Nの苦行・荒行 香港生活

30代の視線で香港での苦行荒行を綴って参ります。

香港サービス

香港でサービスを期待してはいけない。
「察して欲しい」などと望んではいけない。
「以心伝心」なんて言葉は、テレパシーなどの超能力
として翻訳される街である(心靈感應)


ワタクシの通うジムでは、契約によってはタオルを借りられるが、
言わなきゃ貸してもらえない。貸してというと、
パソコンの画面で契約を確認し貸してくれるが、
それならチェックインのときに
スタッフが確認すればいいだけ…とか思ってはならない。

  

夜8時にレストランを予約をした際、
8時10分になっても来なかったらキャンセルになるから」と強気に言われ、
7時50分にたどり着き、申し出るも、待たされ・・・待たされ・・・
待たされ続け、席に案内されたのが9時を過ぎても、
ワビのひとつも期待してはいけない…。

  

クリーニング屋で「○日の夜7時にピックアップに来て」
と言われ、行って見ると
「時間なくて、まだたたんでないの」

 

と言われたので、

 

「(時間ならあるから待てるし)大丈夫だよ」って答えたら、
見事に「大丈夫だよ」の部分だけを拾われ、
急いでくちゃくちゃに丸め、洗濯物を無造作に袋に詰め込み渡してきた。
家に帰って洗濯物を取り出すと…シワだらけである…。

 

夜7時と書かれていたから、7時10分に行ったのに、その有様。
なので、閉店時間を確認し、次回は夜8時ごろ以降と思った次第。

 

 

話は変わり、

香港のミニバスは種類によって
次で止まってー」とか「そこの角で止まってー」など
叫ぶ必要がある。

 

地元の人々は声を荒げる事に慣れているので問題がないが、
ワタクシ外国人。英語なんかで叫ぼうものなら、
皆が「お前、なに人だ?!」と言わんばかりにガン見してくる。

 

奥ゆかしいワタクシ、人前で叫ぶ事も、
ガン見されることもはばかれ、
その手のバスには通常乗らない。

 

先日、出かけた際、急いで帰らないとクリーニング屋が閉まると思い、
タクシーを捜していたところ、エアポートバスが先に来た。

 

バス停で待つワタクシをすっ飛ばし、
はるかに通り過ぎ停車した感受性の無さから、
嫌な予感はしていたのだが…急いでいたため乗り込んだ。

 

エアポートバスは通常のバスより4倍くらい高いので、
空港に行く目的の人しかまず乗らないだろうと思われるのか、
途中下車する人はほとんどいない。

 

が、5つ先のバス停へ行くために乗り込んだワタクシ。
チャント停車ボタンを押したにもかかわらず、
バス停で乗り込む人が大量にいるのに、出口開かず…。

 

意を決し、
Open the doooooooor!
と叫ぶ。

 

すると、面倒くさそうにドライバーが
鏡越しにワタクシを一瞥し、ドアが開く。

 

必要に迫られれば叫ぶ事もできるようになったらしい。

 

 

…そして、クリーニング屋に駆け寄ると、
まさかの閉店

 

「外出」的な張り紙がしてあり、電話番号が
書かれていたので、いつ帰ってくるのか
確認をしようと電話をしたところ

 

あ、今日は日曜日だから7時で閉めた」と言われる始末…。

 

 

まだまだ、この街でサービスを快適に受けるには、
コツをつかみきれていないワタクシ…。

 
サービスに期待をしないことを、
当たり前のことを当たり前と予期しないこと…

まだまだ、ワタクシの苦行・荒行は続く…。

 

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