香港での引越しとトラブル~家具屋~
引越しに伴い、新しい家具を購入したワタクシ。
中でも、某外資系家具屋IK○Aで購入したキャビネットは、
カスタムメイドで、棚の数や、ラックの高さを決められて、
素材もパーツも色々自由に組み合わせられるのだが、
その分オーダーするのがとても面倒くさい。
・・・とはいえ、大人ギャルYに全て手配してもらったので、
ワタクシは何もしていないのだが・・・
図面を書き、パーツの番号なども書き、
店側もカナリ手配しやすい状態で発注を出来たと思う・・・
・・・が、
いざ、運ばれてきたそのキャビネットを組み立てる際になり、
何かの機械で壁の厚みを測り始めた配送員。
「ここの壁はドリルで開けられないので組み立ては出来ません」
と言い放った。
組み立てを依頼をしたのは、そもそもドリルで壁に穴を
開ける必要のないただの棚である。
しかも、大家に穴は開けないように言われているので、
穴を開ける気など、毛頭なかったのである。
しかし、「カンパニーポリシーで、セーフティー上の理由から
ドリルなしじゃ組み立ては出来ない」とのことで、
「安全かそうでないかは、自己責任でいいから組み立てて」
と依頼をするも「できません」の一点張り。
なのだが、
「どうしても欲しいなら、材料を置いていく事はできる。
でも、自分で組み立てをしてもらう必要がある」
と言われる始末。
・・・セーフティーの理由はどこへ行った・・・
結局、話がつかなくて、会社側に連絡を入れられ、代わってもらったのだが、
同じ事を繰り返して言うだけ…。
返品・返金にするか、自分で組み立てるかどちらかにしろ
と言われ、ブッチギレたワタクシ。
「そもそも安全性の問題があるから出来ないって人が、
なんで、客が自分でやるならOKになるのか意味不明」
「買ったときに説明すべきだ」
「返品・返金云々じゃなくて、じゃ、買いに行って、
デリバリー待ってた期間の時間の賠償はどうするのか」
などなど、ブッチギレている最中、
隣りで、ワタクシのパートナーがなにやら広東語で業者と会話。
結局ワタクシのほうはHK$300(約4,200円)お詫びを受け取る形となり、
品物は置いていってもらう事に。大人ギャルYの知り合いの業者が
どうにかしてくれるかもしれないとの事で。
電話が終わり、報告をすると、
「会社に内緒で、会社の業務とは別に個人としてならやってもいいって言ってるよ」
・・・と、パートナー。
一体、いくら握らせたのだろう・・・と思ったが、
二人で1,000ドル(約1万4千円)でやってやるとの事。
・・・ここが香港のおかしなところ。
金を握らせれば何とかなる。
・・・しかし、もはや窮地に立たされたワタクシ。
今から始まるこの支払い地獄を目の前に、何のためらいもなく、
承諾してしまい、家具は、あれよあれよと言う間に組み立てられた。
・・・こんな組み立て、素人には・・・まして1人では出来るわけがない・・・。
とりあえずは、家具が出来上がりホッと一安心したのだが、、、
・・・この街で安心してサービスが受けられる日は来ないのだろうか・・・