Nの苦行・荒行 香港生活

30代の視線で香港での苦行荒行を綴って参ります。

「それが見えない」香港人

香港人の目は、日本人の目と異なる様子である。

街中で視界に、こちらに向かって歩いてくる人がおり、
隕石と隕石の衝突を計算するコンピューターのように

「この角度、スピードで行けば3秒後に衝突…」

などと警告が入るワタクシ…


ためしに、それを無視したらどうなるのだろうか…


と、たまに試してみたくなるのだが、
思いっきりぶつかられる上、


「きゃあああ!!!」


などと、本気で驚かれる。

相手は正面からぶつかり、ワタクシ、横からぶつかられているので、
本来止まるべきは相手だと思われるが。。。


一転してワタクシが悪者である。


エレベーターに乗っていても、
「いやいやいや、ここに人いますから!!」アピールをしなければ
ならないほど、ズイッと幅寄せを食らうことがある…

割かし広い二人だけの空間でも…である。


そのKYとも呼べる区間感覚のない振る舞いに憤慨をしてみるのだが、


・・・何てことない、、、本当に見えていないのである。


正面のことすらそんな調子なので、
後ろなんて気にするわけがなく、
凄く込んでいる道路でも、
やれ右へ左へ…フラッフラ歩く人だらけである。
そんな人が突然進路を変えぶつかって来て


「ヲウ」


などと口走るのであるが、
一言謝る気は毛頭ないらしい。。。


こんな土地の狭い、人口密度の狭い空間で生まれ育った人間ですら、
いまだに効率よく動く方法を知らないのは何故なのか…


…もはや探究心もわかないミステリーを超えた、謎というか疑問。


せめて壊れ物や荷物を運んでいるときにぶつかってくるのだけは
止めていただきたい…。

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