Nの苦行・荒行 香港生活

30代の視線で香港での苦行荒行を綴って参ります。

旧正月のジレンマ

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香港は明日から旧正月である。
旧正月と言えば、香港人にとっては一大イベントである。
独身であれば30代でも40代でもお年玉をもらう風習があるからである。

 

まぁ、普段から香港人は親戚同士仲良くしているなぁとは思うのであるが、
旧正月になると、必ず親戚を訪れ、取立ての言葉を口にするのである・・・

 

恭喜發財!

 

…と。

 

日本語には「あけましておめでとう」と訳されるが、
元々の文字の意味は、恭喜が「おめでとう」で、
發財は「儲かりますように」である。

新年に会うと、一言目にコレ。

なんとも風情がない、お金大好き香港人にピッタリの挨拶言葉であるが、
ワタクシには、この広東語版「あけましておめでとう」が

「さっさとお年玉頂戴!」

 

にしか聞こえないのである。

 

 

 

ちなみに「新年快楽」と言う言葉もあるのだけど、、

圧倒的に「恭喜發財」を聞く機会のほうが多いなと思う次第である。

 

 

20代も前半なら、「独身ですから~」と、お年玉をもらうのも別に大して抵抗が無きにしも非ずだったが、

今更、もらう気になど大してならないワタクシ…。

 

ちなみにワタクシの香港人の同僚Sに旧正月何をするのか聞いたところ

「親戚に会いに行くよー」と言われたので
「お年玉もらいに行くのが目的でしょ」と冗談で言ったら

「あたりまえじゃない、あはははは!」

と切り替えされた…みもふたもない・・・
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この時期はマンションのセキュリティなどにも渡す人が多い。

 

…けど、ワタクシからしたら、常日頃から管理費払ってるし、
セキュリティの方が年上なのに、
何でそっちこそくれないのだと思う次第である。汗。

…別にいらないけど。

ちなみにこのお年玉の相場は、大体20ドル(300円くらい)である。
もっと近い仲の親戚だったりすると金額も上がっていくのであるが、
20ドルくらいでしばらく愛想振りまいてもらえるなら…


…いや、逆に払わないことで
逆恨みされるなら渡しても良いかなと思う次第である…。

 

…ではでは皆様、良いお年を…。

 

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