香港人から受けた日本語の質問 3
こちら、Nさんです
と、日本語教師から生徒の皆さんに紹介をして頂いたワタクシ。
「こちら」というのは、
自分が第三者の人間を紹介する際に用いる言葉である
…と、教わっていたらしく、
「でも先生、『こちら、Nです』っていう場面ないですか?」
と聞かれ、困ったワタクシ。
時に電話会議や、トランシーバーなど、
「こちら、Nです」と自ら名乗り挙げる機会がなくはない…。
「英語で言えば『I』だし、広東語で言えば『我』という意味?」
と聞かれると、
突然、目の前にいる人に「こちらNです」などと自らいうこともなく…
…困った。
また、
「あの」と「その」の差がよくわからないと。
例えば「その事件」「あの事件」
Whhhhy Japanese people?!どうやって使い分けるんだよー!!
…などと聞かれても…。
一瞬どちらも同じ意味で言い換え・置き換え可能と言いかけたのだが、
果たしてどうしたものか…。
・携帯の電源がなくなりそう
・携帯に電池を入れる(意図していたことは、電源を入れる)
・携帯の電源が切れそう
・携帯のバッテリーが消えた(意図していたことは、なくなった)
…あ''ー!!ちょっとずつなんか間違えてるぞ!!
もちろん、これらの質問には先生がしっかり答えていくのであるが、
語学って…果てしない…。