Nの苦行・荒行 香港生活

30代の視線で香港での苦行荒行を綴って参ります。

白人恐怖症

f:id:bloggenic:20171204111359j:image

ワタクシは、

何を隠そう…

 

…外国人恐怖症…

 

…である。

 

*ここでワタクシのいう「外国人」というのは、
おもに「アジア人以外」を指す。

 

別にレイシストなわけでも、
人種差別主義者なわけでも、
海外が嫌いなわけでもない。

 

もはや香港で長く住み、他のアジア圏にも住み、
アジア人であれば、特に「外国人」なんて強く意識することも
「外見の面で」だけで言えば特にない。

 

…が、ワタクシは、アジアの外へ頻繁に出た経験もなければ、
白人と言うのはテレビの中で見るか、
話しかけられない距離で見かけるか程度で、
実際に話したことがある相手などと言うと、
未だ、英語の先生の方が多かったのではないかと思われる。

ゆえに、目の前にして直接語りかけられると、
咄嗟に英語力をチェックされている気になるというか
身構えてしまうのかもしれない。。。
あるいは未知の存在に対する若干の恐怖感。

 

とはいえ、ワタクシが香港でよくつるんでいるのは
カナダ国籍の香港系カナダ人E。
外見こそ全く持ってアジア人なのだが、
育ちはカナダで、カナダ英語を話すのである。

 

Eとは二人で飲んだりもするし、
特に問題なく会話もしているのだが、
そこへEの友人の白人のカナダ人が参加した途端、

ある種パニックなんだろうか…

 

…何を言ってるのかよくわからなくなる…。

 

英語で話しかけられて、よくわからず
「今、何て言ったの??」と英語でEに聞き直し、
全く同じことを同じ速さで言われ今度は理解できる矛盾…。

 

きっと白人のカナダ人からしたら、
ワタクシがその人を嫌っており、距離を作ろうとしていると
思われまいか凄く不安なのであるが…。


そんなワタクシであるのに、何を血迷ったか
縁あってイギリス系の会社の転職の面接を受けたることに…
面接官はイギリス人であったのだが、、、

目が…

目が…

目が青いよぉぉぉおお~~~

と、ビビりまくったうえに、ものすんごく凝視
(注:本当は普通に見ているだけだと思われる)してくるので、
顔は強張り、声は震え、上手く接することが出来なかったのである。

  

…が、

 

奇跡的に二次面接に呼んでいただけることになり、
ホッとしていたら、

二次面接は英語でプレゼン…。


胃腸、大腸、小腸あたりがキュッと雑巾絞りされる思いを
必至に払拭すべく、えぇ、日夜練習し続けましたとも。


自分の業務も(若干)そっちのけで練習し続け、
A4サイズ10枚のスクリプトを丸暗記。

それくらいやって、5段階の緊張度でやっとこさ
4レベルの緊張に落ちた程度である…。


ベラベラになった人たちはきっとこういうのを
乗り越えてきたんだなぁ…などと思うと
とても自分の努力なんざ大したことないなぁ…
…と改めて痛感したのである。

…もっと精進しなければ…と思った次第である。

にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へ
にほんブログ村