日本で交通事故が起きると、大抵の場合、
後ろから来る車の邪魔にならないように、
端に寄せるなどの応急処置が行われる。
が、
香港では、「現場保存」の目的から…なのか、
例えば3斜線ある道路の真ん中で事故が起きようものなら、
真ん中を陣取ったまま、また、2斜線またぐ場合については、
2斜線せき止めた状態となる。
そして、日本の場合、車線変更が必要の場合、
1台ずつ譲り合って入れる…というのが常識である。
・・・が、
香港の場合、
「何が何でも入れてなるものか」
という強い意志を示すべく、
車間距離をこのくらいにして、斜線変更という名の
進入をなるたけ防ごうとする人が大半である。
↑このせいで衝突事故になるのだが・・・
しかし、日本のように、しっかり余裕を持って
1台ずつ入れてあげようとなどすると、3台くらいとめどなく入ってくるので、
あくまで上の写真のような車間距離に皆していくものと思われる。
・・・そんなに大慌てして間合いをつめても、
無駄な事故、渋滞が増えるだけなのに…
香港の教習所はそういうことを教えないのだろうか…
・・・と、大陸人の友人Hにこぼしたところ
「大陸では、4斜線ある車道の一番端を走っていても、
必要だったら、直角に曲がって車線変更してくる」
と、言うのである…。
…車は自転車ではないので…
もう少し危険性を自覚し、ルールを守って頂きたい…