Nの苦行・荒行 香港生活

30代の視線で香港での苦行荒行を綴って参ります。

女性専用車両について…

以前、一時帰国で日本へ戻った際、
確か、電車の女性専用車両について、
テレビで報道されていた事を思い出したワタクシ。

 

女性専用車両に反対する人たちに対して


ネットで
男性専用車両だって殆どの女性は反対しません

などと書き込んでいる人も見かけ、
考えてみたのだが、、、


・・・果たして本当にそうであろうか。


以前、あるアーティストのコンサートへ行った際、
ほとんどのお客さんが女性だったため、
もちろんトイレも女性用が、大渋滞していたのであるが、

「だってぇ~ほらぁ~仕方ないわよね…」

などと2~3人でヒソヒソ照れ笑いをしながら
男子トイレへ入っていくマダムを見かけた。

ただの移動手段となっている電車に乗る際に、
男女を別ける事を主張しながら、
混んでいるから仕方ないと男子トイレへ入っていくのはありって
おかしくないだろうか。

だって、男子トイレって、
極端な表現をすれば、男性が局部を出して排泄行為をしている場所に当たるわけで
そこに「見てませんからー」とか「女子トイレ混んでいるのでー」って
ズケズケ入っていくというのは、いかがな物かと…


香港では、スッピンの女性も、オンナである事を忘れた装いのおばさんも
うようよいるが、女子トイレが混んでいるからと言う理由で、
男子トイレへ入っていく人を見たことはない。

並ばない人もいるし、手を洗わない人もいるし、
凄まじい汚し方をする人たちもいるけれど、
男子トイレへ入る事はない。

道端で済ませる大陸人ですら、異性のトイレへは入らない気がする。


さらに日本でジムのビジターになった際、
男子更衣室へお掃除のおばさんが入っていくのを見たときに
恐れおののいた。


たしか、日本にいたときにはそういう光景は普通に見ていたはずなのだが、
香港で、異性の掃除の人が更衣室に入っていくと言うのは、
やはりありえない。

港女は強く、逞しく、仕事で上にも行くし、
オトコを下僕のように扱う人もいるが、
その辺の男性の権利は、しっかり尊重している気がする。



話は戻り、電車の件だが、
香港人は奥につめないので、出口付近が混み合い、すぐに満員になるが、
満員になれば、日本のように無理に押し込んでは入ろうとはせず、
次の電車を普通に待つ。

日本の電車は押し込んでぎゅうぎゅうにして
入り込むのが前提と言わんばかりの乗り方が常識となっている気がする。

・・・もう少し時間と心とコンフォートゾーンに
ゆとりを持ってもいいのでは…と思うワタクシなのであった。


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