Nの苦行・荒行 香港生活

30代の視線で香港での苦行荒行を綴って参ります。

香港人に秘密にしてること

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ワタクシには、香港人の友人で
仲良くなっても秘密にしていることがある…

 

…それは、

 

「次、いつ日本に行くか」

 

である。

 

 

こんなことを言おうものなら運び屋を頼まれることになる。
しかも、スペースも重量も値段もお構いなしなので、

 

「○○のシャンプーとリンス、2セット」
…業務用で1ボトル1リットル×4ボトル=4kg

 

とか

 

「○○の雑誌」
⇒雑誌についてる付録が欲しいらしい
⇒香港で買える

 

そして、どんな高いものを頼んだところで、
価格ドットコムで最安値を調べ、
適当な日にネットで為替を調べ、
香港ドルを払ってくるのであるが、、、

 

…ネットに掲載されてる為替レートで
両替できる店なんてほぼなく、、、
しかも、両替に行く手間だってかかるわけである。

そして、価格ドットコムで表示されている値段なんて、
一般的な価格じゃなくて最安値である。

 

人によっては、既に日本に行ってから頼んでくる輩もおり、
そうなると、自分が使おうと思っていた予算を削り
立て替えなければならないのである…

 

 …などなど、よくも人の都合を考えず
身勝手な依頼をしてくるものだと思う次第なのであるが、

 

 上には上がいた。。。

 

友人Yは先日日本へ帰ったのだが、
予定よりも長く滞在していたので

 

「あれ?まだ帰ってないのか…おかしいなぁ~・・・」

 

 

などと思っていたのだが、
どうやら、親が脳梗塞で倒れ、緊急入院となり、
急遽滞在を伸ばしたのだという。

 

入院の手続きやら、入院後の家の受け入れ態勢から…
色々テンテコマイになっていたのだというのだが…、
同僚から日本にいるなら買ってきてほしいものがあるんだけど…
と連絡があり…

 

「今、親がこういう状況で入院してるのでチョット難しいです」
⇒要するに状況を察して下らないパシリを依頼するなという意味であるが、

 

退院日は未定だといっているのに、
それから毎日「退院しましたか?」「よくなりましたか?」という
メールが届いたのだという。


これは、別に相手の親の状況を慮っての見舞いメールではなく、
「用事は済んで、私のお使い行ってくれた?」の催促である。

 

 

…そんな香港人が依頼してきたもの…

 

 

…チョコラBB…

 

 

香港に売ってるだろーが!!!
しかも、日本で買った方が安いって…
ほんの数百円だろうが…

と思うのであるが、、、

 

その数百円の安さにすら、
相手をこき使ってでも安く入手することに
命を掛けるのが香港人である。

 

…そんなことを学んで以来、むやみやたら、楽しそうに
「日本に帰る」などと口に出来なくなるのであった。



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