香港のサービス
香港に住んでいて、
どうしても受け入れられないのが、
香港人のサービス精神である。
基本的に、そんなもの皆無である。
こっちが丁寧に依頼だの
オーダーだのしても基本的に
無反応。
返事があったとして、
「はぁ？」
くらいの対応で心が折れる。
慣れてくると、そんなものに一々構っていられないので、
仕事してくれれば基本的に文句は言わなくなる。
以前、家具屋でテレビのスタンドを購入したのだが、
その際、店員を呼ぶと、面倒くさそうに「呼ぶなよ」
くらいの反応をするのである。
また、配達に２週間もかかるというから、
アホかと思ったが、とりあえず我慢。
そして、二週間後、商品を受け取ると、
全く違う商品が配達されており、
ビビってインボイスと内容を照らし合わせると、
どうやら伝票を作る際、店員が商品番号を間違えた様子。
すぐにカスタマーサポートサービスへ連絡すると、
全てが録音された音声の再生のみで、
自分の希望の番号を押してくのだが、
何をしてもどうしても人とは話せない仕組みになっている。
で、やっとつながったと思えば…
…誰もとらない。
３０分掛け続け、粘ったが、誰も取らず、
レシートに記載されている店の番号にかけたら、
もちろん、誰も出ない。
デリバリーの部門にかけたら、
また、録音の音声で、
自分のお問い合わせ番号を入れた瞬間
「既に配達は完了されております」って言われて、
自動的に通話終了。。
どうなのこれ？
で、残された道は、ドライバーに電話をすること。
そしたらドライバー困り果て、
「同僚に電話する様に伝えるから」
と言ってくれて、かけ直しが来た。
が、
その担当員も
「それじゃあ店からあなたへ電話する様にいうから」
と言われ、電話を切ろうとするので、慌てて、その人の
名前と電話番号を聞いて、電話を切り、待つが…
３時間が経つが、かけ直しなどきやしない・・・。
ブチギレたい衝動に駆られ、
電話をかけるワタクシ。
すると、別の人がけだるそうに電話に出て、
担当者を求めるが
今日はもう帰った
と言われ、また、１から全て説明。
「じゃあショップに電話してみて」といわれ、
電話番号をもらったが、レシートに記載のある番号と
同じだったため、
「ここに１００回くらい電話したけど、誰も出なかった」
と言ったところ、渋々ながら、
別の電話番号を二つくれた。
つーか、それを先によこせ。
どうやら、それは社内通達用の電話番号らしく、
半信半疑で電話をしたところ、
２コールで出やがった。
そして、また担当者に１から伝えたところ
「確認して折り返す」と言われたので、
一度切ったら、また絶対に折り返しなんて
こないだろうし、新しい人に
また１から説明するのも嫌なので
「チョット待って、名前教えて」と、慌てて質問。
ってか、普通自分から名乗れよって言う…。
結局、ただ、返品の件を済ませるだけで８時間がかかり、
でも、結局本来、自分がオーダーしたものの品番が
分かるはずも無く、再度、店に行く必要があり、
はるばる海を渡り行きましたとも。
でも、また、正しいものを配達するのには、
また２週間かかると言われたので、
「それって、通常のお客さんが今日、
オーダーしたらかかる日数でしょ？
こっちは、今日、デリバリーが来るって聞いたから
外出もしないで家に待機していて、
本来なら今日中にもってこいと言いたいくらいなのに、
なんで通常のデリバリースケジュールを案内するのか？」
と、コンプレイン。
すると「だって、これ、見てください。この表。」
と、やはり通常のデリバリースケジュール的なものを見せられたので、
ブチギレたい衝動を笑顔で隠し、なるたけ優しい声で
「あの、分かってますか？コンプレインしてるんですけど。
普通、こういうことが起こった時、倉庫に確認の連絡入れて、
いつ出荷できるかとか、確認して最短を調べるものでしょ？」
とりあえず、厳しい事をいったけど、その人が
間違えたわけでも無いし、他人のミスをカバーさせて
申し訳ないなぁって気持ちも無くはなかったので、
やさしく、伝えました。
すると、ようやく、面倒くさそうに電話をし始めた。
つーか、言われなきゃそういう発想にいたらないってどーよ。。。
結局、倉庫に電話させて、新しいものは１週間で出せると、
我が物顔で言われた。
しかし、状況の説明もせず、ただ、
「この商品、いつだせる？」と
聞いているだけだったので、
とうとう怒りました。ワタクシ。
「あのさ、、、こっちは、週末配達できないって言われて、
平日に有給使って、半日で済むはずが、１日まるまる
デリバリーの件でつぶされて、ワザワザ来店しなおして、
いるのに、なんで状況の説明もしないで、しかも１週間て
何のためらいもなく言えるの？明日出すくらいのこと言って見ろ」
すると、改めて詳しい状況を説明し、デリバリーの確認。
そしたら、「３日後に出来る」とのこと。
その言葉を聴くために、誤送が発覚してから、
１０時間くらい費やしました。
本来なら、誤送発覚した次の電話、あるいは、
その電話を受けてからの折り返しの電話で、
30分から1時間以内には、聞けるべき答えかと思います。
が、これが、香港スタンダード。。。
お金を使う事がストレスになるって…
…この街くらいじゃないでしょうか…。
