Nの苦行・荒行 香港生活

30代の視線で香港での苦行荒行を綴って参ります。

香港…だけど、タイ人のマッサージ

香港にあるマッサージショップで、中華系のものは

ほぼ大陸からの出稼ぎの方達が行っているものが多い。

看板に日本語で「マッサージ」などと書かれているものも多いが、
何となくと入ってみると、日本とはまったく関係なく、
かつ、店員さん同士が北京語で話していたりして、
尖閣諸島がhotな時など、色々気まずさから、
一緒に行った香港人が

こ…この人マレーシア人だから中国語分からない
*中華系のマレーシア人は中国語喋るが


っと、とっさにデマを言われて以来、
なんとなく大陸の方がやっているマッサージ店に
行きにくくなったワタクシ。


*行きにくくなったのは冗談である。
*大陸人の方がオモテナシを含め一生懸命やってくれる人多い。
*が、同行した香港人に心配されマレーシア人だと紹介されたのは実話である。
 

そんなワタクシも、普段運動をするため、
メンテナンスは必要であり、
さてどうしようという時に見つけたのが、
銅羅湾にあるタイ人が営んでいるマッサージ屋である。

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*日本語表記がフッサージなのは御愛嬌。

タイ人がやっているのだが…どちらかというと、
流派はタイの古式マッサージというよりは
中華アレンジを加えた様なマッサージであり、
台湾でよくあるマッサージに似ているなという印象。
フットマッサージ45分でHK$98からとお手軽で、
個人的には立地もサービスも値段も総合評価すると、
選択肢としてはありであると思われる。

*ただし、内装はそれほど綺麗ではないので、
休日にリラクゼーションを求めて、はるばる行く場所ではなく、
この辺に立ち寄った時に疲れてた時などにフラッと寄る場所である。綺麗好きな駐妻さん達にはおすすめしません。


見た感じスタッフは全員タイ人で、
簡単なカントン語と英語ともちろんタイ語で対応が可能。

香港の荒っぽいサービスに打ちのめされて、疲れた時に
たまにここに来ると、面倒見の良い優しい雰囲気の
タイ人のお姉さん?おばさん??達が、
マイペンライ笑顔で優しくオモテナシしてくれるのである。

といわけで60分でHK$140あたりのフットマッサージを選択。

まず、足湯。その際、肩、背中もしてほしいか聞かれるので、
お願いをすると足湯をしたまま10分前後、
結構みっちり首、肩、背中、腕を
揉みほぐされる。結構強めであるので痛かったら、
広東語、英語、タイ語で…あるいはいざとなれば日本語で「イタイ!」
と呟けば手加減を乞う事ができる。


その後、フットマッサージに移行。
足裏は、最初の擦る時には余裕なのだが、
数回目くらいから痛みの予兆がし、
最後にはツボに激痛が走り、
悲鳴を上げる直前に次の箇所へとタイミングよく移行する。

そして、脛を、色々な角度から手を変え、品を変え
リンパを流す様にマッサージ。痛みはなく、
気持ちよく事が進んでいくが、膝を立て、
脹脛のマッサージが始まった際、溜まった乳酸が悲鳴を上げた。

結局は痛みと快感の間を行き来しながらあっという間に1時間が経過。


途中、タイ語分らないふりをして店員同士の会話を聞いていたら、恋バナしてたり、
年末ということもあり、里帰りしたらこうするんだ〜などの、
世間話をしており、なかなか微笑ましかった。

*腹式呼吸で金の話やら、お得情報やら、ゴシップに明け暮れる
広東語の音とは色々違うものがある。

会計の際には担当してくれた方は奥へと下がっていき、
チップを渡しそびれてしまい少し後悔。

銅羅湾SOGOからも近いし、値段も安いので、
気軽に身構えず、フラッとマッサージに行きたい時はお勧めである。

 

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