Nの苦行・荒行 香港生活

30代の視線で香港での苦行荒行を綴って参ります。

Fワードについての考察

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*Delay no moreが広東語のイケないスラングの音に似ており、香港人が見ると、チョット笑ってしまう言葉



ワタクシは全く疎いので日本のアイドルのことは
さっぱりわからないのだが、

 

某アイドルグループの総選挙で、
某アイドルが結婚宣言をしたら、
某アイドルグループの卒業生が、
Fワードの入った帽子で心境を示唆して

 

「Fワードは使っちゃいけない言葉」

 

とか


「下品すぎ。この言葉は控えるべき」

 

とか

 
やたらめったら、史上最悪の悪い言葉として取り扱ってる?
認識してる人たちが大勢いて、

かつ「そんな言葉を使うなんてありえない」

 

って書いてる人たちがいて…
ワタクシは非常に違和感を覚えている次第である。

 

第一に、その言葉がどういう威力を持つ言葉か、
そこまで理解してるひと、そんなに大勢いるのだろうか。

 

第二に、その言葉に対してアレルギー反応の様に
嫌悪感を表すわりに、それに匹敵するくらい酷いなんて
日本語でネット上にあふれかえっているんだけど、
それはスルーっすか?

 

っていう、。


そらね、日本語に該当する言葉がそれほどないだろうから、
直訳したら、下品で卑猥でしょうよ。

 

けど、その言葉が実際存在する文化圏にて、
その言葉が持つニュアンスというのは、
ネットで大騒ぎしている人達の意味合いとは異なると感じる。

 

 

 

 

「そんな言葉絶対言っちゃいけない言葉なんだから~!!」

みたいに言ってる人がいて、
うん、そうだね、親は子供にそうしつけるだろうね…
って思うけど、悪いが、実際その単語は聞かない日がないくらい
日常的に飛び交う言葉である。


…まぁ、それは広東語はそれくらい
下品な言葉がたくさんあるからでもあるだろうと思う。


なので、ものすごくカジュアルに、普通に、日常的に出てくる単語で、
ただの強調語としてすら用いられたりする…


現に、昔の上司はオーストラリア人だったが、
仕事中でも仲間内にはカジュアルに使ってましたね。
頻繁にではないけど、ウケを狙う程度に、和ませる程度にではあるが。

 

…とはいえ、公の場で、キチっとしなければいけない場で言い放つ人は、
ワタクシの周りにはまずいない。


(そんなワタクシも、例えば、アメリカでどうとか、
他の英語圏でどんなニュアンスで使っているのかは、定かではないのだが…)


そういう風に、実際、どんな場で、どんなニュアンスで使われている言葉か
知ったうえでFワードをディスるのであれば、別にかまわないのだが、
決めつけたかのように、決まりごとの様に、あるいは、ただ、
その元アイドルを批判したいがために
大騒ぎしてるだけの人が多い気がして、
非常に滑稽に思えた次第である。


…ちなみに、その方は芸能人なわけだし、
その人のキャラが元々そんなで、しかもSNSなり
その人のキャラを知ったうえで見ているファンなり
友達なりに向けたメッセージなら、
別にどーでもいいんじゃないかと思うワタクシは…

 

…もしかしたら、香港のスラングに
どっぷりつかりすぎているのかもしれない…
(香港の場合、Dから始まる言葉であるが)

…日本で日本語を話すときには、お上品にふるまわなくては…。汗。

 

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