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Nの苦行・荒行 香港生活

30代の視線で香港での苦行荒行を綴って参ります。

我慢をするということ

毎日身体を鍛えている人が10kgのダンベルを振り回すことは、
それほど大変なことではない。

が、しかし、足元もおぼつかない幼い子供が、
10kgのダンベルで筋トレをするのは相当な負荷がかかる。


同じ負荷をかけられても感じ方など人それぞれである。

それは隣で大声で話す香港人がいても、
気になる人がいれば気にならない人がいることは
疑いようのない事実である。

どこまで我慢するのが我慢しすぎなのか、
明確な線引きはない上、人によっても評価の基準は
マチマチである。

…だからこそ、ややこしいのであるが。


友人Iは数少ない香港人の友人の一人である。
Iとはトレーニング友達、兼、飲み友達である。

昨年は1日2時間走っていたワタクシを見て
「それだと筋肉が減るから、斜度をきつめにした競歩のウォーキングの方がいい」
などとアドバイスをしてきたのである。


そんなIは空き時間を見つけてはなるたけジムに通う努力家であった。


2週間前にあった頃、以前は若干筋骨隆々のイメージだったIは
幾分細くなった印象であった。


聞くと、今は筋トレは控えめに、毎日走っているのだとか。


走るなといった張本人が何をしてるのかと思った次第であるが、
あまり気にしなかった。


数日後、飲みに誘ったところ、何だかノリが悪く、
変だなと思ったところ


「心臓がすごく痛くて、病院に行ったら、
悪くなっていると言われ、酒を控えて、
毎日ゆっくり走るよう促された」のだとか。

1歳しか違わないIが、
食べ物に気をつけ、パーソナルトレーナーをつけ、
空き時間で必死に自分一人で筋トレを続けたIが…
まさかそんなことになっていようとは。

あまりに急だった上、同じような志があった分、
「もしこれが自分だったら…」と考えると、
途端に悔しくなり涙が溢れてしまった次第である。

トレーニングの最中だって色々負担がかかっていただろうなぁ…とか、
そういうのしばらく我慢してたんだろうなぁ…とか、
いろいろな思いがよぎり、

とっさに

「香港は海も山も近くで綺麗なハイキングコースもたくさんあるし、
今度一緒に走りに行こう」

などと振ってみるワタクシ。

まだ、実際には会ってはおらず、
詳しい話はしていないので、詳細は分からないが、
回復を祈るばかりである…。


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