Nの苦行・荒行 香港生活

30代の視線で香港での苦行荒行を綴って参ります。

香港の医療事情

不覚にも風邪をひいてしまったワタクシ。

 

鼻の方にトラブルが生じ、
咳が止まらない次第である。

が、

香港で風邪をひいても薬を飲みたくないワタクシ・・・
・・・結果中々治らず、長引く事になるのである。


しかし、これには訳がある。


香港の薬事法は日本のそれと異なっており、
若干強めに作る事が可能である・・・気がする。


病院へ行っても色とりどりのカラフルな大きな錠剤を
6~7種類処方されるのである。


・・・一体、何の薬なんだろう・・・。


香港には、政府が行っているような
健康国民保険のようなものはないので、
医療費は全額自己負担となる。

また、医療費も医者が自由に勝手に決められるので、
ただの風邪でも2500円くらいから3万円など、
カナリ強気の設定をする事ができる。


日本から来た駐在員の方などは、
海外旅行保険などに会社が加入させたりしており、
治療費は大体保険でカバーされるので、
気にされる方も少ない様子であるが、
日本語が通じる・・・とか、外国人慣れしている医者・・・
などへ掛かる傾向があり、キャッシュレス決済などが
行われているので、気づかない傾向もあるが、


・・・風邪の診断で5万円


などという強気の設定をする医者も存在している。


その様な医者に保険が使われ、
保険会社大赤字。

そのため、今や海外旅行保険の年間料金も15万から30万円など
年々値上げの傾向にある。


・・・なので、医者もサービスを良くしなければ儲からないと思っているのか、
よいサービス⇒薬をいろんな種類処方して治してくれる
悪いサービス⇒薬をチョットしかくれない

・・・などという方程式が成り立ってしまっていないかと思ったりする次第である。


今回もただ、鼻の炎症だか鼻炎だか・・・そういうのを抑えて頂ければ
良いと、再三説明をしたのであるが、

8種類も処方された次第である・・・。


そんなものをいっぺんに投与したら・・・
・・・眠気が・・・

夜9時に眠りにつき、翌朝5時半まで・・・
・・・永遠の眠りにつくかと思った次第である。

症状は軽くなっているのであるが、
やはり、よっぽどの事が無い限り、
あまり薬は飲みたくないなと思ってしまう次第である・・・。

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