構長い間、そういうものから目を背けていたのだなぁ…と痛感する。
もう少し、人間力を高めなければいけないなぁ…と、
思う次第である、、、