Nの苦行・荒行 香港生活

30代の視線で香港での苦行荒行を綴って参ります。

無差別襲撃事件in元朗駅

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香港のデモが激しさを増している。

 

これまでもワタクシが出社をする際、バスのルートがデモが行われている場所を通過するので、その爪あとなども何度となく目の当たりにしてきた。

 

…が、しかし、何十万人も集まった見慣れた場所をテレビ越しで見ても、それはなんだかもう別の場所に見えるような錯覚がある。

 

先日ユンロンと言う場所で、白シャツ集団による無差別暴行事件が起こった。

ワタクシの友人もユンロンに住んでおり、ワタクシも何度か赴いたことがある。

 

…そんな場所が…血祭りの地獄絵図になっていたのである。

 

デモ隊と警察が繰り広げるバトルはある種、現実味がないというか、、、どこか遠くの街で行われている映像に見えたのに、見慣れたユンロンのそれは、画面越しでも非常にワタクシの心に爪あとを残すのであった。

 

その日、その場に居合わせた人達は、あわてて警察に電話をするも電話は自動的に切られ、誰にも繋がらない状態になり、警官2名が現場に到着したものの、状況をみるなり、いとも簡単に置き去りにするように誰も助けることなく、回れ右して撤収。24時間空いているはずの警察署も閉まっており門前払い…。

 

複数の人間が逃げそびれた人をたたきつけ、その中には老人や妊婦も…。

本事件はon.cc東網でも配信されている。デモ参加者、地元メディア記者、妊婦、老人などが無差別に襲撃を受けた様子が配信されている。
*閲覧の際はご注意ください。

https://www.youtube.com/watch?v=EdtKBq1cV2w

 

結局警察が来たのは全てが終わってから。

 

挙句の果て、凶器は見つからなかったと。また、白い服を着た人全員が暴徒ではなかろうし、全員のIDなんて多すぎてチェックしきれないと…。一方、6月10日には、湾仔で358人が呼び止められチェックされたのだが…と。

 

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更には事件当日、警察が凶器もってる白シャツたちと一緒にいるところをしっかり写真撮られているのだが…。

 

 

香港に住み、税金を払ってる側としては、この警察の機能しなささは…とても腹立たしい。

 

 

結局見せしめで6人くらい逮捕された様子であるが、恐らくそれは表向きですぐに釈放されるのだろうと思われる。

 

こんな集団がなんの政治的な意図もなく暴れるわけもなく…大陸に住む軍事評論家は、「人民解放軍は広東省で暴徒を想定した演習をおこなっており、必要に応じて香港へ軍隊を派遣できる」と発言している。

 

プロパガンダは中国の十八番である。っていうか、こんな明らかな小細工、プロパガンダにすらなっていない気がするのだが、。難癖をつけるのは中国の常套手段。

 

こんなことが今後、香港のいたるところで行われ…万が一自分がその場に居合わせたら…

 

…きっとワタクシは「なんか喧嘩かな?」くらいに思っている間に巻き込まれるんだろうなと思う。もし、仮に抵抗できて、相手を怪我させた場合、正当防衛…なんて認めてもらえるんだろうか。香港の警察や司法は。

親中派の人間は「デモ隊があまりにも暴徒を働いて酷いからユンロンの人達が立ち上がってデモ隊と戦った!」などと真顔で言うのだけれど、、明らかに苦しい言い訳…。それが本当だとしても、その理由なら暴力が許されるのか、許されるならデモ隊の暴徒にも文句は言えないし、そもそもそれらを止めるのは警察の仕事で、警察が機能してないってことになるんだが、。

 

香港が香港人だけで中国から民主を勝ち取れるわけはなく…国際的に訴えて行き、グローバルで中国を止めるか…あるいは、もう何の抵抗もむなしく、力で押さえつけられ、中国に飲み込まれていくか…ふたつに一つになってしまうのだろうなぁ…と思わずにいられない今日この頃である…。

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