所得税のデジタル化
香港人は効率化命である。
無駄な作業はどんどん省き、チャッチャと仕事を終わらせることが、
一番のプライオリティーである。
…概して、結構省いてはいけないものまで省かれていることは内緒である。
とある契約に際して、「納税の証明書を提出してください」と言われたワタクシ。
そんな書類をいつまでも保存しておくほど几帳面ではなく、
また、用が済んだものは捨てなければ部屋は片付かないと信じている。
当然、そんなものは取っているわけがなく、
提出が出来ない可能性ラージ。
早速相談すると
「eTAXに申し込めばこれまでの履歴ちゃんとわかるから!」
と言われたのである。
そこで、サイトにアクセスし、アカウントを作ろうと思ったところ、
所得税の書類に書かれているコードがないと開設できないとのこと。
また、そのコードを取得しようと思ったら、サイトから書類をダウンロードし、
郵送し、返信が来るのを待つ必要があるのだとか。その間おそらく2週間。
…次回こそはeTAXのアカウントを開き、ウェブ上で納税の手続きができるよう、
進めてやると思った次第である…。
…しかし、VISAの更新が出来ていることは納税していることの証拠だ!
などと、言ってみたワタクシであるが、
VISAの更新は2年前で、更新は来月である。
…どちらにしても直近の納税の証明にはならなかった次第である…。