日本人と英語
英語のコンテンツの商品を取り扱っている会社で働いているワタクシ。
日本でも販売をされており、日本語に翻訳されているものもあるのだが、あえて、英語版を選び、選んでくるお客様がいらっしゃる。
・・・が、
あえて、英語版を選んでいるのに、
英語アレルギーな人は大勢いる。
例えば、
「これを停止したいのですが、指示に従って
リンクを押したけど、英語のメッセージが出て停止できません。」
と聞かれたりする。
・・・ので、
因みになんて書いてあるか聞くと
(英語で)「停止しましたって書いてます」と言われたりする。
よく読んで頂きたい・・・。
しかも、特に年齢層が上がると良く起こることなのであるが、
指示語がやたら増える人
「あのぉ~ほら、アレ。アレが・・・アレアレ・・・」
・・・歌舞伎役者かっ!
アレアレ言ってねーで予め言う事を考えてから連絡してきやがってください…
などと、心で呟いて
話を聞いたりするのだが、
自分の状況を上手く説明できなくなると、
ドンドン機嫌が悪くなっていく人も・・・。
指示語だけじゃなく抽象的な人も・・・
「この商品てどんな内容なの?」
・・・どの部分についてだろう・・・
「何が出来るの?」
・・・何をしたいのだろう・・・
挙句の果てには
「何もしてないのに勝手に申し込まれてるんだけど」
などという人も。。。
それには、さすがに
「カードの不正利用の可能性がございますので、警察にお問い合わせ下さい」
と言ってしまったワタクシ。
話はそれたが、日本人で、英語で問い合わせをしてくる人も結構いる。
凄まじい文法と表現から外国人スタッフは思いっきり困惑しているのだが、
同じ国の人の癖から、何が言いたいか理解が出来るワタクシ。
一度、
I am always indebted.
(いつも恩があります)
などという書き出しがあり、首をかしげる香港人スタッフの脇で、
恐らく「いつも御世話になってます」と言いたいのだろうなぁ・・・と。
また、別の外国人スタッフからは
「この人、別に悪い事してるわけじゃないのに、
1つのメール文章の中で何度も謝ってる」
とも…
変だなぁとは思いつつも、
たった1行で済みそうな内容を挨拶と結びで
2~3行使い、チョット長めに見える感じのメールを
書いてくる日本人・・・。
一方、他の国の顧客は宛名も挨拶も結びも省略し、チャットの様にメールを書いてきて、
1行だけで送信・・・などそれはそれで腹立たしい・・・。
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やはり言葉以上に文化の背景による表現の差というのは、
大きいのであろうと感じた次第である。。。