香港は基本的に一年中暖かい。
・・・っていうか、高温多湿で蒸し暑い。
故に、年がら年中、湿気と戦い、カビを防ぐため、
熱くても涼しくても、ほとんどのビルが一年中
クーラーをつけている。
そんな香港も10℃を切るような寒い日々もたまにある。
昨年は割かし暖冬だったし、今年もつい最近まで
割と暖かい冬だったので、安心をしていたのだが、
数日前から突然3℃くらいになった。
どうやらこの寒さも数十年ぶりの寒波らしい。
・・・が、
香港の建物の大半に暖房なるものは設置がされておらず、
バスもオフィスもショッピングモールも、
相変わらずクーラーがついている。
しかし、寒さに対して免疫が無いのは建物だけではない。
香港人たちの服装が、著しく大げさすぎる。
3℃にもなれば、そら寒い。
寒いのだけど、まるで登山でもするのか?!
と言うような防寒具に身を包んだ上、帽子を深々と被るとか、
フードを被ってギュウギュウに縛るとか・・・
・・・寒いのは分かるが、やりすぎである。
おまけに、月曜日は、寒さにより学校は休校になったらしい。。。
雪も降っていなければ公共機関も麻痺しておらず、
寒いって言っても5℃くらいだったかと思われるが・・・
また、会社で企画をされていたマラソン退会も中止になった。寒いから。
・・・絶対、箱根駅伝の方が寒い・・・。
確かに亜熱帯の香港で5℃を切る事は稀であるし、
一年に数日しか無いだろう・・・
・・・が、
別に自然災害のレベルの寒さではないのだが・・・
これが、香港人の季節の楽しみ方・・・なのかもしれない。